京都社会保障推進協議会ブログ

京都社保協のニュースや取り組み案内、タイムリーな情報・資料などを掲載していきます。

忙中閑話−「新型インフルエンザ」対策で必要なもの!

2009年05月08日 00時00分00秒 | 忙中閑話

 新型インフルエンザの世界的流行で、連日マスコミや厚労省、各自治体等から必要な情報がだされ、対策がうたれてきている。
 しかし、その中で「忘れていないか?」との疑問が投じられている。そのブログを紹介する。


(「BUNTENのヘタレ日記」より転載させていただきます)

 
メキシコでの豚インフルエンザ新型インフルエンザ)の検査可能数が、一日たった15検体しかないことが分かったようだ。それに、彼の地は御他聞に漏れず、貧富の差が大きく、貧困層が、医療機関にかかれない状況にあることが推測される。
 
貧富の差が大きく、既にかなりの数に上っていると思われる貧困層医療関にかかれないのは日本でも同じである。が、発熱外来などの医療費が免除されるという話は聞かない。生保を受けていなかったら、風邪のような症状で熱が出ても私はおそらく受診をためらうだろう。
 
ホームレスだったりする場合、加えて、パンデミック関係した情報がうまく伝わらない可能性もあるだろう。 
 しかも、
貧乏人には食糧の備蓄などする余裕はない。買い物は日々(少なくとも数日おきに)行わなければならない。もしキャリアになってしまっても、出歩かざるを得ないのだ。
 
日本との往来が頻繁な北米地域流行が始まってから一定の時間が経っていることを考えると、新型ウィルスが既に国内に侵入している可能性も無視できない。
 そういうわけで、国にあっては、緊急に
1.
保険証取り上げ政策を少なくとも一時的に停止すること。低所得者への医療費補助を行うこと。
2.
ホームレス者を把握の上緊急に保護を行うこと。
などを行うことをすすめる。
 
医療費抑制策によって、医療機関はギリギリ経営を強いられている。言い換えれば、感染爆発が起きて患者数が激増しても対応できないのではないかと思われる。医療機関の体制を短期間で整えるのは無理なので、爆発の危険要因を減らしておくことが肝心なのである。



 以上、転載内容であるが、政府・厚労省の医療貧困政策の問題点をついた的確なコメントと言える。

 史上空前ともいえる大企業優先の「ばらまき経済対策」のつけが、消費税大増税となれば、将来の不安は一層増大し、雇用と生活の不安定に加え、高すぎて払えない保険料、重くのしかかる自己負担などは「受診抑制」に直結する事態である。
 さらに「短期保険証」や「資格証明書」の発行、「無保険者」の増加など、医療機関にかかることすら困難な世帯が増加している中、このことの解決なくして、新型インフルエンザの予防と治療はないのではないか。

 新型インフルエンザに冷静に対処するとともに、「冷静」に日本の医療の現状を見つめることが求められている。


(以上)




 



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忙中閑話−PFI事業と三菱グループ

2009年04月08日 16時18分43秒 | 忙中閑話

 京都市立病院の事業計画は膨大な資料が特徴です。PFIという「手法」がもつ必然性ですが、うさんくさい内容もないとはいえない。
 「忙中閑話」にふさわしいかどうか?皆さんが判断してもらえれば。



 京都市立病院の改築・増築計画と18年間の長期運営事業計画をすすめる民間企業(SPC)の入札公募がすでに開始されている。
 入札説明会 平成21年2月17日
 施設見学会 平成21年4月15日、16日
 入札資格確認結果通知 平成21年4月13日
 入札執行 平成21年8月10日
すでに着々と進行している。そして必要な資料提供や問答集が作成されホームページでの公開がされている。
 問題は、これらの資料は、アドバイザリーとして契約した三菱総合研究所等(他、4社)が作成したものであるが、つい最近公表された「入札説明書追加資料集」の「備品等調達リスト
ここから)」をみて、これは??という記述に行き当たったのである。

 備品等調達リストには、備品の「参考品番」として「岡村製作所」「製品番号」「仕様」の欄がある。
 この岡村製作所こそ、三菱グループとの資本関係がある(三菱東京UFJがメインバンクであるだけでなく)、実は岡村製作所の大株主は筆頭株主が三菱商事、7位の保有が三菱東京UFJ銀行で、この2社で岡村製作所株の12.43%を占める(08年3月31日現在)。もちろんメイン銀行は三菱東京UFJ銀行だ。(資料
はここから

 京都市が行った過去5つのPFI事業のうち3事業に三菱系の企業が参加している。

 今回の市立病院事業がどうなるか。
 一市民としても注目するところである。

(以上)


 

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<忙中閑話>国立国語研究所「病院の言葉」委員会最終報告」

2009年03月14日 09時11分36秒 | 忙中閑話

 国立国語研究所 「病院の言葉」委員会が最終報告書を公表した。
 心配なのは医師不足の中で、→さらなる医師の過重労働→「地域医療の崩壊」の悪循環が現実に京都府内でも起こっている中で、さらには新臨床研修医制度(京都府は大幅な定員減)や看護師不足の中で、「病院の言葉」実現の可能性は??

