菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

昨日は、宇都宮の栃木仮説サークルに1年ぶりに参加

2017-05-14 18:11:00 | 日々の雑感
 私は、桜川たのしい授業研究所の所長をしています。今は、議員活動を中心になっていますが、仮説実験授業を忘れたわけではありません。

 今回は、連休中に考えた、「あなた お葬式 どうする?」のレポートができましたので、その内容をみなさんに検討してもらいに参加したのです。仮説の仲間は、みな、研究会代表の板倉聖宣氏を尊敬していますので、「原子論者」といっても過言ではないと思います。そんなわけで、気楽に意見を聞ける方々ばかりなのです。

 次のレポートを配ってみなさんの意見を聞きました。

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  あなた お葬式 どうする?
気弱な原子論者が考えた「お葬式、お墓」論
      桜川たのしい授業研究所長 菊池伸浩

4月に、私の知り合いが55才という若さで、急逝した。お通夜、葬儀に参列し、いろいろ思ったことがあるので、書いてみたい。
 私は、新潟で生まれ、東京で育ち、茨城県桜川市に住んで、48年になります。まだ、お墓は準備していません。迷っているのです。
 私は科学の教員をしていたこともあって、原子論者です。私が師匠と仰ぐ板倉聖宣氏は、もっと強烈な原子論者です。本人は戦闘的原子論者と言っています。板倉氏が、「死んだらどうなるか」という文を書いています。全部は書ききれませんので、さわりの文だけ紹介します。
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 ≪死んだらどうなるか≫
 人間が死ぬと、焼き場というところで、燃やしてしまうのが普通です。焼き場では、それまでその人の身体をつくっていた器官も燃えてしまいます。≪遺骨≫といって、骨を作っていた原子の一部と、気体にならない原子だけは灰となって残りますが、その他の原子はみな、空気中の酸素原子と結びついて、気体となって煙突から出ていってしまいます。ふつうはその≪遺骨≫だけを、瀬戸物の入れ物の中にいれてお墓の中に納めるのです。
 しかし、物は何も残らなくても、この人を知っていた人びとの心には、いろいろな思い出が残ります。その人といっしょに経験した楽しい思い出が残ります。その人といっしょに経験した楽しい思い出や苦しい思い出、なつかしい思い出が残ります。夢にも見るでしょう。だから、その人は後に残された人びとの頭の中にだけ残り続けることになります。
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  私がこの文章を高校の生徒さんに紹介した時、沢山の反発を受けました。「霊」を否定しているからです。科学者なら、この世のものはすべて原子からできている。こう言わざるを得ないのです。
 だから私は、どうせバラバラな原子になってしまうなら、お墓を造っても意味はないのではないか。そう考えるようになってきたのです。しかし、私は、板倉さんのような戦闘的原子論者ではありません。気弱な原子論者です。

 私が死んだとき、葬式を出すことになると思います。誰が出すのか、奥さんか、子どもか。その立場を考えると、「世間一般常識とかけ離れた葬式」になっても迷惑をかけることになってもいけません。どうしたら、世間との摩擦もあまりなく、私の意に沿うような「お別れの会」になれるのか、葬儀に参加するたびに考える、今日この頃です。

  私は、この連休中(2017年5月)は、「あなた お葬式 どうする?(山路敏英編集)」の本を読みながら、いろいろ考えてきました。要は、70歳を過ぎて、子どもらに迷惑をさせないために、自分の葬式をどうするかということを考えざるを得なくなったということです。
 私の父と母の葬式は、兄に任せっぱなしです。父の葬儀のおき、父は自分で「戒名」をつくっていたので、そのことでお坊さんとひと悶着あったと聞いています。
私はお通夜のあと、棺の番をする係ばかりでした。兄は菊池家を継いでいますので、東京・府中に父のお墓があり、そこに遺骨を入れると言っています。この墓は、兄の長男が継ぐ予定でいます。 私もそこに入れてくれとは思っていません。
 
 私と奥さんは、茨城県西茨城郡岩瀬町に家を作り、ここに住んで40年以上たちます。当然、ここ桜川市で一生を終わるつもりでいます。そこで、お墓をどうするか、葬式をどうするかを、考えなくてはならない課題となっているのです。

 まず、お葬式です。1昨年、真壁に住んでいる私の知人が奥さんを亡くした時、あるお寺に、「檀家に入れてほしい」と申し入れ、急遽、お坊さんに来てもらったと、そのお坊さん自身が話していました。そんな方法があるのかと知ったものです。しかし、今は無宗教でやる家も多くあるとのとことなので、その方法も研究したいと思っています。
 また、お墓の件では、わざわざ墓地を購入するのも、いかがなものかと思って、躊躇しております。
 山路英敏さんの本から考えたこと
そこで、山路さんの本から、≪お墓の豆知識≫の問題を出しますから、考えながら考えてみてください。

問題1
 墓地に行くと「先祖代々の墓」というのをよく見かけます。先祖代々といっても大きさには限りがあるはずです。納骨室がいっぱいになってしまったらどうするのでしょう?
 予想
  ア、つぎのお墓を作る。
  イ、納骨室の拡張工事をする。
  ウ、別の場所にある「合祀墓(ごうしぼ)」に入れる。
  エ、古い順に納骨室の中にある骨壺から出してあげる。
  オ、不燃ゴミで出す。
  カ、その他

