日々是ぶった切り~非モテ男のせつなさみだれうち!

政治・経済・社会を非モテ男視点で切り、他にもなんか楽しいことを見つけて書きます。
非モテ男が駄文をせつなさみだれうち!

痴漢冤罪と逃走

2017-05-13 10:30:58 | 非モテ

 痴漢だと疑われた人間が「線路内を逃走」という手段に訴える事件が今年に入ってから多発している。

そして、事件が多発していることを述べた記事に対し、大手新聞などのサイトでは鉄道会社や警察の立場が述べられる一方、ニコニコ界隈のコメントでは、「いいぞもっとやれ」や、「冤罪回避のためにはそれしか打つ手がない」など、線路から逃走した人間を擁護する声も強い。
そもそも、痴漢は現行犯でありながら実際の証明は特定少数の人間の証言のみに依存するというかなり特殊な犯罪である。そして、特定少数の人間の証言が食い違った場合、本来の刑法の原則であれば「疑わしきは罰せず」が大原則のはず(九十九人の殺人犯を見逃しても一人の冤罪を防ぐ)だが、こと痴漢に関して言えば「疑わしきは起訴する」のが常道となっている。(起訴されてしまえば約99%の確率で有罪)たとえ、弁護士を呼んだうえで「現行犯逮捕」されなかったとしても、後日連絡されたうえに逮捕され、2日留置所の入れられる間に「弁護士が来るまで何も話さない」という態度をとり続けても延々と圧迫面接よろしくの圧力をかけられてしまえばたいていやったようなことを言わされてしまうというオチである。(そもそも疑われた時点で、周りがほぼ全員的という中で身分を告げて立ち去るという冷静な対応ができるかということすら極めて難しい)それらを乗り越え、どうにか刑事上無罪に持って行けたとしても、起訴された時点で職を失い、二度と社会復帰できないということももはや常識であり、損害賠償すら「合理的な疑い」をかけられた場合には得ることができない。つまり、疑いをかけられた時点で「殺される」に等しいのである。
筆者としても、日々「痴漢冤罪防止スタイル」の研究をしている。普段は電車通勤しないのは当然だが、都内と行き来するときには混みそうな時間帯は五百円余計に払って指定席特急券を使い、止むを得ず満員電車に乗る際はなるべく疑われないようなポジションを狙って
立ち、それがうまく行かなければ手を上げるのみならず自分の右手首を左手で掴むという体制をとって天井に手をつけるくらいまで手を伸ばして「股間を押し付けた」などという言いがかりを回避するという具合である。(中には研究してみたはいいが、手を切り落とさなければならないなど到底実現不可能なスタイルで、実行を断念することもある。)
しかし、それでも満員電車に毎日乗っていたら、今頃私は間違いなく塀の中である。毎日のように満員電車に乗って通勤していたらおそらく話が圧倒的非モテパワーからして、痴漢の冤罪を回避することは不可能だからだ女性が誰かに触られている→見た目が非モテだ→こいつに違いない。となるのはもはや「合理的判断」としか言いようがないからである。今私が痴漢冤罪と無縁の生活を送れているのは、たまたま電車通勤しなくて済む生活をしているからに過ぎない。
こんなところにも、世の中の「非モテ差別」というものが現れている。そして、それらの怒りが「ニコニコ動画」などに溜まっていき、社会の分裂をもたらしているのである。

https://mainichi.jp/articles/20170511/k00/00e/040/290000c
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