海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

春節明けの上海

2017-02-06 | 写真日記

タクシーの中から

 

フランス人経営のカフェバーもまだ休み 新華路で

 

新華路のショップ

 

春節が明けた2月4日に代理店へ打ち合わせに行ってきた。今年やらなければならない事を再確認し、春までの予定を組む。でも、その通りには事が運ばない事はわかっているが、計画性が欠如している大陸の人達には言い続けるしかないのだ。それと、こちらが言った事をメモする習慣が欠如しているので、伝えた事の2割は忘れてしまうと思っておいた方が良い。また、物事の理解度が低い人も多いので、実例をあげて話をしないと理解してない人が多いので注意が必要。まだ地方の工場は稼働しておらず12日から通常稼働するとの事なので、同じことをまた一週間後に言い再確認する事になる。

地方の工場にとっての春節明けは、労働者が会社に戻ってくるかどうかが心配の種。そう、この春節休みは転職の時期でもあり、少しでも良い条件の会社があれば労働者は転職するからだ。でも、最近は不景気なので、意外と転職組は例年より少ないと思う。私が住む新華路もまだ店を開けてない店舗が多く、まだ街は相当静か。いつもこれくらい人が少なく静かだと良いのだが、これも後数日までだろうね。

最近ブルーカラーで一番稼いでいるのは、マッサージ師とNC旋盤をコントロール出来る人達。やっぱり技術を持っている人は強いよね。私が住んでいる新華路のマッサージ屋も数が減ったのは、家賃の高騰とマッサージ師を確保出来ないからだ。

☆X-Pro2+XF35mm f1.4


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2 コメント

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言われてみると (HM)
2017-02-06 15:21:10
確かに、昔からの傾向なんです。入社研修や社会研修などメモはしません。また仕事手帳も学生手帳もありません。これが普通で習慣です。小学校低学年の遠足等の通知プリントもありません、先生は約2週間の間に、3回ぐらい繰り返し口頭で学生に伝える(集合時間場所等)。簡素自由柔軟のやり方。
へぇー (かいはら)
2017-02-06 15:39:23
HMさん
へぇー「簡素自由柔軟」ですかぁ。まぁ、それで良いなら別にかまいませんが、ビジネス上で同じことを相手に何度も言わせるのは、先進国のビジネススタイルでは最低の部類に入るでしょうね。
そんな事では中国は経済大国になっても、一流の国にはなれないでしょうね。

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