相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

武相困民党発祥之地「方運山青柳寺」の紅葉

2017-12-06 13:39:05 | 寺院
相模原市南区上鶴間に日蓮宗身延山久遠寺末寺の「方運山青柳寺」はある。明応8年(1499)に「青龍寺」という小庵を再興する際に「青柳寺」と改称された。創建は天正年間(1573~1592年)、本尊は釈迦如来(現在は大曼荼羅)である。「山門」を抜けると砂利が敷き詰められた境内正面に重厚な瓦葺の「本堂」、左に「庫裏」と右に「鐘楼」、そして数多くの石碑がある。中で目を惹くのが明治17年(1884)に自由民権運動の舞台となった証の「武相困民党発祥之地」の稗である。また江戸時代、当寺は寺小屋を開いていた。また住職を中心に俳句が盛んに行われ、その句碑があちこちに建ち並んでいる。平成10年に相模原古民家園に移設された「青柳寺庫裏」は県重要文化財として保存されている。境内に一本ある「シダレザクラ」有名であるが今は「山門」左、「庫裏」の前、「本堂」前にあるカエデが赤く紅葉し境内を美しく彩っている。(1711)






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鎌倉随一の「瑞鹿山円覚寺」の紅葉 終局美!!

2017-12-06 08:35:53 | 寺院
鎌倉市山ノ内に鎌倉五山第二位、鎌倉幕府八代執権・北条時宗が弘安五年(1282)に創建した臨済宗寺院で円覚寺派総本山「瑞鹿山円覚興聖禅寺」はある。鎌倉時代の後半、弘安5年(1282)に創建。本尊は釈迦如来。室町から江戸時代幾たびかの火災に遭い衰微、江戸末期に僧堂・山門等の伽藍を復興、今の円覚寺の基盤が築かれた。その数々の伽藍・建造物群は目を見張るものがある。今日、鎌倉紅葉見頃の報せに「北鎌倉」に降り立つ。円覚寺の玄関口「総門」に上がる石段は真赤に色づき幻想的な「紅葉回廊」と化していた。そして重厚な造りの「山門」から直線に「仏殿」その奥に唐門を有する「大方丈」、左側の「居士林」、「寿徳庵」付近の紅葉は燃えるような美しさで寺域・境内を彩っている。歴史的堂塔とクライマックスを迎えている紅葉の同時観賞であった。(1711)






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