わすれな草

日々心にとめたことをを31音の短歌で表してみたいと思います。一生に一度しかない今日の私を忘れないために・・・

柚子

2016-11-21 20:02:41 | Weblog

              

        戴きし数多の柚子がはつ冬の日差しに融けて黄に匂ひ立つ

        柚子の香に幼き日々の返り来る採りて食みたる酸っぱいおやつ

 今年も地域の文化展に仲間達と茶席を設けましたので、知り合いの人にお茶席券を差し上げました。ところが2,3日してお礼にと沢山の柚子を戴きました。柚子と言えば、何といっても香りで、いま心地よい懐かしい香りが部屋いっぱいに立ち込めています。柚子と言えば大きな木が生家の庭にあり、お腹をすかせていた子どもの頃には、この酸っぱい実さえもおやつになったことを懐かしく思い出します。

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