菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

ドストエフスキー「罪と罰」を思い出しながら、「障害者施設19人殺害」事件ニュースを聞いた1日

2016-07-27 12:01:41 | 議会
 昨日は、悶々とした1日だった。
 朝5時のNHKニュースで、神奈川県の障害者施設で、惨事が起こったことを知った。

 それから、時間がたつにつれて、事件の内容がだんだんわかってきた。

 犯人の衆議院議長あての手紙があると知った時、その要旨が紹介されたとき、私は、大学時代に読んだ、ドストエフスキーの「罪と罰」が思い出した。

 この内容は、簡単にいうと、「選ばれた非凡人は、新たな世の中の成長のためならば、社会道徳を踏みはずしてもいい」と思い込んだ大学生・ラスコリ―ニコフが、金貸しの老婆を殺害し、正当化してしまうというものです。しかし、最後には、娼婦・ソーニャの純真なこころに触れ、「改心」して自首するというものです。

 大学生であった私は、「選ばれた者ならば、殺人とおいう犯罪をしてもいい」という論理に圧倒されたものでした。それが、心に深く残っていて、未だに、主人公の名前を憶えているのです。

 今回の犯人も、「障害者は邪魔者だ」という理由付をしたのだと思います。

 どの新聞論調を探しても、寡聞にも、ドストエフスキーの名前は出てきません。しかし、この問題を考える上で、ドストエフスキーの「罪と罰」は一読の価値があると思いますので、おすすめする次第です。

 

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桜川市の広域連携バス実証実験について

2016-07-25 15:42:18 | 議員活動
 7月21日、茨城新聞で、桜川市の広域連携実証実験の記事が出ています。この件について、質問が来ていますので、記事にそって説明させていただきます。

 この広域バスの実施は、「陸の孤島」といわれている真壁地区の悲願であり、大塚市長の公約の1つでもあります。

 今回は、桜川市内のバスではなく、市役所真壁庁舎から筑波山口へのバス運行です。議会でも、「つくばエキスプレスのつくば駅まで延伸したら」という声も出たのですが、茨城新聞も書いているように、「広域連携」となっています。広域連携というのは、「相互乗り入れ」とは違って、桜川市は筑波山口、筑波山口からつくば駅までは「つくバス(つくば市が運営)」を利用するものです。

 真壁市役所用から紫尾小学校も通り、筑波山口へ、いろいろ停車場も工夫して、運行時間も朝早くから(東京の通勤に者に間に合うように)、夜遅くまで(東京からの帰宅者に間に合うようにしています。

 問題は、これでどのくらい利用者が確保できるかです。そのための実証実験です。


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鍬田の山車を応援に岩瀬駅前に行ってきました

2016-07-24 20:40:35 | 日々の雑感
 今日は、岩瀬地区の夏祭りのです。
鍬田も神輿と山車が出ます。
 
 岩瀬駅前に、夜8時、各地区の山車や神輿が集結します。私も、岩瀬駅前に、鍬田の山車と神輿を応援しに行ってきました。


 
  

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安倍政権の沖縄での仕打ち

2016-07-24 07:45:28 | 国際・政治
 今朝の東京新聞に法政大学教授の山口二郎氏が、「自由という錯覚」という題で、コラムを書いている。紹介します。

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 フランス思想家、ルソーは代議政治を批判して次のように書いた。
 
 「イギリスの人民は自由だろ思っているが、それは大間違いだ。彼らは自由なのは、議員を選挙する間だけのことで、議員が選ばれるやいなやイギリス人民は奴隷となり、無に帰してしまう」

 今、安倍政権はルソーが批判したイギリスの権力者と同じことをしている。参議院選が終るやいなや、沖縄北部の高江で米軍ヘリパッド(ヘリコプター離着陸帯)の工事を開始した。
 反対する住民に警察は住民に暴力を加えている。さらに、政府は翁長雄志知事を相手取って、辺野古埋め立て承認取り消しについて違法確認の訴訟を起こした。

 沖縄県民の意思は度重なる選挙で明らかになっている。この参院選でも、現職の沖縄担当大臣を大差で落選させた。しかし、安倍首相にとって、沖縄県民は日本国の主権者には含まれず、県民が投じた票は子供銀行のおもちゃのごとき紙切れなのだろうか。

