つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

業をつくれば果報を受ける

2012-02-26 | Weblog
♪顔や姿にゃ惚れないが男らしさにゃしびれちゃう・・・♪こんな歌があった。
見かけが不細工、鈍くさくとも男気のある人には惚れてしまう。人というのは
心の美しさが何より美しい。それはとても甘美で、誰でも惹かれてしまう、憧れである。
そんな優れた心の持ち主がなかなかいない。
目移りの好い衣で覆われた人は数多くあれ、
化生の人ばかりである。
見栄えある言葉で、ただ見かけを装うばかりのそんなこんなが氾濫していて、大勢であるけれども
孤独である。ただひとり、あなたも私もと取り残されて死と隣り合う。
淋しいと身体が震えて叫ぶのだが、化生の人には聞こえない。
今日もまた、重い命が軽く消えうせていく。化粧の言葉を聞きながら。
寂しく炎がひとたび強く燃え、尽きる。あそこでもここでも、常に憂える人の。
来世は幸せでありますようにと、無明にして願う。・・も、無明そのままにして、
悲しみは悲しいままで明け暮れる。だから、
楽の種を蒔いて死ね。男気と名付けられた楽種を。
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