 

 <具体例を紹介>

類型A 日常語で言い換える

1.イレウス  2.エビデンス  3.寛解  4.誤嚥  5.重篤 6.浸潤  7.生検  8.せん妄 9.耐性  10.予後  11.ADL 12.COPD  13.MRSA

類型B 明確に説明する

B−(1) 正しい意味を

14.インスリン  15.ウイルス  16.炎症  17.介護老人保健施設  18.潰瘍 19.グループホーム  20.膠原病  21.腫瘍  22.腫瘍マーカー  23.腎不全 24.ステロイド  25.対症療法  26.頓服  27.敗血症  28.メタボリックシンドローム

B−(2) もう一歩踏み込んで

29.悪性腫瘍 30.うっ血  31.うつ病  32.黄だん  33.化学療法  34.肝硬変 35.既往歴  36.抗体  37.ぜん息  38.尊厳死  39.治験 40.糖尿病  41.動脈硬化  42.熱中症  43.脳死  44.副作用 45.ポリープ

B−(3) 混同を避けて

46.合併症 47.ショック  48.貧血

類型C 重要で新しい概念の普及を図る

<信頼と安心の医療>

49.インフォームドコンセント 50.セカンドオピニオン 51.ガイドライン 52.クリニカルパス

<ふだんの生活を大事にする医療>

53.QOL 54.緩和ケア 55.プライマリーケア

<新しい医療機械>

56.MRI  57.PET





 以上、57単語について詳細な記載がされているので、ぜひ一度。

「最終報告書」は全文165ページなので、ホームページからの閲覧のほうが見やすくなっている。

「病院の言葉」を分かりやすくする提案のホームページは ここから


(以上)



 








 

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忙中閑話―『はよ死ね言うんかい!』 怒りの高齢者川柳

2008年10月27日 15時29分51秒 | 忙中閑話
 全国保険医団体連合会が、後期高齢者医療制度反対の運動に活用するため川柳を募集。秀作がホームページで公表されているので転載します。


 ○孝行は するなと国が 子に教え       三谷周三(和歌山)

 ○この命 松竹梅(まつたけうめ)か 終末期  風流人

 ○廃止して 変える医療の 風通し       小山太一

 ○尽くしても 最後は国から さようなら    遠藤薫(静岡)

 ○姥捨ての 入山料を 引き落し        田島貞雄

 ○死んでくれ お国の為にと 二度言われ    嶋田佐和子(香川)

 ○七十五 金と命の分岐点
 ○すぐそこよ 後期医療が エスコート    
 ○後が無い 金も無い方 ご自宅で       村上知行(福岡)

 ○皆保険 支えた高令 邪魔になり      
 ○無駄使い 頬っかむりして 老いいじめ    無歯顎

 ○年寄は 死んでください 国のため     
 ○借金に まみれて棄老の 国となる      吐露(福岡)

 ○枯れ木でも 管理費かかると 国がいい   
 ○姥捨ても 背負うくらいの 情けある     J,J マック(山梨)

 ○風前の 灯り見据えて 危寿祝う       松尾不精

 ○六文が 二阡円に 値上げさる(三途般頭組合) 白勢克彦(長野)

 ○楽しみを ひとつ我慢で 医療費へ
 ○病院が 消えて立派な 道路でき       名無し

 ○老人をいじめてタクシー乗り放題       宮本正浩


(以上)
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忙中閑話−国語世論調査

2008年09月20日 06時50分09秒 | 忙中閑話
 7月に文化庁から「平成19年度「国語に関する世論調査」の結果について」が公表された。毎年行っている調査結果である。
 京都の社会保障推進運動を担っている方には「無用?」かも知れないが、「忙中閑話」として、ごく一部分を紹介する。


