菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

鉾田市の「市民交流館」住民投票条例案の否決に思う

2016-10-18 15:34:12 | 国際・政治
今朝の茨城新聞報道によると、条例案の採決が、記名投票方式でおこなわれ、

 賛成6、反対10、棄権2で賛成少数で否決されたとのことです。
 (定数20 欠員1)

 住民投票条例は、近年では、巨大な「つくば市の総合運動公園」、駐車場の確保がないままの「水戸市民会館」、今回の「鉾田市民交流館」と3つが、話題に上がった。

 どれもが、住民投票に付されれば、否決される予測であった。
 
 つくば市は、市議会では、議長裁決という僅差で、住民条例を可決し、投票の結果は、80%の賛成、反対は20%でしかなかった。ついには、推進者の市原市長は、引退に追い込まれた。

 水戸市では、条例賛成者は5人しかいず、多数の議員により、否決された。しかし、すんなり市民会館が建設されるとは思えない。誰が考えたって、2000人規模の市民会館を水戸駅北側のど真ん中につくっても、駐車場が確保されない限り、使いようがないからである。
 収容人員1500人の県民文化センターだって、自前の駐車場では、はるかに足らなくて、千波湖の方の駐車場にたよっている。

 これに比較すると、鉾田市の側は、もっと複雑である。1回目の署名集めで、有権者の3分の1を集めているのだから、「住民の否決」は明らかである。
 そこで、推進者側の市長とドンは手をうった。
 
 鉾田市議会の6月の議会
 
 条例案を2本出したのである。

 1本は、署名提出側の住民の希望に沿ったもの。

 2本目は、市長提案で、投票率50%以上という条件付き。

 住民案賛成の議員は、1本目にはもちろん賛成。2本目には反対した。
 なぜなら、2本目は、市長提案の条例案だから、ドン側は賛成すると考えていたからだ。1本目が否決さされても、2本目は可決成立すると踏んだのです。

 これが甘かった。

 ドン側は、1本目(住民案)には、もちろん反対し、賛成少数で否決した。

 そして、2本目(市長案)には、賛成しないで、一部は棄権に回ったのだ。住民案に賛成の議員は、当初の予定通り反対を表明したので、市長案も否決されてしまったのです。ドン側の作戦勝ちといったところです。
 地下のマキャベリーも、びっくりしているでしょう。

 私は、その後、住民案賛成だった議員に、「なんで住民案が否決されたあと、急遽予定を変更して、市長案賛成にしなかったのか」ときいたのですが・・・・・・。

 それが、今日の茨城新聞に掲載されている高野衛(共産)議員の発言です。
  
 「前回の2番目の案は賛成が合計で12人で多数だった。市長案が出されたことが(賛成が)割れた原因。市民の声、議員の声は多数でではないか」
 
 ここまで姑息な手段を利用しても、一度決めた大型公共事業を強行したいのでしょうか。


 

 
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