つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

心意気

2012-03-12 | Weblog
雇用する側と雇用される側の、
そもそもの意気込みが情けない。
人を道具として扱えば、飼い犬にかまれるようなことになる。
そのようなことも知らずに、自分の利だけしか見えない雇用主、雇用者は、互いに
道具を粗末にして、使いっきりにしてしまうその結末を知らない。えげつなく
その身を欲で肥やしていっても、終には哀れという一言にたどり着く。
経営の素質もない者が、私欲に惑わされて経営者となる悲劇、雇用者は、
携わる仕事の主という心意気がないために、素質も見出せず、劣等による欲の横取りである。
互いを欲の道具としているために、互いに損なってしまう悲劇。今はそんな世である。
仕事というのは、真に身に与えられた素質に従うべきである。
ある使命をもって人は生まれてくるが、その使命を知るも知らぬも自由、業の自由に
支配される。地位と名誉と金を目当てに、愚者は素質を知ることがない。
そのために、いつの世も欲に絡まれて、損得にして損ばかり繰り返す。
まことにかわいそうな人である。
素質に準じ、真の幸福を得ることがないために、いつもいつの世も、
底辺をはいつくばって生きている。
素質を知り、準じて欲がなく、喜びによって仕事がなされていく。そうすれば、
自然に生かされていくこととなる。
金でもない、地位でもない、名誉でもない、心意気により素質を知り、
喜んで仕事となっていく。対価でなされる仕事は侮辱である。
意気込みよろしく、常に最高に対処して、仕事の喜びとなる。
心の益となる。
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