菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

6月議会最終日 上曽トンネル建設に市の合併特例債を使う議案に賛成13、反対4

2017-06-16 23:41:13 | 議員活動
 今日は、6月議会の最終日でした。
 今議会の最大の争点であった、上曽トンエルに市の合併特例債を使う議案(議案第36号新市建設計画の変更について)の審議が行われました。

 この議案には、菊池伸浩議員、榎戸和也議員、林悦子議員が質疑を行い、その後、討論に移りました。はじめに、菊池議員が反対討論に立ちました。続いて、小高友徳議員が賛成討論を行いました。
  
 採決の結果、賛成14、反対4の賛成多数で可決されました。反対したのは岩瀬、大和の議員で、真壁の議員は全員賛成いたしました。

 菊池議員の質疑を紹介します。
 
 議案第36号 新市建設計画の変更についての質問
          7番  菊池伸浩
 
 4月12日の3合同常任委員会で質問した内容と重なる部分がありますが、ここは本会議ですから、あらためて質問いたします。今回は3つの事業が計画されていますが、上曽トンネル整備事業についてだけ、質問します。
1、 一般質問でも取り上げたことですが、この上曽トンネル建設の事業費がはっきりしないことが、私には一番心配です。今回、提案されている金額は、概算事業費43億円、合併特例債の起債額20・7億円となっています。これはあくまでも、県が15年前に作成したものがもとになっています。6月14日の茨城新聞にも、事業費としてこれまで110億円を見込んでいたが、本年度設計を見直すことにより、あらためて計算しなおすと報道しています。
また、県道路建設課は、人件費や資材費は上がっているが、技術は向上している分、コストカットが期待できる部分もある」と報じています。コストカットが期待できる分とは、どのようなもので、いくらくらい期待できるのか。県に問い合わせをお願いしておいたので、答弁願います。

 桃山学園通学路整備事業5億円も、正確には設計してからではないと出せないことは分かっています。しかし、総事業費が5億円の事業と、石岡市分も合わせると、100億円をこえる事業では、比較になりません。建設部長伺っても、「市のレベルでは、総事業費の計算はわかりません。県の再計算を待つしかありません」との回答しかもらえていません。
 そこで質問いたします。合併特例債が、費用が3割アップして、27億円になっても、5割アップして32億円になっても、この事業から撤退しないつもりですか。


2、 上曽トンネル工事の緊急性・必要性について伺います。
上曽トンネルが、真壁地域の20年来の悲願であることは私も承知しています。しかし、
トンネル本体は県道であるから県に任せて、トンネルの出入り口に坑口休憩所をもうけるのが合併特例債の計画でした。これは合併協議会での結論です。合併協議会では、2町1村ごとに、合併特例債の活用計画をつくり、それは地元の意見として尊重するというのが、合併時のルールであったと聞いています。
そのルールを踏みにじってまで、トンネル建設の緊急性があるのでしょうか。私は、たとえ時間がかかっても、上曽トンネルはあくまで、県の責任でつくらせるのが筋であると思っています。そのためにも、真壁在住の県議、愛郷無限をモットーにしている県議にがんばっていただくのが筋だと思うのですが、市長は、どうお考えでしょうか。


3、 最後に、完成の見通しについてです。この上曽トンネル建設工事は、初めは、2001年度起工式が行われました。しかし、用地取得の難航や県の財政難から、事業全体の進捗率は、事業費ベースで11%にとどまった経緯があります。
また、朝日トンネルは1996年着工で、2012年完成と16年もかかっています。
  合併特例債期限は、2025年度完成が条件です。まだ、用地の未買収やトンネル工事につきものの工事遅延も心配されます。その心配はないのでしょうか。


 続いて、菊池議員がおこなった反対討論を紹介いたします。

 議案第36号 新市建設計画の変更についての反対討論
          7番  菊池伸浩
   
 今回3つの変更計画が出されていますが、私は、上曽トンネル計画について反対を表明し、討論に参加するものです。
  私は、県道・上曽トンエルの建設そのものに反対しているのではなりません。県の責任で、県がお金をだしてつくることなら、賛成です。市の合併特例債を活用することに反対しているのです。まず、そのことを表明しておきます。

   反対する理由の1つは、上曽トンネルの事業費の総額がはっきりしないことです。桃山学園通学路整備事業は5億円です。これならば、若干の増減はあっても何とかなります。ところが、上曽トンエル工事は15年前の積算でも110億です。一般質問でもあきらかになったように、建設費が3割増しになったとしたら、合併特例債は27億円をこえてしまいます。今までで一番大きかった桃山学園の合併特例債の額を超えてしまいます。

  2つは、桜川市の財政状況との関係です。私の一般質問でも明らかになったように、桜川市は県西で一番人口減が進んでいます。また、法人市民税が近隣市と比較してもダントツに低いことです。財政課の見解でも、「市の財政状況は楽観できる状況とは考えていません」との答弁をいただいております。病院建設、耐震化に問題のある学校建設はやらねばならない事業ですから賛成をしてきました。しかし、緊急性がないものは、控える。これが桜川市のとる態度ではないでしょうか。もともと県道・上曽トンネルは県の責任でつくるべきものです。少し時間がかかったとしても、地元県議の協力も得て、粘り強く、県が建設するよう働きかけていくのが筋ではないでしょうか。

3つは、トンネル工事の完成への不安です。八郷側の用地買収が終わっていない。朝日トンネルも建設開始から完成まで16年もかかっています。北関東高速道の犬田トンネル建設でもトラブルがあったと聞いています。合併特例債活用期限内に間に合うのかという不安もあります。

以上、3点に疑問がのこるので、議案第36号に反対の表明し、討論終わります、

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