ナツメロっていいな~で今年も始めます。 テレビで“懐メロ”と銘うった歌番組を聴いていると、私的に
少し違和感がある。 歌われるそのナツメロが一世代新しくなっている。ネットでポリドールレコードのレーヴェルを
視て喜んだり懐かしんだりしている世代はナツメロの前に尚、OLDがつくのかな。 ここ数年はNHKの紅白も見ない。
なんか学芸会か新体操の発表会みたい。 進化した音響設備にバックアップされているだけのような気がする。
戦後まもなくだったが弟と二人で歌を聴きにいった。歌手は竹山逸郎と平野愛子の二人、地方公演であまり大きくない
劇場だったからかもしれないが、(泪の乾杯、熱き泪を)を歌った後~大好きな歌だと言って歌ったのが
(国境のバラライカ)だった。よく澄んだバリトンで楽団をおきざりにしてマイク無しで、さながらオペラ歌手のような
熱唱だった。 それでも劇場内にびんびん響く歌声に二人驚いた覚えがある。その弟も逝きその想い出だけを今も
大切にしている。 平野愛子がすこし小首をかしげて歌った甘い声も忘れ難い。
年の初めからじじいの呟き、笑わないで今年もよろしくお願いします。
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