外来語を知っているか。意味が分かるか。使ったことがあるか

<アーカイブ> 保存記録。個人や組織が作成した資料を,組織的に保存したもの。また,その施設。
<インターネット> 散在するネットワークを接続した世界規模のコンピューター・ネットワーク。
<アセスメント> 影響評価。事業が周囲に与える影響を査定し評価すること。
<イノベーション> 技術革新。経済や産業などの発展につながる,技術や仕組みの革新。
<インターンシップ> 就業体験。学生が企業などで仕事を体験しながら研修すること。
<エンパワーメント> 権限付与。本来持っている能力を引き出し,社会的な権限を与えること。
<オピニオンリーダー> 世論形成者。世論に影響力を持つ人。
<カウンセリング> 面接相談。特に,精神医学や臨床心理学の立場から相談を受け助言すること。
<キャッチアップ> 追い上げ。優位なものに対して,追い上げ,追い付くこと。
<グローバル> 地球規模。ものごとの規模が国家の枠組みを超え,地球全体に拡大している様子。
<ケア> 手当,介護。ほうっておくことができないものへの手当。
<ケーススタディ> 事例研究。問題の具体例を詳しく分析して,一般的な真実を導き出す研究方法。
<コラボレーション> 共同制作。異分野の者同士が,力を出し合って共同で作り上げること。
<コンソーシアム> 共同企業体。ある目的のために形成された,複数の企業や団体の集まり。
<スキーム> 計画。体系だった公的な計画。
<スタッフ> 職員,幹部。映画・演劇などの出演者以外の関係者。
<タスクフォース> 特別作業班。特定の課題を短期間で解決するために,特別に編成された集団。
<テーマ> 主題,題目。中心的な課題。
<ノウハウ> 技術情報,やり方。物事を行う上で必要な技術や知識。
<ノーマライゼーション> 障害のある人も,一般社会で普通に生活できるようにすること。
<フレームワーク> 枠組み。何かを行うときのおおもとになる基本的な枠組み。
<プロジェクト> 企画。事業や研究の計画。
<ポテンシャル> 潜在能力。潜在的に持っている可能性としての力。
<ボランティア> 奉仕者。公共福祉のために無償で社会事業などに参加する人。
<ミッション> 使命,任務。ある目的のため,派遣される団体。また,その果たすべき任務。
<モラルハザード> 倫理崩壊。倫理観や道徳的節度がなくなり,社会的な責任を果たさないこと。
<ライフライン> 生活線。生活に不可欠な水道・ガス・電気などの供給路。
<リコール> 解職請求,回収修理。公職にある者の解任の請求や,欠陥商品などを回収すること。
<リーダーシップ> 統率力,指導力。指導者としての素質や素養。
<リテラシー> 読み書き能力。情報を的確に読み解き,またそれを活用するために必要な能力。
<アイデンティティ> 独自性。自己認識。他者とは違う独自の性質。
<アナリスト> 分析家。ある専門分野の情勢を分析する人。特に経済・証券の分析家。
<インセンティブ> 意欲刺激。物事に取り組む意欲を,報酬によって引き出す働き。
<インフラ> 社会基盤。交通,通信,電力,水道など,社会や産業の基盤として整備される施設。
<ウェブサイト> インターネット上の情報ページ群。また,そのページ群のあるネット上の場所。
<エンフォースメント> 法執行。法律などを実際に守らせるようにすること。
<ガバナンス> 統治。組織が自らをうまく統治すること。
<キャンペーン> 宣伝活動。何らかの主張や宣伝のために,社会や大衆に訴える活動。
<グランドデザイン> 全体構想。全体を長期的,総合的に見渡した構想。
<グローバリゼーション> 地球規模化。ものごとの規模が国家の枠組みを超え,地球全体に広がること。
<コア> 中核。ものごとの中核となるもの。
<コスト> 経費。商品の生産などに必要な費用。
<コンセンサス> 合意。異なる立場の意見が一致すること。
<サマリー> 要約。議論や情報などの重要な部分だけを簡潔にまとめたもの。
<スケールメリット> 規模効果。規模を大きくすることで得られる効果。
<ストレス> 心身の負担。肉体的,精神的な緊張や圧迫。
<デリバリー> 配達。必要なものを必要とする人や場所などに届けること。
<トレーサビリティ> 履歴管理。生産流通の履歴を管理し追跡できる仕組み。
<バックオフィス> 事務管理部門。前面に出ることなく後方で事務や管理業務を行う部門。
<ヒアリング> 公聴会。政府などが,関係者から意見を聴取すること。外国語を聴き取ること。
<ボーダーレス> 無境界。境界が薄れて存在しない様子。また,そのようになること。
<ホームページ> ウェブ・ページの最初のページ。ウェブ・ページ自体を言うこともある。
<マネージメント> 経営管理。経営や運営について,組織だって管理すること。
<メセナ> 文化擁護活動。企業などが芸術,科学,文芸を庇護(ひご)し援助すること。
<モラトリアム> 猶予。猶予期間。猶予を与えること。
<ユニバーサルサービス> 全国一律サービス。全国どこにいても一律に受けられるサービス。
<リアルタイム> 即時。二つの事柄の間に,時間のずれがないこと。
<リサイクル> 再利用。廃品やエネルギー資源などの再利用や再生。
<ログイン> 接続開始。コンピューターシステムを使うための接続開始の手続。
<レクリエーション> 娯楽。気晴らし。余暇を利用した娯楽などで,心身の疲れをいやすこと。


どちらの意味だと思うか

(1)さわり
○「話しなどの要点のこと」
×「話などの最初の部分のこと」

(2)煮詰まる
○「(議論や意見が十分に出尽くして)結論の出る状態になること」
×「(議論が行き詰まってしまって)結論が出せない状態になること」

(3)憮(ぶ)然
○「失望してぼんやりとしている様子」
×「腹を立てている様子」

(4)檄(げき)を飛ばす
○「自分の主張や考えを,広く人々に知らせて同意を求めること」
×「元気のない者に刺激を与えて活気付けること」

(5)琴線に触れる
○「感動や共鳴を与えること」
×「怒りを買ってしまうこと」



 いかがでしたか?


(以上)




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忙中閑話−がんばれとしか言いようのない。関係職員の皆さん!

