クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

本選会場では

2015-09-25 | 下の娘ごと

シルバーウイーク中は、ひたすらピアノの練習をしていた下の娘。

それもそのはず、連休明けに大学の推薦実技試験が待ち構えていたから。

たとえこの推薦試験で不合格となっても、一般受験はしないと決めているので、

一本勝負です。

先週土曜日に、もう何度目かの試演会がありました。

今回はそこそこの出来だったようです。

試演会後、そのまますぐにレッスンがありましたが、

本番直前となったこの時期、E先生ももう厳しいことはおっしゃらず、

むしろ褒めて気持ちを引き上げてくださいます。

そして、本番までひたすら調整に努めます。

連休中、コンクールの本選がありました。

実技試験のまさに直前で、場馴れの目的として最高の舞台です。

「本選、聴きに行くわ。」と言ってくださっていたE先生ですが、

本当にいらしてくださいました。

音大の先生が、優秀でもない、それどころか初心者レベルの娘のために

遠路わざわざ足を運んでくださる・・・

とんでもないことです。

普通、ありえないことです。

娘の出番の30分程前にはいらして、娘に笑顔で声を掛けてくださっていましたが、

もう演奏についてあれこれおっしゃることはなかったようです。

娘と私は着替えのために控室に入り、E先生は先にホールに入られました。

東京本選は数ヶ所で行われるのですが、

こちらの会場での本選に、なんと娘の同級生が4人も参加していました。

そしてこれがまた、なぜか仲の良い友達ばかりという偶然。

その中で、娘と特に出番が近い子が2人。

この2人とは受付時間が一緒だったので、受付で会った途端に3人でワイワイ。

母の方も、これまた3人とも理事をしている関係で良く知る仲。

控室で、子供は子供同士、母は母同士、ワチャワチャおしゃべりしていたのでした。

一番早い出番の娘は一足早く控室を出て、舞台袖に移り本番に備えましたが、

この友達とのお喋りが吉と出るか凶と出るか。

緊張がほぐれて良かったのか、集中力に影響が出てしまったのか。

続きはまた。



そういえば、この日の数日前に行われた理事会の時も、

帰りにこの3人でお茶をしたのでした。



もちろんその時にはすでに、本選が一緒の会場だということはわかってましたけど。



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