今日、臨時議会が開かれた。議案の1つは、「100条委員会設置」の議案、これは賛成9人で、賛成少数(反対は11人)で否決されてしまった。
もう1つの議案は、市職員の給与引き下げの「給与条例改定」。はじめに、保守系議員から質問がでた。「もし、この議案否決したら、どうなるのか」。どうも、保守系議員の多くは、国(人事院)や県(人事委員会)が決めたことを、地方議会が否決することはできない、いや、やってはいけないことだと思っているようだ。
だれも反対討論をする議員はいないと思っている中、私が、ただ1人反対討論にたった。
こまかいことは言わないで、つぎのように言った。
今の経済危機の大本は
「大企業は富をため込み、金あまりにになっているが、国民は貧しくなっている」
民間労働者はどんどん賃下げされている。それにあわせて、公務員の賃金もさげる。さらに民間労働者が下がる。また公務員が下がる。負のスパイラルに落ちいっている。この状況はストップさせなければいけない。
私の反対討論に、「賛成せざるをえない議員」からも拍手がわいた。
議会が終わってから、答弁席に座っていた幹部職員から、「議場では拍手できなかったので、ここでお礼をいいます」との声が、数人からかかった。
もう、「公務員一般を悪者にする」攻撃は終わりにする時代になったようだ。