2008年07月19日 00時00分00秒 | 忙中閑話
 実質、3〜4ヶ月の準備期間で4月1日の制度スタートを迎えられ、殺到する問い合わせやシステム点検におわれ、そして又、政府・与党の「負担の軽減等の改善策」の準備に追われていることと思います。
 間違いなく、このブログに目を通す時間などないと思いますが、がんばって下さいとしか言いようがありません。

 現職公務員SEさんの本音の一文を紹介しますが、どうか、怒りを政府・与党と厚労省にぶつけていただき、一時も早く「後期高齢者医療制度の廃止」を目指すために、力を貸してください。






これはもう本当にダメかもしらんね(戦地に赴く前の遺言)

自分がblogというものをはじめたのは平成18年の6月初め。ほぼ2年になる。
奇しくも健康保険法等の一部を改正する法律(いわゆる医療制度改革法案)が成立した月であり、まさに後期高齢者医療制度の誕生から歩んできたblogといっても過言ではない。
節目というわけではないが、ここで一旦筆を置こうと思う。
再開するかどうかは分からない。
簡単に言えば、もうblogをやるどころでは無くなるということだ。
昨年も一時期更新を中断していた時期があるが、これからやってくる災厄はその比ではない。
はっきり言って正気の沙汰ではない。
例えて言うなら、竹ヤリで核ミサイルを落とせというようなものだ。
よく思い起こしていただきたい。
つい最近「竹ヤリは足りているか?」と聞かれなかっただろうか?
つい最近、忠誠心を試されるようなことはなかっただろうか?
そう、戦争はもう始まっているのだ。

多くの高齢者に窓口での申請行為や複雑な計算などの判断行為を強要するのが社会的に受け入れられるかどうか、
独居で代理手続きを行うものがいない高齢者が恩恵を受けられないなど新たな不公平を生むものではないか、
システムが安定稼動していない状態での大軌道修正がどれほどリスクがあるか。
高齢者にも分かりやすいシンプルな仕組みや制度からどんどん乖離していないか。
そもそも医療制度改革大綱の理念に反していないか。
下世話な言い方をすれば「この見直し案」で本当に票や政権が維持できるのか。

司令部はもはやそういった当たり前の判断すら出来ない状態だ。
頭の中にはもう市町村やベンダSEを巻き込んでのバンザイ突撃しかない。
 
自分は既に赤紙を握っている。
全国の広域連合職員、市町村後期高齢者医療担当課職員、そしてこの制度に携わるベンダSE。皆同じである。
もう皆、日の目を見ることはないかもしれない。
既にこの制度の準備で多くの職員やSEが心身を病んで廃人になっている。
だが、これから起こるデスマーチはその比ではない。
悲劇の歴史として後世に語り継がれることになるだろう。
たまたま、この制度に携わっただけなのに。
何でこんなことになったんだろうね。

恐らく兵士たちが平穏に過ごせるのは、来週1週間だけだ。
その間、SEをかき集められるだけかき集めて、道連れを増やすか、
司令部に反意の要望書や意見書を叩きつけ、クーデターを起こすか、
それとも全てあきらめて、たまった振替休日を消化し、普段会話もなかった家族とのんびり穏やかに過ごすか。
戦地に赴くまでの残り少ない時間、せめて悔いの無いように過ごしてほしい。

では、生きていたらまた会いましょう。(多分死ぬ前に民間に転職するけど)





「公務員叩きに物申す!−現職公務員の妄言」 より転載させていただきました。)




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忙中閑話−笑って死ねる病院

2008年07月12日 00時35分08秒 | 忙中閑話
 6月29日深夜のNNNドキュメント番組「笑って死ねる病院」の紹介です。
 深刻な医療問題をとりあげた番組ですが、医師やスタッフの明るさに救われます。
 ビデオで視聴できます。


 「笑って死ねる病院」(TV小僧)



 番組で紹介されている城北病院のホームページに、番組に関するコメントが掲載されていますので、あわせて紹介します。


 城北病院ホームページから



(以上)
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忙中閑話−大和物語156段

2008年07月05日 00時00分00秒 | 忙中閑話
大和物語156段−姥捨

 信濃の国に更級といふ所に、男住みけり。若きときに親死にければ、をばなむ親のごとくに、若くよりあひ添ひてあるに、この妻の心、いと心憂きこと多くて、この姑の老いかがまりてゐたるを常ににくみつつ、男にも、このをばの御心の、さがなくあしきことを言ひ聞かせければ、昔のごとくにもあらず、おろかなること多く、このをばのためになりゆきけり。このをば、いといたう老いて、二重にてゐたり。これをなほ、この嫁、所狭がりて、今まで死なぬことと思ひて、よからぬことを言ひつつ、「持ていまして、深き山に捨て給びてよ。」とのみ責められわびて、さしてむと思ひなりぬ。
 月のいと明かき夜、「媼ども、いざ給へ。寺に尊きわざすなる、見せ奉らむ。」と言ひければ、限りなく喜びて負はれにけり。高き山のふもとに住みければ、その山にはるばると入りて、高き山の峰の、下り来べくもあらぬに置きて逃げて来ぬ。「やや。」と言へど、いらへもせで逃げて、家に来て思ひをるに、言ひ腹立てける折は、腹立ちて、かくしつれど、年ごろ親のごと養ひつつあひ添ひにければ、いと悲しくおぼえけり。この山の上より、月もいと限りなく明かくて出でたるを眺めて、夜一夜寝られず、悲しくおぼえければ、かくよみたりける、