 解答
 骨壺で納骨室がいっぱいになると、古い順に墓の中にあけます。亡き父が「世の中順送りだよ」と言っていましたが、墓の中まで行き届いた法則でした。骨壺から出した骨は細かく砕いて土に埋めるのです。しばらくするとあとはとけてしまうそうです。したがって小さなお墓でもあふれることはありません。正解は「エ」です。
 (これは本の著者・山路さんが石材店で聞いてきた話です)
 菊池のコメント
  葬儀屋さんや墓石販売店の方のような専門家は、「本当の原子論者」であります。例えば、無宗教の方の葬儀で、「キタマクラ」は縁起が悪いなどと気にすると、「それは仏教の世界です。無宗教では、どちらに向いても関係ありません」と明解に答えてくれます。
 問題2 
墓石の値段は(大きさ、形がおなじなら)何で決まるのでしょうか
 予想
  ア、その種類の石の硬度や耐用年数。
  イ、その種類の石や高級感
  ウ、表面仕上げのなめらかさや美しさ
  エ、その種類の石の産出量。
  オ、その他

 解答
  最近の墓石は一般に、「花崗岩(御影石)」でつくられます。「花崗岩」にもいくつか種類があり、その値段も他の商品と同じく需要と供給の関係で決まります。需要はどの石も同じくらいなのに産出量が極端に違うのです。産出量が極端に少ないものは値段が高いということになります。したがって、正解は「エ」です。
 昔は加工しやすい安山岩でしたが、機械やダイヤモンドカッターを使うようになって、硬い花崗岩でも昔ほど手間がかからなくなったそうです。
 (これも山路さんが石材店に聞いたものです)。
カタログをみても、実物を見ても、シロウトには、高いか安いかの区別が付きません。

問題3 
骨は「骨壺」に入れなければいけないのでしょうか。

 予想
  ア、遺骨は骨壺に入れることが法律で義務づけられている。
  イ、仏教では骨壺にいれることになっている
  ウ、単なる慣習なので、骨壺に入れなくてもよい
  エ、その他

 解答
  遺骨を骨壺に入れるのは神道の影響のようです。神道では死体も遺骨も「不浄なもの」としてフタに付いたものに入れます。仏教では「骨は土に返す」考えから、本来入れ物はありません。地方によっては、遺骨はそのままザラッと墓の中に入れるところがあります。また、ザラッとでは気がひけるからと、サラシの布で包むところもあります。
  関東は骨壺を使うところが多く、関西は骨壺に入れないところが多いようです。
  (全国石材店連盟のHPをみて要約したものです)
 菊池のコメント
  私は笠間高校時代、陶芸担当の教員に、奥さんと2人分、「夫婦骨壺」をつくってもらい、退職時に「記念品」としていただいてきました。
  私の義兄は、若くして自死した三女の遺骨を、死ぬまで持っていました。義兄が死去したとき、一緒に埋葬しました。

問題4
  お墓を買うとき「永代使用料」を払うことになっていますが、「永久」って本当に永久なのでしょうか?
予想
  ア、本当に永久に置ける。
  イ、1年ごとに使用料が発生する。
  ウ、契約によって、年間管理料が決まっている。
  エ、その他

解答 
お墓を買うときに考えなければならない費用は、「永代使用料」と「墓石代」と年間使用料」です。
 そのうち、永代使用料は、賃貸マンションでいうと権利金にあたります。権利金といっても、お墓を買って1年過ぎると返してもらえません。そういう契約書を取り交わします。
 また年間管理料は、家賃に相当します。したがって墓を継いだ人が年間管理料を払えなくなったときや、その人もなくなったときは、その墓は撤去されます。お骨は、「無縁墓地」にザラッと入れられます。そして、撤去されたあとは新たな分譲地として売り出されるのです。「永代使用料」は≪「年間使用料」を払える子孫がいる間はずっと≫という意味です。
  したがって、正解は「エ」です。
 ≪金の切れ目が円の切れ目≫とは、お墓についてもいえるのですね。

問題5
 あなたにとって、身内のお墓とはどんな意味があるのでしょうか。いろいろあるかもしれませんが、そのうち一番重要なものは何でしょうか。
 予想
 ア、先祖や親を大切に祀(まつ)るため。
 イ、強く「ア」のように思わないが、世間体で。
 ウ、亡くなった人を思い出すための記念物。
 エ、とりあえず、お骨(自分を含む)をしまう場所。
 オ、お墓は必要ない。つくらない。
 カ、その他 

 解答
 山路さんは「エ」と言っています。自分の子どもたちに≪お墓の心配をかけたくない≫という気持ちが大きいな。2番目は、自分の親の記念碑だな。
 私は、今までは「エ」の考えが強かったのですが、今回、いろいろ考えるようになって「オ」の考えが強くなってきました。このままいくと、「オ」に行きつくのではないかと、現在考えています。

 あなたは、どうお考えですか。
              (2017年5月12日記)

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 小一時間かかって、読みながら、問題にも手をあげて答えてもらいながら、お葬式について、あれこれ、意見交換をしました。

 また、私の家は密葬でやったとか、自分も無宗教でやりたいとか、いろいろの意見を聞きました。
 これは、みなさんに考えてもらうにはいいレポートだと、自分でも思いました。
 もうちょっと、練り上げてみたいと考えています。

 ただ、宇都宮への行き返りが大雨だったので、ぐったり疲れました。そんなわけで、今日になって報告した次第です。

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