相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

涼を求めて「隅田川クルーズ」

2015-07-31 14:47:04 | クルーズ
4月に行ったドイツのライン川下りとは趣きが違う国内、連日続く猛暑にしばし涼を求め夕刻「浅草」から水上バスに乗船。「日の出桟橋」までの約40間の「隅田川クルーズ」の旅と洒落込んだ。後方に陣取りエンジン音を耳にし、川面に巻き上がる波しぶきの前方に、そして左右に広がる高層ビル群、東京スカイツリーの景色を眺める。江戸時代までは浅草川と呼ばれていた「隅田川」には「12個の橋」が架かる。先ず最初は鋼製ソリッドリブタイアーチ橋の「吾妻橋」、続いて中路式ソリッドリブタイアーチの「駒形橋」、下路式タイドアーチの「厩橋」、鋼製ヒンジアーチ橋の「蔵前橋」、下路式ランガ―桁橋の「総武線隅田川橋梁」、ゲルバー式鋼製桁橋の「両国橋」。いずれも架けられた年代は異なるが一つ一つの橋はそれぞれ色・形が異なり個性的な美しさであり、橋にまつわる歴史や名所があり隅田川には欠かせない存在となっている。隅田川クルーズも中間点。旧新大橋よりモダンな吊り橋となった「新大橋」、ドイツライン川に架かるケルン橋をモデルとして造られた自礎式鋼製吊橋「清州橋」、上部が首都高、下部が一般道路と二階建ての鋼箱桁橋の「隅田川大橋」、当時「帝都の門」として架けられたバランス・アーチ橋「永代橋」、何本もの鋼線が帆線のように美しいデザインの二径間連続鋼斜張橋「中央大橋」、戦後初架けられた2スパン鋼製桁橋の「佃大橋」、日露戦争の勝利を記念して造られ可動橋方式として知られていた「勝浜鋼板桁、タイドアーチ橋の「勝鬨橋」、右手に離宮を眺めクルーズの終点「日の出桟橋」に着く。全長23Kmの隅田川に架かる27の道路橋のうち12の橋を見ることができたが、それぞれ独創的な形・架け方・幾多の歴史を有する橋だが、船上からの視点は格別で我々の生活にかけがえのない存在であることを改めて知る船旅(クルーズ)であった。(1507)



















 
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