 わが心慰めかねつ更級や姨捨山に照る月を見て

とよみてなむ、また行きて迎へ持て来にける。それよりのちなむ、姨捨山といひける。 慰めがたしとは、これがよしになむありける。


(現代語訳)
 信濃の国に更級という所に、男が住んでいた。若いときに親が死んでしまったので、伯母が親のように、若いときからつき添って世話をしていたが、この男の妻の心は、たいそうつらいことが多くて、この姑が年をとって腰が曲がっているのをいつも憎んでは、男にも、この伯母のお心が、意地悪くろくでもないということを言い聞かせたので、昔のとおりでもなく、おろそかに扱うことが多くなっていった。この伯母は、たいそう年老いて、腰が折れ曲がっていた。このことをいっそう、この嫁は、窮屈で厄介がって、今まで死なずにいるとはと思って、よくない告げ口を言っては、「連れていらっしゃって、深い山奥に捨てておしまいになってください。」ともっぱら責めたてたので、せき立てられるのに閉口して、そうしてしまおうと思うようになった。 月がたいそう明るい夜、「おばあさんよ、さあいらっしゃい。寺でありがたい法会をするということですから、お見せ申し上げましょう。」と言ったので、このうえもなく喜んで背負われてしまった。高い山のふもとに住んでいたので、その山にはるばると入って入って行って、高い山の峰で、下りて来られそうもない所に置いて逃げて来てしまった。「これこれ。」と言うけれども、返事もしないで逃げて、家に来てあれこれ考えていると、告げ口をして腹を立てさせたときは、腹を立てて、このようにしたけれども、長い間母親のように養い続けて一緒に暮らしていたので、たいそう悲しく思われた。この山の頂上から、月もたいそうこのうえもなく明るく出ているのをもの思いにふけって見やり、一晩中寝られず、悲しく思われたので、このようによんだ。
  わが心・・・私の心を慰めることはできない。更級の姨捨山に照る月を見ていると。
とよんで、また行って迎えて連れ戻った。それからのち、この山を姨捨山といった。「慰めがたい」というのには、このようないわれがあるのであった。(出典Tell Me, Terumi! より)


(以上)



 
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忙中閑話−セーフティーネット・クライシス〜日本の社会保障が危ない

2008年05月31日 09時32分28秒 | 忙中閑話
 5月11日放映のNHKスペシャル「セーフティーネット・クライシス〜日本の社会保障が危ない」を、多くの方がご覧になったと思う。

 番組の内容は、不況・リストラの中で国民健康保険料が滞納、医療が受けられずになくなった方などを事実に即して取り上げたもの。視聴者からも説得力ある番組として多くの共感が寄せられた。

 ところが、20日の参議院総務委員会で、自民党大分県選出の磯崎議員が、番組内容に文句をつける質問を(延々と約16分間)行った。異常な質問内容である。



 まず、概略について「しんぶん赤旗」が報道しているので紹介する。


 「自民がNHK番組攻撃」と報道する「しんぶん赤旗」記事



問題の磯崎議員の発言を紹介する。参議院の議事録では、31日現在アップされていないので、インターネット審議中継からの文章起こしである事を了解願いたい。


以下、磯崎議員の発言部分(問題点のみ)

 「保険証の問題と患者の死亡との因果関係を、本当にNHKはきちんと検証した上で放送したのでしょうか。人の生死にかかわることを、十分な検証なくして放送したとすれば、多くの国民の皆さんに大変な誤解をあたえることになります。このような放送は、放送法に定める政治的公平性の観点からおおきな問題があると考えます。
 ところで、この番組の冒頭で国民健康保険に関して、二つの病院の事例が紹介をされています。ひとつは堺市の耳原総合病院です、もうひとつは倉敷市の水島協同病院です。率直にに申し上げてこの二つの病院はいすれも民主医療機関連合会に加盟しとる病院であり、日本共産党と深い関係がある病院であると地元では認識されている病院であると伺っております。あらかじめきちんと申し上げておきますが、日本共産党及び当該病院についてなんら偏見を持ち、他意を持つのではありません。この点は誤解の無い様にお願いをしたいと思います。
 しかしながら、国民健康保険に関する放送の冒頭、わずか15分間に二つの病院の事例を放送しているわけです。そのいずれの病院も特定の政党と関係が深い病院であとすれば何か政治的公平性に疑念をいだかざるを得ないのであります。放送総局長にお伺をいたしします。冒頭紹介された二つの病院のいずれの病院も特定の政党と関係の深い病院であることをご存知であったでしょうか。またそうであれば取材対象があまりにも偏っているという印象をもたれませんでしょうか。」



