英検準2級攻略講座

英語検定準2級を目指す中高生に効率よく問題を解く技術を伝授します

進研模試楽勝4202

2017-04-20 22:38:56 | 語学




図表が2つあるんで時間がかかりそうな厄介な感じを持ってしまいますね。そんなことは気にせずに(35)を解くために重要なことは「オーストラリア」「チリ」「メキシコ」の順番を決めることなんですよね。それは21頁の6行目からスタートする英文がかなりのヒントです。オーストラリアが1番だったとあります。そして2行下に南アフリカが出てきます。その下にチリの順番ですね。ですから図1の棒グラフの縦棒(B)はオーストラリアになりますね。90年代後半は黒棒(A)が目立ってきます。それは南アフリカですね。近年で目立っているのは(D)がチリですから(35)はオーストラリアを無視して考えると正解は④になりますね。黒棒(A)はオーストラリアではないからなんです。
(36)は「ネーブルとバレンシアの違いは何か?」という設問です。ネーブルは21頁の2段落目の2行目から説明があります。種がなくて果肉は簡単に分割できる。水分は少ないというイメージです。マーケットシェアは76%も多い。そしてバレンシアはと続きます。皮が薄くて種が含まれていて果汁が多く果肉は甘いんですね。これらの特徴を踏まえて(36)はどうかということです。①は「fewer」の部分が微妙ですね。ネーブルは「virtually without seed」ですからね。②も「バレンシアの方が果汁が多い」とありましたので違いますね。③は季節によって人気が異なるは書かれていません。④も「eating fresh」は本文ではネーブルだとあります。かなり時間をかけていますが②③④は本文とは矛盾すると思います。よって余った①を正解にするしかありませんね。ここは消去法しか手がかりがありません。
(37)は「この文の主なテーマは何か?」という大雑把な説んもんですね。時間はかかりますが間違いを見つけるために消去法で見てみましょう。①「アメリカにおけるオレンジ生産の季節変化」なのでしょうか?②「ネーブルとバレンシアの違いを説明するだけ」なのでしょうか?③「オレンジの国内生産と輸入の関係を図説している」のでしょうか?④「国産のネーブルの味を改善するという英文」なのでしょうか?②と④は消せると思います。④はネーブルだけを取り出しているので部分的になりますね。②も単純すぎます。①あるいは③で迷うのですが後半の段落は完全に季節と輸入を表しています。後半では季節変化の方が強調されています。その流れで①よりも③の方が正解に近くなるのではないかと思います。よって思い切って①を捨てて③にした方が良いですね。
(38)は柑橘類以外の果物も国内生産が少ない場合は輸入に頼る傾向があるというような具体例が正解に近いと考えます。それは最終段落の最終行に書かれていることなのですけどね。ここは少し丁寧に消去法で間違いを消してみたいと思います。①「アメリカから南半球への他のフルーツの輸出の割合」は輸入なら正解に近いと思います。②「他のフルーツのアメリカへの輸入の季節的な変化」は置いておきたくなりますね。③「ネーブルの輸送方法」はもう違いもはなはだしいですね。完全にアウトです。④「アメリカとメキシコで育てられているフルーツ」も論外ですね。消去法でも②しかありえません。




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