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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

不倫する肉体

2017-10-09 00:17:24 | 洋画未公開
いつものエロチック未公開洋画ですが、
これは珍しいメキシコ映画、いつも通り洋ピンでもないし
日本の販売会社の商法上のエロチック映画の仮面をつけた文芸映画とも違っていました
第一英語圏の映画ではないのしかわかんないかったし、ラテン系とは何となくでしたが
買い物のシーンでの単価が"ペソ"でメキシコ映画と理解しました

"不倫"と邦題がついていますけどもW不倫ではなくて
女は離婚したシングルマザー、男の方は妻帯者というきとですか
同じビル内に勤めるグルマザーのピナとビルメンテナスの低賃金肉体労働者イゴール
一目でお互いに惹かれあい激しくお互いを地下で求め合うものの
肉体の合体は勤務中のビル内ではペッティングくらい

肉体の渇望もだしがたくホテルをとるものの
ピナには幼い息子がいるためにイゴールはホテルで待ちぼうけ
また次の日はピナがホテルで待つものの、イゴールは妻のために二人で出掛けたりと
ふたりはそれぞれ家族に邪魔されながらも互いへの欲望が増大していき

ピナは息子にあたるようになっていくんですね
子供はそういう母の心境の変化を察知してしまうし
一方お互いに貧乏に生きてきたある意味糟糠の妻に何も切り出せずに
そうなんですね衝動的に妻から別れを切り出させる方法としてコピー機を妻の預金から購入したりして・・・
しかし妻は妻でコピー機で複写のサービス業をアパートで始めるほどの苦労人

と言うことで実際には映画の75%くらいはお互いの家庭環境の描写に費やされ
実質エロチックな映画ではないが、不思議に映画の世界観から眼が話せないのが・・・
何とも不思議なんですが

最終的には子供は父親に持っていかれるピナ
お荷物がなくなってようやくピナのアパートでにくたいてきに結ばれる二人ですが
その一方で夫に愛想をつかしたイゴールの妻は
彼のいないうちにすべてを精算して家出の準備で荷物をすべてを運び出した後に
コピー機を持ち出そうとするものの
何せ貧乏所帯ですからエレベーターのないために重いコピー機を階段を使って降ろしてる最中にコピー機の下敷きに・・・

そんなこととは知らずにイゴールはピナの体に耽溺していたのである
メキシコって中南米ですからラテン的な情熱民俗ではないのかな
濡れ場もあっさりしてて、一切暈しなしの映画ではありますがピナ役のイレーナ・アスエラの
ヘアヌードも見られます

2014年製作、メキシコ映画
エルネスト・コントレラス監督作品
出演: イレーナ・アスエラ, ホセ・マリア・ヤスピク, セシリア・スアレス

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