 自公政権が生み出した格差と貧困の増大にたいする告発の番組に、磯崎議員はよっぽど「頭にきた」としか思えない質問内容ではありませんか。


 直ちに当該病院関係者から、抗議の声が寄せられたのは当然である。


 民医連などの抗議を報道する「しんぶん赤旗」記事


 問題は、参議院総務委員会での扱いである。総務委員会理事会での協議内容を、おなじく総務委員会委員である日本共産党の山下議員(磯崎委員の発言に対しその場で反論をした)が、理事会の内容をホームページで紹介している。自民党委員のあいまいな意見以外は、各党とも問題発言とし、委員長も「番組制作に萎縮を与えるようなことは避けねばならない。自民党として、きょうの発言を真摯に受け止め、こういうことが二度と起こらないようにどうしたらいいか前向きに考えてほしい」との発言を行っている。


 総務委員会理事会での協議内容(山下議員HPより)



(以上)



 



 


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忙中閑話−日看協の4月14日「声明」

2008年05月27日 05時50分36秒 | 忙中閑話
 5月20日〜23日に開かれた日本看護協会の2008年度通常総会で、後期高齢者医療制度に対する反対の意思表示をすべきとの発言が相次いだ。


 総会内容を報道するCB情報ニュース



 さらに「久常会長は、『医療費が膨らみ、国民健康保険ではもうやっていけなくなり、後期高齢者医療制度ができた』と強調。現在進められている運用上の問題点などの改善に向けた動きを見守る考えを示した上で、「制度そのものへの反対声明を出すことには納得できない」と述べた。」と報道されている。

 総会では、後期高齢者医療制度に対する4月の看護協会「声明」を見直すべきとの意見や、大阪の代議員からは「反対表明をすべき」との緊急動議が出されたが緊急動議そのものがとりあげられなかった。

 問題の「声明」は「−健やかに老い、安らかに眠るために−」「基盤整備の第一歩」「後期高齢者終末期相談支援療養費等の新設は…全国の各地域における医師、 薬剤師等多職種との連携強化と、訪問看護機能の一層の充実を後押しするもの」と評価している。



 長寿医療制度(後期高齢者医療制度)に対する日本看護協会の声明



 全国の代議員から批判の声があがるのは当然である。

 元厚労省看護課長の協会会長がどう答弁するか注目されたが、「反対声明を出すことは納得できない」とは、高齢者の怒りや世論が届いていないのか。今後に課題を残した総会といえる。


(以上)

 




 
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忙中閑話−脳梗塞(こうそく)からの“再生” 〜免疫学者・多田富雄の闘い〜

2008年05月23日 00時00分00秒 | 忙中閑話
 2005年12月に放映されたNHKスペシャル「脳梗塞(こうそく)からの“再生”〜免疫学者・多田富雄の闘い〜」を見られた方もおられると思う。
 
 東京大学名誉教授/元・国際免疫学会連合会長。1959年千葉大学医学部卒業、千葉大学医学部教授、東京大学医学部教授、東京理科大学生命科学研究所長を歴任。71年、免疫応答を調整するサプレッサー(抑制)T細胞を発見。野口英世記念医学賞、エミール・フォン・ベーリング賞、朝日賞など多数受賞。84年文化功労者の経歴をもっておられる。

 その多田富雄さんが、後期高齢者医療制度についての発言をされているので紹介する。

 発言(メッセージ)は、民主党の「後期高齢者医療制度勉強会」で、済生会栗橋病院副院長の本田宏医師が「多田先生からのメッセージ」として代読した内容である。


5月7日へのメッセージ
 国政を担っている国会議員の皆様。
 こうして病床からメッセージを送ることをお許しください。
 今この国で起こっている恐ろしい現実を、ぜひ皆さんのお力で阻止していただきたいと、失礼を省みず書いています。
 この4月から施行された後期高齢者医療制度は、75歳以上の患者、65歳からの障害者の命を差別し、病気が治らない患者には、医療を制限し、早く死ねという、露骨な非人道的制度です。もしこれを座視すれば、この国のモラルは破壊され、いつかは国自身が崩壊するのではないかと、私は本気で憂いています。
 小泉改革で推し進められた強引な医療費削減政策は、まず無情なリハビリ制限を強行し、見る見るうちに患者の療養権、医師の医療権を踏みにじった、今度の後期高齢者医療制度を生み出しました。この制度は、日本の医療を破壊し、医師の心を萎縮させ、高齢者や患者の人権を踏みにじるばかりか、日本国憲法にも違反している疑いが濃厚だと私は思っています。
 世界に誇る国民皆保険まで崩壊させる危機を招いては、もはやこれを放置することはできません。私たち高齢者も戦います。どうかこの事態を国の危機と見て、この制度の撤廃までがんばってください。
              東京大学名誉教授     多田富雄


 NHK「脳梗塞(こうそく)からの“再生”〜免疫学者・多田富雄の闘い〜」の番組紹介記事

 多田富雄さんのメッセージの出典


(以上)


