赤旗日曜版6月2日号を配達しようと表紙を見ると、自民党元幹事長の古賀誠氏の顔が見えるではないですか。「これは、自民党の新聞ではないよな、なんで?」とあわてて目を通すと、納得。河野洋平氏が安部晋三氏に批判的なのは知っていましたが、古賀氏までが、赤旗新聞に出てくるとは、世の中変化しているなあと感じました。
ところで、憲法96条問題がでてきたとき、なんで安倍氏はこんな問題を出してきたのかと疑問でした。「何を改訂するかを明らかにしない」で、改定の技術論だけでは、国民はついてこないし、なんて馬鹿なことを考えていました。
でも、考えてみれば、何を変えようかも提起しないで、憲法の改定のハードルだけを引き下げようというのは、国民をばかにした話だし、民主主義を否定する暴論ですよね。
改憲論の立場の学者が怒るのも無理はないですよね。