ボサノヴァの神様、法王であるジョアン・ジルベルトのLPを買いました。
中古です。『BRASIL』というアルバムで、カエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジル、マリア・ベターニア(カエターノの妹)などの同郷の後輩たちを集め制作されたアルバムです。
うん、お洒落だわ~(^^♪
絵になる男、ジョアン・ジルベルト。
さて、またイオンのHMVで買い物です。
今回は買うものが決まっていました。
ジャズのサックスプレイヤーであるスタン・ゲッツと、ジョアン・ジルベルト、ジョアンの妻ミウシャなどで制作されたコレ。
ジャズ・ボサノヴァの傑作『GETZ/GILBERTO』から13年、再びスタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトがタッグを組みました。
STAN GETZ 『THE BEST OF TWO WORLDS FEATURING JOAO GILBERTO』
今回はスタン・ゲッツ名義になってます。
原題ではジョアンがフィーチャリングとなってますが、原題は邦題の『ゲッツ・ジルベルト・アゲイン』で良かったんじゃないか?
ところでこの二人って仲悪いんじゃなかった?
はい、たぶん仲悪かったと思いますよ。根拠はこれ。
ん? これはジャケットの中にある写真なんですが、もうお気付きですね?
上の写真と下の写真のジョアンの格好がほぼ同じ。
合成ですw。
いや、仲が悪かったから合成になったのか、スケジュールが合わなかったから合成なのかはわかりません。
でもジャケットくらい一緒に撮るでしょ?普通。
ミウシャとゲッツが合成なのかはわかりません。
まぁ合成でしょうw。
なんで夫のジョアンが合成なのに妻とゲッツが一緒に撮ってんだって話ですからね。
これがウケ狙いでやったとしたらかなり面白いです。
発案者のセンス抜群です。
まぁそんなことはどうでもいいか。
だって音楽が素晴らしいですから。
個人的には『GETZ/GILBERTO』より好きかもしれません。
あれは傑作なのは間違いないですが、素人くさい(素人?)アストラッド・ジルベルト(当時のジョアンの妻)の声が気になります。
実際、「イパネマの娘」の後半のほうで、プロデューサーにアストラッドの声に差し替えられて、ジョアンは激怒したらしいですから。
発売されちゃって、元に戻すことができなくなり、結果的に売れに売れて結果オーライになったんですけどね。
いや~素晴らしい。
ボサノヴァにサックスが加わるだけで俄然オシャレになりますね。
ジャジーでブラジルしててタマらんです。
『GETZ~』はジャズ要素が強かったですが、こっちはそれほど強くないです。
ボサノヴァ7:ジャズ3くらいの割合で、むっちゃお洒落ですよ。
これ車でかけたらセンスいいわね♡って言われます間違いないw。
まぁでもやっぱジョアン・ジルベルトの最高傑作は『三月の水』ですけどね。
これは神がかってますよ。ボサノヴァやブラジル音楽に興味が湧いたら真っ先に聴いて下さい。