つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

語っていることのつづき・・・

2005-08-07 | Weblog
「是故空中、無色、無受想行識、無眼耳鼻舌身意、無色声香味触法。無眼界、乃至無意識界・・・」ゆえにくるくる回る円の動きが是である為に空の世界つまりあの世の世界は、経験したエネルギーのすべてがなくなることがなく、目で見たこと、耳で聞いたこと、鼻でかいだにおい、舌で感じた味も、肉体も、心もすべてがなくならない。エネルギーの仕組みが無くなることがないためである。と語っている。この世で経験したことがすべてそのままあの世となっていくとしている。生命はエネルギーであるために、滅せず現象のエネルギーとして存在していくと語っている。「無無明、亦無無明尽、乃至無老死、亦無老死尽」何も知らない為に起こすさまざまな悪い行い。愛する者になぜならなければならないのか、ということについて何も知らない。愛は何の為にあるのかという真実を知らない為におきる、あるいは起こすさまざまな苦しみの世界が地獄の世界である無明と言う世界である。その無明と言う地獄の世界が作られると、無くなることがなく、老いて死んで行く不安も無くならない。そしてこれらが尽きることがない。と語っている。
このような世界が作られると、絶対世界となる死後の世界は地獄となり、救われなくなってしまう。死んでからでは、変えられないのである。エネルギーの絶対性質である為どんな力でもおよばないのである。反応を示さない世界であるために、祈っても願っても、変えられないのである。「無苦集滅道、無智、亦無得、以無所得、・・・・」くるくる回る円の仕組みを理解していくことが知慧であり、苦しみを集めて滅していく方法が智慧によるものであり、なくなることのない仕組みであるため、この智慧を身につけていくと救われていき、悟りとなっていくと語っている。是という回る動きのしくみであるため、なくなることがなく、苦の集滅道がつくられていけば、なくなることがないため、救われていくとしている。その救われていく方法、道が八つの正しい行いによるものであると教えている。八正道である。この方法以外ないと教えている。自分が愛する者である、ということが理解できていれば簡単なことなのかもしれない。でも難しい、でも簡単で難しいことである。凡人には・・・。このつづきはまた、
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