 本土に住む我々にとって、これは人ごとではない。国民の一部を主権者扱いしないという権力者の傲慢と差別を許せば、次は他の地域、他の集団の人びとが同じように主権者から除外されることになる。

 国政選挙の結果をここまで無視されたら、沖縄以外に住む国民も、民主主義を蹂躙されたことに対して、ふざけるなと声をあげなければならない。

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 私も、沖縄のこの事態を、マスメディア、特に、テレビが全くといっていいほど、報道しないことに疑問を感じています。
 ポケモンの報道に熱中するのもいい加減にして、沖縄にテレビカメラを入れたほしい。


 

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東京新聞記事・首長三つ巴の都知事選応援

2016-07-23 21:11:59 | 国際・政治
 今日の東京新聞には、都知事を応援する3人の区長の応援談話が載っている。

 鳥越俊太郎氏の応援は、元社民党議員であった保坂展人・世田谷区長が応援している。
  「かじを大きく切り替えて、現場の声を聞く都政を取り戻してほしい」

 増田寛也氏の応援は、西川太一郎荒川区長
  「増田さんが都知事になったら、23区と都がもっと緊密な関係で課題を解決していける。

 小池百合子氏の応援は、東京10区の豊島区の区長・高野之夫氏。
  「小池さんは10区で4期11年、地域の声を聞いて国政と都政、区政をつないできた。勇気も気力も優しさもある。そう思いながらずっと一緒に歩んできた」
  また、対立候補の増田さんが座長だった日本創生会議が、「豊島区を消滅可能性都市」としたことにも言及、「豊島区は、人口は着実に増え、人口は日本一の高密度。なんで消滅可能性都市なんですか」と怒りの矛先を向けた。

  私は、増田寛也氏が座長を務めた日本創生会議が、具体的な自治体名をあげ、「消滅可能性都市」を名指ししたとき、「なんでばかなことを言うのか」と思ったものであった。
 しかも、東京のど真ん中の豊島区まで入っているなんて、何を根拠に言っているのかと思ったものでした。

 政府のつくった機関であったなら、「消滅可能性都市」と名指しするのではなく、現実に人口減が深刻な課題である自治体はわかっているのだから、「名指し」することではなく、具体的な支援なり、アドバイスであると思ったものでした。
 高野豊島区長の批判に、増田寛也氏はどうこたえるのでしょうか。

 
 






 

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鳥越「疑惑」について、ジャーナリスト斎藤貴男さんのコメント

2016-07-22 08:16:22 | 国際・政治
 しんぶん赤旗に、鳥越「疑惑」について、ジャーナリストの斎藤貴男さんがコメントを寄せていますので、紹介します。

  非常に卑劣なやり方

 鳥越俊太郎氏の「疑惑」を取り上げた「週刊文春」の記事は、「被害者A子」さん自身の証言はなく、仮名の夫と匿名の「有名私立大学関係者」のコメントばかりで構成されています。

 肝心の事実関係もすべて「という」で結ばれています。こういうふうに言っている人がいるというだけです。このタイミングで報じるにはあまりにも政治的すぎる、と断じざるを得ません。選挙のときに、「という」としか書けないようなスキャンダル記事を出すべきではない。

 実際に記事を読めばいいかげんな内容だとわかりますが、ほとんどの人は読まない。それを踏まえ、一番多くの人に見られる電車や新聞広告の柱にすえるという、計算しつくした非常に卑劣なやり方です。

 週刊誌はゲリラですから、新聞やテレビとは違います。面白ければ何でもあり、選挙への影響をあまり配慮する必要はないという論理はわかりますし、私も否定はしません。
 
 しかし、だったらどうして、東京都の金を自分の財布のように使っていた石原慎太郎知事の時は沈黙を決め込んでいたのか。
 そのくせ、今回は、鬼の首でも取ったみたいに鳥越さんのイメージダウンをはかる卑劣さは、かって『文春』に身を置いた者としても許せません。

