「素顔のままのあなたでいてくれ！」

きゃりぱみゅ「人見知り」を告白　「アーティスト大集合苦手。爪のゴミ見てる…」

今の時代、あるがままの人間らしさが、一番大切ってことを、この記事を読んで、思いました。

てことは、みんな自分を向上させるために頑張っているんじゃないかな。もっと幸せになりたい、とかの目標に向かって。

そのために今ある自分と、将来のなりたい姿とを見比べるなかで、本音がポロリと出てしまう。

けれど、それって恥ずべき事でも何でも無い、と思う。

どうせ、人間やっていれば、鬼にもなるし、地獄も見るし。イヤでもそうなる事がある。過去を振り返れば、忘れたい、悔やみきれない思い出はいくらでも出てきて、今の私の足をつかまえようとする。

だったら、体を張って、正々堂々道の真ん中を歩いていく者が勝つ。そういう事になってる。こういう風に、一旦こうと決めたら、勇気を持ってどんどん物事を進めていく、というのは、なかなか難しいけど、そういう根比べを、若者は、男でも女でも誰でもしている。けれど、今時の女の子って強いよなアと、いろんな所で実感します。体張ってるっていうか、AVだけじゃなく。（ところで、AVの女の子も凄いなあ…。ああいうのは素人であるが故の強みだと思います。育ちの良さが、決して演出では無しに、随所にキラリと垣間見えたりするのが、もはやリアル・メディアを凌駕している。であると同時に、そこがAVの限界でもあって、つまり、女の子がかわいすぎる、素人らしさが売り物なのに、素人以上のかわいさだと、売り物にならないだろうが！いやむしろ、女優以上のかわいさというべきで、そういうものの映像を見てしまうと、『呑気にAV見てる場合じゃない！』サッサと机に向かって勉強だ、仕事だ！と叱咤する声が自分の内から聞こえてくるくらいにかわいい女の子たち。それに、片っ端から美少女を脱がしていくようなビジネス・モデルって悲しいよ。まるで有効な資源の無駄遣いしているみたいで。けれど、悲しいけれど、虚しくはない。それが私たち人間だもの。そういう風に創造されたことに対して、私たちは、創造主に言う事は無いけど、抵抗できる手段があるとするならば、なるべく見ないってことだろ。自分自身に不満はあっても、立派に生きて立派に死ぬ人はいるのだから）（言いたいこと上手に言えた！）

そうしていれば、その人の魅力って自然に輝き出すものだ。

そして、こういう物語が、現代を生きる私たちの誰もが望んでいる物語であると思いますし、前回の池田信夫blogの記事にも通じると思います。

だから私たちにとってのきゃりぱみゅはキレイでかわいいだけじゃ物足りなくて、たとえ今は辛くても、報われなくても、幸せになるために頑張ってる女の子でなくちゃならない。

それが人間らしいってことでもある。なぜなら、人間ってのは、自分の欠点は気がつかないので、いつの間にか失敗を犯したり、挫折したりする。そのうち、普通に生きていることの中にさえ、自分が貧しいのを自分の過去の因縁や欠点のせいだと考えて、恵まれないのを悔やんだりせず、希望を信じて前向きに生きようとする。そういう生き方が一番美しい生き方だということを私たちは今のこの時代を通して学んでいるのではないかなあ。