わすれな草

日々心にとめたことをを31音の短歌で表してみたいと思います。一生に一度しかない今日の私を忘れないために・・・

小学校

2017-12-08 20:36:33 | Weblog

             

         冬晴れの空に学校凛と立ち児童の声が野辺にこだます

         児らの声を聞きつつ行けば吉備の野に教へ子の貌浮かびては消ゆ

  早苗田から実り田へそして刈小田へと姿を変えた吉備の野はすっかり枯れ色を深めて静かに冬の眠りの中に入ろうとしています。人も動物も虫も寒さの中に、活動がゆるやかになりつつある中で、地元の小学校の校庭では相変わらず児童が走り回って元気な声を響かせていました。活動が止まったかのような吉備野を歩きながら、久々に聞く児らの元気な声に教鞭をとっていたころが懐かしく思い出されました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鈴生りの柿 | トップ | 刈小田2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事