 保守的な編集姿勢も結構ですが、保守と権力のイヌとは違うはずです。


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週刊文春の不可解ー普段の取材方法から見ても不自然

2016-07-22 07:36:24 | 国際・政治
 週刊文春が鳥越俊太郎氏に女性スキャンダル『疑惑』があるかのように報道している件について、しんぶん赤旗は、「『文春』報道の不可解」と題して報道していますので紹介します。

 選挙妨害の意図的記事と題して、次のように書いています。

 鳥越俊太郎東京都知事候補をめぐって週刊誌『週刊文春』が女性スキャンダルの『疑惑』があるかのような記事を21日発売号で掲載しました。

 しかし、選挙戦最中のこの時期に選挙妨害としかいえない報道をなぜするのか、関係者からも不可解さを指摘する声が上がっています。
 
 この記事について、鳥越氏は、事実無根と厳しく抗議。弁護団が選挙妨害や名誉毀損あたるとして文春側を刑事告訴しました。

 「なぜこのタイミングなのか。普段の『文春』の記事から見ても取材も粗い」。かつて『文春』で取材に携わっていたフリー記者はこう指摘します。

 同誌はこの間、甘利前経済相の金銭授受疑惑や舛添要一前都知事の政治資金私物化問題を告発して注目を集めました。

 「一連の記事では、しかっりと裏どりをしている。ところが鳥越氏の件では、被害にあったという当事者の証言もない。普段の取材方法からみても不自然だ。(フリー記者)

 文春の記事では、具体的な出来事について語っているのは「被害者」ではなく匿名の「有名私立大学関係者」という第三者です。

 同誌も記事中で触れているように、この『疑惑』は過去に『週刊新潮』が取材に動きましたが、記事化されませんでした。新潮関係者はこう打ち明けています。
 「確かに取材したが、記事にできるほどの事実はつかめなかった。」

 ライバル誌も記事にできなかった話を、確たる事実関係の立証もないまま、選挙戦にぶつけて報じるー。選挙妨害のための意図的記事としかいいようがありません。

 同誌をめぐっては「編集長が政権幹部と親しい」と複数のメディア関係者が指摘しています。

 ジャーナリストの岩上安身氏は自信が運営するニュースサイトで「文春の記事が出る前から、対抗陣営がこれを目いっぱい利用するという噂は聞いてきた」と述べています。

 東京と日本の未来がかかった選挙戦を、卑劣なデマ報道で妨害することは絶対に許せません。



 

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自動車運転免許更新のための高齢者講習は本当に混んでいます

2016-07-21 20:58:27 | 議員活動
 昨日、議会広報員会が開かれ、6月議会の市議会だよりの校正を行いました。そのとき、9月議会が8月30日から始まる予定であることがわかりました。通常は、9月初旬を過ぎてからです。
 今年は、市長のブルガリア訪問を前にしているので、早まったというのが議会事務局の説明です。

 私は、今年が免許の書き換えの年なのです。10月27日が誕生日で70歳になりますから、高齢者講習が必要となります。奥さんは、私よりも年上ですが、まだ高齢者講習は経験していません。

 高齢者講習は混んでいると聞いていましたから、6月初めに申し込んだ時は、9月1日を指定されました。

 今日、「議会の都合で9月1日は都合つかないからずらしてほしい」と電話をしました。そうしたら、一番早い日で、10月21日という返事でした。誕生日一週間前というのです。
 明野自動車教習所の人は、こともなげに、大丈夫、間に合いますから。講習終ったら、その足で警察に行けばいいのですから。

 こんな混み具合では免許更新ができない人も出てくるのではないかと、心配になって、ブログに書きました。


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遂にでた!週刊誌2誌の鳥越氏批難記事

2016-07-21 10:29:46 | 国際・政治
 今朝の東京新聞には、「鳥越氏批難記事」の掲載を大きく宣伝する週刊誌2誌の広告が載っています。

 特に週刊文春の記事は見出しを見るだけでも、悪質な選挙妨害記事であると判断せざるを得ない内容です。

 7月21日付のしんぶん赤旗によると、

   『週刊文春』を刑事告訴へ
    鳥越氏弁護団 悪質な選挙妨害記事で


 の見出しで、次のように書いています。

 鳥越俊太郎東京都知事候補の事務所は20日、週刊誌『週刊文春』(21日発売予定)で、同氏をめぐって「疑惑」と見出しを打った記事を掲載することについて、弁護団が抗議文を文春側に送付し、東京地検に対して選挙妨害および名誉毀損(きそん)罪で刑事告訴の準備に入ったことを明らかにしました。

