38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

小麦播種、エルサレム。

2017年12月07日 | 農と暮らしの日記
きょう12/7、ようやく小麦を播いた
一般的には11月のできれば早いうちに播くのがよいとされ、昨年は11/17播種だったから、今年は3週間遅れ。
それでも明日の雨予報を前に、12月「上旬」には済ませることができたから、とりあえずはひと安心。

ただ、例年より早い冷え込みもあり、今後の初期生育が心配ではある。
昨年は播種後1週間でもうかなり発芽が進んでいる。さらにその1週間後には最初の中耕をしていて、それが12/4だったから、日数だけでいえば、今年はちょうどクリスマスあたりに最初の中耕か。この寒さの中で、そんなに順調に進むだろうか。

そうだ、サンタさんに手紙を書いておこう。
「こむぎの めを だしてください。まだはやいようなら おしょうがつごろでも かまいません」



播種が遅れた原因を簡単に整理しておくと。

畑の面積そのものは余裕あり。
去年小麦を播いた畑が急遽使わせていただくことになったところでその後の作付け計画がなく、収穫後の夏場に少し草をはやしてしまった。

そこへ秋の長雨。
9月、10月と例の長雨となり、すべての畑で秋作の準備が遅れに遅れ、物理的に作業時間が足りなくなった。

小麦の優先順位が低い。
雨の合間に、使える畑を少しずつ整えては秋冬野菜を播いたり植えたりしてきたが、小麦は播種適期の幅がやや広いから後回しになり、もしもどうしても使える畑が間に合わなければ、1年休んでもいいかな、という思い。藤田家族の主軸は常にお客さんが待ってくださっている野菜セットであるのに対し、小麦はいわば「営業」で売っていくプラスαの品物なので。



師走に入り、さつま芋の取り込みや秋冬の作付けが束の間の一段落。
週に1、2日の雨はあるものの晴天日が多く、畑がどうにか乾いてくれた。やや草の多い畑を先週土曜に耕耘し、きのう再耕耘してきょう畝立て、播種。ちょっと荒っぽい作付で草がすぐに出てきそうだけど(写真のような土の状態)、播くならこのタイミングしかないということで。
早めの中耕・除草を!



火・水・木の3日間の記録をまとめて。

ほぼ晴天で、ただし気温がかなり低め。
水曜はこのあたりでも朝の最低気温が2度前後。松山では初雪を観測したそうだ。

火曜、野菜セット新居浜方面の配達。午後は市内で用事あれこれ。
水曜、机仕事、上記の小麦用の畑その他を耕耘など。
木曜、野菜セット荷造り・出荷、小麦の畝立て・播種、午後用事、夕方また小麦播種、明日出荷分の収穫。



米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と宣言。
あす、日本軍の真珠湾攻撃から76年。
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