遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

蜜蜂と遠雷

2017年05月17日 11時52分54秒 | 読書

       蜜蜂と遠雷    恩田陸(著)2016年9月発行

   本書が直木賞受賞の前から読みたかったのですが、
   発行以来、人気も評価も高いまま、ついに本屋大賞も受賞して、、、
   ようやく、この連休中に読むことができました。

   評判通り、読み応え十分で、とても面白かったです。
   上下二段組みで500ページなので、
   いつも涅槃姿で読書する母にとってはチョッと重たいのですが。。。
   著者の作品を読むのは『夜のピクニック』以来になるのかなあ。

   日本で開催される国際ピアノコンクールを舞台に、
   コンクールに参加することになったメンバー達、彼らを支える人々
   彼らの師匠、そして審査員達、、、
   コンクールという、限られた空間で限られた時間、
   一次予選、二次予選、三次予選、本線へ経過する中で繰り広げられる
   選ばれし者たちの葛藤、生い立ち、そしてコンクールを経験することにより
   生じるそれぞれの気持ちの揺らぎや心の成長の過程が繊細に描かれている。

   複数いる主人公の中でも、
   子供時代から天才少女として舞台に立ち、母親の死を機に突如舞台を降りた
   「栄伝亜夜」にまつわる話が最も詳しく描かれていて、
   他に、優勝候補と目される「マサル・カルロス・レヴィ・アナトール」が
   コンクールが始まってから、実は、彼女の幼馴染だった事実が判明したり、
   コンクールの嵐の芽となる、異端児で不思議な天才「風間塵」の生き方と
   周りに与える衝撃の大きさや、
   一般の社会人、会社員として生活しながらピアノを諦めきれず応募した
   「高島明石」、、、などなど、個性豊かな演奏者揃い。

   個人的には台風の芽となった「風間塵」という人間が興味深かったが、
   著者が熱く語る、コンクールで演奏される課題曲の解釈に関しても、
   とても興味をそそられところがあり、時間があれば、
   もっとじっくり読んで見たかったなあ。

   因みに、現在、本書の図書館借り出し希望の順番待ちが1,100人以上、、、
   とりあえず、今回はこれで失礼。

      わがまま母

   
   

   
   
   
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