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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ダンケルク

2017-12-31 20:23:56 | 洋画
今年も色々ありましたが、なぜかgooさんで年末を迎えるとは・・・
今年最後の映画DVDに選んだのは、クリストファー・ノーランの「ダンケルク」
この作品が公開されたときに、
未公開のDVDスルー作品「ダンケルク 史上最大の撤退作戦・奇跡の10日間」と言うのを見ていて
更にベルモンドの主演フランス映画も見ていたりしており
この撤退作戦が如何に過酷で残酷な状況かは知っていたのですが

実はこの映画ノーランと言うことで期待MAX(ビデオですからIMAXじゃないですし・・・汗)
しかし、映画自体はMAXからの"I"を主体にして
海岸での一人の兵士
民間人船舶の親子
英国空軍の兵士の三人の主観で描かれており

見てる観客自体にダンケルクの撤退作戦の全体像が見えないようにしているんですね
だから映画的な感動もなく、ある意味こういった映画が観客に迫ってくる感動的なプロパガンダも得られないようになってるのもノーランの意図だったようですね
だからある意味映画としてのスペクタクルもないので
見てるとなにか物足りなささえ感じます

そう言う意味では空から攻撃してくるドイツ戦闘機だけは映画のなかにでて来ます
それは海から、海岸から、スピットファイアーから視覚でとらえられるから
しかしUボート、迫り来るドイツ軍の姿は映像にでて来ませんが
彼らが放つ魚雷の爆発や、彼らが放つ銃弾の音だけは聞こえますが・・・

ちょっと資金が足りなかったかのか
スピットファイアーからの海岸の絵面での兵士の人数が少なくないかい
30万だか40万の人数に見えねぇのが・・・残念な人数しか集められなかったのか
ノーランはそこまでこだわらなかったんでしょうか
スピルバークならこだわってしかるべきところだったような

最後まで、燃料がなくなってまで戦い続けたパイロットってずーっとめだけしか見えてなかったら、最後のシーンでマスク外したらなんとトム・ハーディだった

ノーラン映画と言うことと、ダンケルク撤退作戦の超大作みたいに宣伝していましたので
てっきり2時間超の作品かと思っていたら
今時珍しい106分の尺でした
これくらいが丁度いいよね私には

2017年製作、イギリス、アメリカ、フランス合作映画
クリストファー・ノーラン脚本・監督作品
出演:フィオン・ホワイトヘッド、トム・グリン=カーニー、ジャック・ロウデン、ハリー・スタイルズ、アナイリン・バーナード、ジェームズ・ダーシー、バリー・キオガン、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィ、マーク・ライランス、トム・ハーディ、マイケル・フォックス、ジョン・ノーラン、マイケル・ケイン


今年も1年と言うか
gooさんにお世話になって丁度半年
有り難うございます
来年もよろしくお願いいたします

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (ヒロ之)
2018-01-01 14:55:08
新年明けましておめでとうございます。

不安を煽る音楽とか部分的に良い所もあるんですが、クリストファー・ノーラン監督作としては自分的には地味に感じました。
やっぱり監督それぞれには印象てものがありますし、クリストファー・ノーランだから凝った演出をしているだろうなあという過度な期待が大きく外れたてのはありましたねぇ。
まあラストでパイロットがトムハーディだと分かるシーンはサプライズ的で良かったのですが。

昨年は多くのコメントを頂きありがとうございました。
今年も語り合えると嬉しいです。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
Unknown (morkohsonimap)
2018-01-01 19:08:15
ヒロ之さん、今晩は
そして、明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

もう少し敗戦と言えども戦争スペクタクル映画って気がしてましたが
ちょっと違っていましたねぇ
全体が見えてこないもどかしさが作者の意図だったようですねぇ
トム・ハーディの見せ方が秀逸でした

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