浄土真宗 竹内山真證寺(chikudaisan sinsyou ji)

京都府亀岡市曽我部町にある真宗寺院、竹内山真證寺です。

魚川裕司氏の「だから仏教は面白い!」の読書メモ

2016-10-13 10:35:12 | 日記
⒈異性とは目も合わせないニートになれ:社会には役に立たない(涅槃・解脱)を求めた教え:なぜそのようなヤバイ教えを2600年間も
 受け継いできたのか?( 現世利益(私利・私欲)を満たそうとする考え方に、問題があるからではないか?)
 書評:
「私たちは「刺激ジャンキー」になっていて、常に新しい刺激を求めながら生きている。
本書では仏教のいう「苦」を「不満足」な状態だと解説しています。生きることを「苦」と いうのは知っていましたが、遥か昔のインドは遥かに生きにくい環境だったのか?くらいな 認識でした。
それを普通に生きていることがどうしても満足できずにジャンキーになってしまうモード と 表現されると、「あ、はい。」とじっとガジェットだらけの自宅を見渡してしまいます。
・仏教というのは、そういう生き方だけじゃなくて別のモードを探しましょうという教え だからです。
言い換えれば「良い暮らしをするために、もっと稼ぎたい。持ち家も欲しい」など、普通の 人が普通に生きているなら持つ、当たり前の感覚。乱暴に言えば、そういう自然に感じるこ とを全部リセットしてクリアにしなさい...ということです。悟ればできますよ、と(汗)
「I Can’t Get No Satisfaction」を卒業するために実践まで教えるの が仏教
そのような認知に至るための方法を私は教えることが出来るから、そのとおりにやれ ば、あなたは自らそれを「知る」ことができますよ。ゴータマ・ブッダの仏教のスタン スは、そういうものであるということですね。
そして、新しい刺激・欲望の対象を思い浮かべては、頑張ってそれをゲットして、そう したら今度はまた次のものをどんどん欲しがる。

仏教で特徴的なことは、そうした「いつも満足できない」という「苦」から抜け出ましょう という教えに留まらず、「どうしたら抜け出られるかも教えてあげるよ」というところまで踏 み込んでいること。
ここいらへんで私もちょこっと齧っている瞑想、マインドフルネス(気づき)に繋がってき ました。
 満足できないこと、欲望、煩悩をすべて捨てる、そういう行為を禁止するだけでなく、考え ることもNG。通常の認知は欲望をともなったカタチなのでNG。
ではどうするのか?
瞑想、マインドフルネスの実践
サマタ:*強烈な集中力を鍛えることにより、ある意味では無理やりに、自分の知覚を通常の状態 から引き剥がすということをするわけです。
*
瞑想を実践することで、尋常ならざる集中力を鍛えられるということなんだそうです。よく言 われる「ゾーン」とか「フロー」の状態に、常にあるようになりなさいと。仏教関係なく瞑 想をしている私のような一般人ケースは、この仏教での集中力アップ方法の部分だけを 悪用 している活用しているといえるのかもしれません。
ヴィパッサナー:
さらに「マインドフルネス(気づき)」...自分の日常の行為について細かいことまで自覚的 であることの実践について。
立っているときは「立っている」と知り、歩いているときは「歩いている」と知る。

無自覚に生活すればふと浮かんだ欲望や衝動が背景にある思いを、自分の考え・自分のもの
と誤認してしまう。だから「欲望のゾンビ」になれ果てるのではなく、「己こそが己の主
人」になるように、常に自分が何をしているのかをとても些細なことまでしっかり知るよう
研ぎ澄ましましょうと。
果たしてそこまでしっかり実践できるのか?というと、私の場合はなかなか疑問ではありま す。ただそうしたバックグラウンドがあってマインドフル瞑想があるというのは知っておく べきことですよね。
私の関心が、瞑想の実践にあるので、直接関係するところだけに触れました。何となく「瞑 想をすると良い感じ」...で、そもそも「仏教はなんでそれをするの?」という漠然とした私 の思いに少しだけ筋が通ってきたようにも感じます。引用先 http://hakadorian.com/archives/11272
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