龍口寺輪番の一寺「龍口山法源寺」

鎌倉市腰越に龍口寺輪番八ヶ寺の一つ、日蓮宗の寺院「龍口山法源寺」はある。嘉元元年（1303）妙音阿闍梨日行が開基。創建は文保二年（1318年）、本尊は三宝祖師である。以前は別地にあったが龍ノ口刑場での処刑を受けた人々の供養のため移転した。当寺は龍ノ口刑場へ護送される日蓮に「ゴマのぼたもち」を捧げたという伝説が残された「桟敷の尼」の実家の菩提寺であったことにより「ぼたもち寺」と呼ばれている。江ノ電線路背後の道を進むと寺号塔が建つ道を上りゆくと参道右手には竹が列をなして美しく緑色に映えている。境内右手に本尊の三宝祖師像と日蓮像も祀っている「本堂」、左側に稲荷大善神を祀る「稲荷堂」がある。この稲荷大善神には、龍口寺の経八稲荷などと共に日蓮の身を守った逸話も残っている。本堂裏手には寛文7年（1667年）銘の庚申塔がある。(1801)

「2018年 全国大陶器市」今日から一週間開催！！

全国大陶器市振興組合が主催する「全国大陶器市 2018」が今日(1/20)から「相模原麻溝公園」の「みどりの広場」・「水の広場」の特設会場において始まった。初日土曜日、快晴ということもあり多くの陶器愛好家で溢れ賑わっていた。各地域の産地小売卸業者＆窯元生産者によって構成されている「全国大陶器市振興組合」主催の大陶器市であり謳い文句は「良いモノ見つかる50万点、家庭用食器から人間国宝作家作品が勢揃い」。特設会場の多くのテントでは「伊万里」、「有田」、「萩」、「信楽」、「常滑」、「久谷」、「唐津」、「益子」など窯元から出展された陶器がずらりと溢れんばかりに並べられた。よい器に出会うには沢山の器に触れる、見定めることのようである。しかしいい器はどれも目移りするばかり何を基準に選ぶかが鍵である。店の人に良く聞き、これはと思ったら予算に見合った値段交渉、この駆け引きも陶器市の楽しみの一つである。この大陶器市は1/28まで開催される。(1801)

「江の島サムエル・コッキング苑」～ウインターチューリップ春撮！！

相模湾に面した江の島の冬のイベント「湘南の宝石」は「シーキャンドルライトアップ」と「ウインターチューリップ」そして「ミラーボールの光アート」からなる「光と色の祭典」が昨年の11/25～2/18まで開催されている。祭典の一つ江の島の頂上部ある「江の島サムエル・コッキング苑」内に植えられた17種、20000本のチューリップが見頃となっている。「ウインターチューリップ」は冷蔵保存しておいた球根を植えると「春が来た」と察知し芽を出し、花を咲かせる。湘南の冬は晴れると春を思わせるポカポカの陽気となり花期が長い「ウィンターチューリップ」は今月いっぱいまでと一ヶ月以上も素敵な花色を見せてくれ楽しめる。ライトアップ前も美しいが、ライトアップされたチューリップもまた光が織り成す幻想的な美しさを魅せる。オレンジ色からの黄色のフチにかけてのグラデーションが素敵な「アニーシルダー」、最も生育が早く白と淡いピンクの組み合わせが可愛らしい「フォックストロット」、他に「パールフラッグ」、「クリスマスドリーム」、「イルデフランス」、「ハウステンボス」、「ホワイトドリーム」、「イエローフライト」とそれぞれ個性、特徴がありなんとも愛らしい花姿で来園者を虜に魅了しまくっている。一足早く「江の島サムエル・コッキング苑」内のチューリップの競演を収める「春撮」であった。(1801)