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忙中閑話−あらためての「後期高齢者医療制度」

2008年04月05日 00時11分36秒 | 忙中閑話
 後期高齢者医療制度の実施により、75歳以上の高齢者と国民の怒り・不安がさらに高まっています。

 その中で、保団連(全国保険医団体連合会)から、「後期高齢者医療制度、負担と給付はどうなるか 」の文章が出されていますので、紹介します。


 後期高齢者医療制度、負担と給付はどうなるか (保団連)


 少し古い資料ですが、ニッセイ基礎研究所REPORT(07年10月)で、後期高齢者医療制度についての解説文書を紹介します。
 ニッセイ基礎研社会研究部門阿部氏の文書ですが、「後期高齢者医療制度の創設によって、後期高齢者は、保険料負担者として財政構成に明確に組み込まれ、それが拡大していく可能性があること、後期高齢者診療報酬の設定次第では特に慢性期の保険給付水準に制限がかかる可能性があることに直面する。そのことは、本来ならば手厚い医療制度によって支えられる側となるはずの後期高齢者が、負担増に対して自らの「財力」をもって、また、給付減に対して自らの「体力」をもって、新制度を支えていく側に回らなければならないことを意味する。」と指摘しています。

 参考にしてください。


 医療費削減を担う高齢者の「財力」と「体力」― 後期高齢者医療制度は“その先”への布石―


(以上)
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忙中閑話―某政党の「疑問にお答えします」?

2008年03月23日 00時00分00秒 | 忙中閑話
 「忙中閑話」にふさわしくはないですが、4月直前の記事として最悪の内容なので紹介します。読者の皆さんが直接アクセスするのもいやなので、本文をそのまま掲載します。はたして意図的に隠している「問題点」はいくつあるでしょうか?
 ちなみに「某政党」は、大垣市議会で自民党提案の高齢者医療制度廃止を求める「意見書」に唯一反対した政党です。



お答えします(某政党新聞:2008年3月11日〜19日)

後期高齢者医療制度<1>

「なぜ導入するのか 高齢者に応じた医療サービス」

 今年(2008年)4月から75歳以上(65〜74歳の寝たきりの人なども含む)を対象に新たな後期高齢者医療制度がスタートします。新制度に対する疑問にお答えします。
 高齢者、特に75歳以上は、複数の病気にかかったり、治療が長期化する傾向があります。そこで高齢者の心身の特性や暮らしに配慮した医療サービスを提供するために、独立した制度が設けられます。
 高齢者の医療費を安定的に支えるため、新制度では、高齢者の方々の負担能力に応じて公平に保険料を負担(医療給付費の1割)します。原則として、居住地の都道府県が同じで同一の所得額であれば保険料は同額になります。

「仕組みはどうなる 75歳以上で独自の制度新設」

 75歳以上の人は、現在加入している国民健康保険(国保)や中小企業の会社員が加入する政府管掌健康保険(政管健保)などから新制度に移ります。74歳以下の人は、75歳の誕生日に移行します。
 新制度の運営は、全市区町村が参加する各都道府県の「広域連合」で行い、保険料もここが決めます。
 3月下旬までに、後期高齢者医療の被保険者証(保険証)が加入予定者に送付されます。
 窓口に提示するのは、この保険証1枚になります。4月からは現在の保険証は使えなくなります。
 治療を受けた場合に、医療機関に支払う窓口負担は、今まで通り1割です(現役並み所得者は3割)。


後期高齢者医療制度<2>

「保険料はどうなる 年金から天引き 都道府県単位で決定」

 保険料は、後期高齢者医療制度を運営するための重要な財源です。具体的な額は各都道府県単位で決まりますので居住地や本人の所得によって異なります。4月から保険料を徴収される方は、4月上旬には保険料の額が通知されます。
 現在の保険料は、世帯単位で計算していますが、新制度は個人単位で計算されます。加入者全員が等しく支払う均等割と、所得に応じて払う所得割を合計して保険料が決まります。所得割は、年間153万円以下の年金受給者には、かかりません。
 保険料の徴収は、年金額が年額18万円以上で、介護保険との保険料の合計が年金額の2分の1以下の方は、2カ月ごとに支払われる年金から天引き(特別徴収)されますが、それ以外の方は住んでいる市区町村に納めてもらうこと(普通徴収)になります。保険料は2年ごとに見直されます。
 なお、風水害、火災などの理由や、生活が困難な方は、市区町村の役所の窓口に申請することにより、保険料が免除または減額されることがあります。


後期高齢者医療制度<3>

「76歳夫と73歳妻では 夫婦で異なる制度に加入」

 例えば夫婦で国民健康保険(国保)に加入している場合、世帯主が夫婦2人分の保険料を支払っています。4月になると76歳の夫は後期高齢者医療制度に移行し、73歳の妻は国保に加入したままですので、夫と妻はそれぞれの被保険者(加入者)として、個別に保険料を支払うことになります。
 保険証は、夫には新たな後期高齢者医療の保険証が送られてきますが、妻は現在の国保の保険証を引き続き使います。
 2年後、妻が75歳の誕生日を迎えると、夫と同様に後期高齢者医療制度に移行し、新しい保険証が送られてきます。国保の保険証は使えなくなります。

