海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。日本ではあまり知られてない上海情報や上海の写真を毎日更新予定。

消逝的老街1996-2000 Panorama 69 場所不明

2017-06-20 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1996年撮影 場所不明

 

地方から出て来た農民工の家族が、廃材を利用して取り壊した跡の廃墟に家を建て住み着いていた。ここからは左右にビニールシートが二つ見えるが、それが彼らの棲家。

 

Nobles 135U 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

消逝的老街1996-2000 Panorama 68 方斜路付近

2017-06-17 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1996年撮影 放斜路付近

 

カメラを三脚に乗せて構えていると一人の老人が現れた。しばらく画面左側奥で佇み、ゆっくりと去って行った。もしかしたら昔自分が住んでいた場所なのかも知れず、何とも複雑な気持ちになった記憶がある。 

Noblex135U

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

消逝的老街1996-2000 Panorama 67 天灯街 書隠楼

2017-06-15 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1996年撮影 書隠楼の主人

 

天灯街にある書隠楼は、文物保護単位になっている清時代の重要建築物だ。私が撮影したのは1996年なので、まだ修復前の状態。スウェーデンのチームが修復したいと願い出たが、上海市政府はそれを断り政府主導で修復する事になった。後ろに見える門は昔はあと7つあったが、文革で破壊されたので1996年当時はこの門しか残っていなかった。文革からこの建築を守る為に通りの路を曲げてまで守ろうとしたと、当時聞いた。この写真を撮影後にプリントした写真を手に再訪し、写真集が出来た2007年にもう一度訪れたがすでに住人は居なかった。ところが、2014年頃に行きつけのBarから連絡があり、私の写真集を見たオーナーの身内が、写真が欲しいという事で一枚プレゼントした経緯がある。今は誰も入る事も出来ず、草が生え放題で荒れていると聞いている。

Noblex135U

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

消逝的老街1996-2000 Panorama 66

2017-06-13 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1996年撮影 ◯基街 ◯は土へんに敦

 

一区画廃墟になった路地裏でカメラを構えてじっと待つ事約十数分、時間を惜しまず待てばシャッターチャンスが必ず訪れるのが上海の路地裏。左の路地から三人の子供が近づいて来て、右の路地からは馬桶(簡易トイレ)を持った老婆が近づいてきた。シャッターを押して約2秒半後の露光が終わった瞬間に、3人の子供はレンズが回転するのを見て驚き逃げ去った。2秒半という長い一瞬のシャッターチャンス。一枚のみ撮って立ち去る。

Noblex135U

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

消逝的老街1996-2000 Panorama 65 登雲街

2017-06-11 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1996年撮影 登雲街

 扌へんに斥と赤い文字で書かれている家屋は取り壊すぞ、というお上からいただける印。これをいただくと、住民はその家から期限までに家を空けなければならない。もちろん保証金などをもらえるのだが、長く住み慣れた場所を離れるのは誰でも嫌なもの。後で知ったのだが、この付近の人達の移住先は今の上海ディズニーランドから近い場所に移った人が多いと聞いた。

上に政策あれば下に対策ありで、住民もあの手この手で保証金の額を上げる対策を取った人も多い。例えば住人の水増しなどがよくある手口。頑なに移住を拒否して抗議している現場も見た事があるが、結局は出て行かざるをえないのが大陸のルール。土地は国の物であり借地権として期限を区切って国民は借りているのだからあまり文句は言えない。

Noblex135U

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加