 抗議文によると、「事前にFAXによる取材があり、本人に確認の上、弁護団から事実無根であると文書で明確にする否定する回答をする」とともに、「無責任に記事化すれば選挙妨害になると強く警告する」としました。

 さらに、「記事は、『疑惑』が事実であるとは断定せず、一方的な証言と思わせぶりな記述だけで、あたかも『疑惑』が真実であるかのような印象を与えるものとなっている」と指摘。

 「こうした手法で有権者に事実と異なる印象を与えるような行為は、明確な選挙妨害」だとしています。

 そのうえで、記事について、虚偽事項の記載や事実の歪曲(わいきょく)による選挙妨害を禁じた公職選挙法148条1項の名誉毀損罪を構成するものであるとの見解を示しました。

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 週刊新潮


 週刊新潮は、週刊文春ほど露悪ではないが、これも「いやみたっぷり」な書き方で、見出しを読んでいていやになる。

 「業界の先輩に対して甚だ失礼だが、演説は下手。政策はピンボケ、健康や体力に不安の状況で、よくぞ都知事に手を挙げた。ご本人は根拠なき自信に溢れているものの、ジャーナリストとしても特に華々しい実績は見当たらない。76歳にして衰えぬ上昇志向が晩節を汚すことにならないか。」

 週刊新潮は、いつも皮肉たっぷりに記事を書く。
 
 しかし、週刊新潮氏が、ジャーナリストの端くれであれば、好き嫌いは別にして、ジャーナリストとしての実績は、「桶川ストーカー事件」をはじめとして、十分ではないか。
 
 都知事候補として「手を挙げた」ことは、それは評価が分かれることである。
 「よくぞ挙げてくれたと思う人」もいれば、「邪魔しやがってと思う人」もいるだろう。
 しかし、商業誌に、大きな見出しで読ませる記事としては、中身はなにもない。
  
 これは、政権党への候補者にたいする露骨な側面援助ではないか。選挙の公正さからいって、許されることではないと思う。



  

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東京新聞投書欄に「宇都宮さんを副知事に」の投稿

2016-07-20 10:02:46 | 国際・政治
 今朝の東京新聞の投書欄に、「宇都宮さんを副知事候補に」の投書が載っていました。わが意を得たりの文章であったので、紹介いたします。

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 「都知事選4氏の会見詳報」を読み、元日弁連会長の宇都宮健児さんの卓越した論調に共感し、こんな人にこそ知事になってもらいたかったと思いました。
 
 前回都知事選の時から、彼が庶民の苦しさを一番理解できる人と思い信頼し、政策と発言の秀逸さと鋭さにも目を見張りました。彼が都知事になったなら、東京をまるで北欧諸国のような街にしてくれそうです。

 残念ながら彼は、4野党が推薦した候補者に譲って立候補を取りやめてしまいました。そこで、宇都宮さんを米副大統領選挙のように、副知事候補にしてもらえないでしょうか。彼が素晴らしい右腕になるのことは間違いなしです。

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歌手・森進一さんが鳥越都知事候補の応援に

2016-07-20 09:53:42 | 国際・政治
 今朝のしんぶん赤旗には、
  いい東京をつくって
     歌手・森進一さんが応援


 の見出しで、鳥越さんと森進一さんが、巣鴨地蔵通りで、支持を訴えて歩く様子が写真入りで、報道されています。

 森進一さんが選挙戦で特定候補の応援演説をしたのは、はじめてのことだそうです。

 「私ももう高齢者ですしね。これからのことも心配します。やはりここで鳥越さんに托して、いい東京をつくってもらいたい」と期待をのべました。


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「天皇生前退位」のリークは安倍政権の改憲への布石か

2016-07-19 11:37:09 | 国際・政治
 今、マスコミは、「天皇の生前退位」のニュースであふれている。参議院選挙が終り、3分の2の多数を占めることにより、改憲への数的優位を確立したことで、いよいよ具体的な改憲への道を歩みだそうとしているのは、衆目の一致するところです。

