Bread of Life

ディボーションタイムを助ける聖書講解

詩篇からのエールNO5 「あなたのむちとつえはわたしを慰めます」詩23:4

2017-05-14 19:43:45 | Weblog
人が失敗で躓くのは理解できます。でも成功したことが躓きを与えるとしたら何とも奇妙なことです。だれがそこから救ってくれるのでしょうか。
サウロは王に選ばれたとき荷物の陰に身を隠すほど臆病でした。やがて神の油注ぎを受けて敵に打ち勝ち、全国民から絶大な賞賛を受けるに至ります。サウロ王は弱さを見事に乗り越え成功者となりました。
ところがその直後アマレクとの戦闘で大勝利を治めたものの、滅ぼすように命じられた敵の資産が惜しくなり温存しようとします。指導者サムエルは神を恐れない不従順と義憤にかられ「従わないことは偶像礼拝の罪」と断罪します。
その結果、サウロの王権は他者に移されると予言しなくてはならなかったのです。やがてそれが現実となる日を迎えたことを聖書は記しています。その一部始終を眺めてきたダビデは、主が羊飼いの杖をもって引き止めてくださる役割が如何に自分に大切であるかに気づき、この歌を心に刻んだのです。
鞭は羊に忍び寄る獣を撃退する用具です。さらになぜ杖が必要なのでしょうか。羊は確かに弱い動物ですが、他面とてもわがままな性質があり美味しい草があると勝手に群れから離れてそこへ向かいます。それ故、羊飼いの杖が必要なのです。先が曲がった長い杖を差し出して羊を引き戻すためです。
聖霊なる主も同様で時には貴方の心のドアーをノックされて「道を逸れていませんか」と囁かれます。それは穏やかな語りかけなので無視しようとすれば簡単です。でもその瞬間、貴方はとても危険な状況に自分をおくのです。
人の目には大いに成功し有名になったのに、その後、道を踏み外してしまった例を、信仰の世界にもいくらでも目にしてきました。主はその人にも羊飼いとしての警告をさしのべられたはずです。しかしそれを無視し続けた結果、道を踏み外し滅びの谷に転げ落ちるに至ったのです。 
ダビデも成功した後大きな誘惑に足をすくわれました。でも預言者ナタンが羊飼いの杖として罪を指摘したときそれを受け入れ、正しい道に立ち返ったのです。彼はその経験を想起し深い感謝を込めてこの歌を記録させました。
貴方も主の鞭と杖の両方を喜びますか。受け入れますか。それを喜んで受け入れるなら貴方は道を外れて茨とアザミを刈り取るのを逸れることができるでしょう。
「主よ、貴方の鞭と杖を喜びます、私を守り導いてください、そうして下さる事を信じます。アーメン」ハバナイスデー!!

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