「医療サービスはどうなる 主治医が継続的に診療」

 後期高齢者は糖尿病や高血圧など慢性疾患が多い上に治療が長期化しやすく、認知症の人もいます。そこで本人が住む地域の診療所の主治医が、継続して患者を見る制度を導入します。
 そうすれば、外来、在宅医療から入院紹介、退院後の療養などを含めて、継続的に診療してもらうことが可能になります。主治医は治療方針や検査予定などを患者に説明し、定期的に診療計画書を作成します。計画書には入院が必要になった時の病院名なども記入されます。
 なお、主治医以外の医師にかかっても構いませんし、主治医を変えることも自由です。自宅近辺に診療所がない場合は病院の医師が担当します。


後期高齢者医療制度<4>

「医療差別」は本当? 全くの誤解。診療制限なし」

 新制度導入で、(1)診療回数や、かけ持ち診療が制限される(2)病院から追い出される(3)高齢者への「医療差別」が起きる――などと一部の野党が喧伝していますが、そんなことはありません。
 若年世代と同じく、医療機関を自分で自由に選べますし、診療回数の制限もありません。入院中、退院後にリハビリ病院などでスムーズな療養が送れるように患者を支援することは「追い出し」ではありません。
 若い世代と治療法が違っているから「差別」というのも全くの誤解です。若い世代と同じように体に負担のかかる手術を選択せず、高齢者の特性や体力、生活の質などを考えた治療方針を選択するのは当然のことです。

「扶養家族の保険料負担は半年間、全額免除など軽減」

 現在、配偶者や子どもの被用者保険の扶養家族になり、毎月の保険料を支払っていない約200万人の後期高齢者は、4月から保険料を納める予定でした。
 しかし昨年(2007年)10月、後期高齢者の急激な負担増を緩和する与党合意を受け、予定された4月からの保険料を半年間(4月から9月)免除し、その後の半年間(10月から09年3月)は9割軽減することになりました。
 さらに、09年4月から1年間は均等割額の半額の負担になる予定ですが、それも含めて09年4月以降の保険料のあり方については、世代間の公平性や制度の持続可能性の確保などの観点から、与党で引き続き検討することになっています。




……(以上)


追伸

某政党のウェブTV「お答えします」(3月20日)では、さらに露骨に、

Q 2年ごとに保険料を見直すと、後期高齢者が増加して、保険料が高くならないか。
A 新制度では、患者が窓口で支払う負担額以外の医療費の財源を税金(約5割り)、現役世代からの支援(約4割)、後期高齢者の保険料(1割)でまかないます。将来にわたって、現役世代と高齢者の負担の公平を図るために2年ごとに見直し、現役世代の人口減少率の2分の1の割合で、後期高齢者の負担分を引き上げていくことになっています。つまり、公費の5割負担を据え置き、後期高齢者医療費の将来の増加分は現役世代と後期高齢者世代とで分かちあう仕組みです。

Q 新制度では、医療費の「定額払い」が拡大されるようだが。
A 新制度では、例えば「後期高齢者診療料」というものが導入されます。糖尿病など慢性疾患の患者の方が外来の際、1カ月に1回支払えば、治療や検査を何回受けても、再診料、処方箋料などの支払いのみで追加支払いは原則ありません。これが「定額払い」です。


(くどくなるのでこれで終了)





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忙中閑話−「アクセス数」

2008年02月23日 07時17分17秒 | 忙中閑話
 皆さんご存じないかも知れませんが、お隣の大阪社保協事務局長さんの個人ブログが評判です。
 ブログの18日付記事のなかで、大阪社保協ホームページがいつのまにか10万アクセスをこえていましたと載っています。ウイークデイで1日600〜700アクセス。一方、事務局長さんのブログは1日200〜400アクセスだそうです。なかなかの評判ですね。

 事務局長ブログはここから


 ちなみに、当京都社保協ブログは、1日平均??数。ここでお願い、京都社保協のブログは、社会保障推進に役立つ資料やニュースを届けています。関係者への紹介や、加盟団体のホームページ等のリンク先に必ず掲載してください。(以上)


 
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忙中閑話−「医療堕落論」

2008年02月02日 00時35分15秒 | 忙中閑話
 インターネット上で資料を探していると、様々なブログがアップされています。そのなかで「医学ブログランキング3位」(1月30日現在)の「勤務医 開業つれづれ日記」(医師のブログ)に、今、隠れた評判?を呼んでいる「医療堕落論」があります。「忙中閑話」として紹介します。

 医療堕落論


 蛇足ですが、「堕落論」(原文はここから)は、敗戦直後、「文壇の寵児」「無頼派」などと騒がれた坂口安吾の作品名です。ブログの文書は単なるパロディでなく、意見は違っても共感する部分がありますね。(山本隆)

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