 ではどこから手を付けていくか。

 いかに安倍政権といえども、いきなり、本丸の憲法第9条に手を付けるわけにはいかない。そこで「緊急事態法」などいろいろ考えていると思うが、「天皇の生前退位」の意向も、憲法改定につながると、安倍政権は考えていると推測するのは、あながち的はずれでもないだろう。

 そこで自民党改憲草案にみる天皇の位置づけを紹介したいと思う。
 これから何回かの連載となるが、お付き合いをお願いしたい。

 自民党改憲草案は、こうなっています。

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  第一章

(天皇)
 第一条 天皇は日本の元首であり、日本国及び日本国民の統合の象徴であって、その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。

(皇位継承)
 第二条 皇位は世襲のものであって、国会の決議した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。

(国旗及び国歌)
 第三条 国旗は日章旗とし、国歌は君が代とする。
  2 日本国民は国旗及び国歌を尊重しなければならない。

(元号)
 第四条 元号は法律の定めるところにより、皇位の継承があったときに制定する。

(天皇の権能)
 第五条 天皇は、この憲法に定める国事に関する行為を行い、国政に関する権能を有しない。

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 自民党の改憲草案の≪前文≫の最初の一節はこうなっています。

 「日本国民は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民党の象徴である天皇を戴く国家であって、国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立にもとづいて統治される」

 現憲法の「国民主権」や「三権分立」という言葉はありますが、なによりも「天皇を戴く国家」と立場が気になります。

 自民党の改憲草案は、天皇中心の国家観なのです。

 これに対して、現憲法は、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し・・・・・、政府の行為によって再び戦争の惨禍起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」となっています。

 どちらが、国民主権をきちんとうたっているでしょうか。

 第一条では、天皇を「元首」と定義していることです。
  
 「天皇」を英訳するとき、どのように訳するか、これが難しい問題となってきます。西欧には「天皇」という概念がないのです。

  各地域の王様を統一したものとして、西欧には「皇帝」がいました。
  しかし、日本の天皇は、その概念とは一致しません。
  
  そもそも日本国という名前が、共和国なのか、君主国なのか、あいまいなままで置いたのです。

 たとえば、イギリスの正式名称は、ユナイテッド・オブ・キングダム=王国連合なのです。
 君主国は、国名でもそうなっています。
 君主国でない国は、共和国と名前がついています。
 日本特有な、”あいまい”性が残っているのです。

 私は、現憲法下では、天皇=象徴ですから、「シンボル」と英訳するのがいいと思っていますが、皆さんは、どう思われるでしょうか。

 自民党憲法草案の第四条に、「元号」の問題が出ています。これを憲法で決めてしまおうというのは、あまりにも乱暴ではないでしょうか。

 たまたま、明治は45年間、昭和は64年間も続ききました。しかし、人間の寿命からみて「1世代」というのは30年前後なのです。

 そのたびに元号が変わるというのは、国際的には通用しないものです。私は70年も生きてきましたが、昭和64年と平成元年が、途中に入ると、年代の計算は大変になります。ですから、私は、ほとんどが西暦表記をつかっています。元号まで憲法で決めてしまおうという自民党憲法草案には、単純な理由で反対せざるを得ません。
 
                     (続く)








 
 





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永六輔さんの「メートル法」とのたたかい

2016-07-18 10:18:03 | 日々の雑感
 作詞家・タレント・放送作家などマルチの才能を発揮して大きな影響を与えた永六輔さんが逝った。

 みなさんそれぞれの思い出を語っている。

私が忘れられない氏の功績は、「メートル法」とのたたかいである。

私が子どもの頃、メートル法が制定された。

日本は法律を徹底させようと、すぐ、罰則規定をつくってしまう。
ところが、人間の長年の習慣は変えられない。

 その一番いい例が度量衡の変更である。

 私は子どもだったので、メートル法にはすぐ慣れた。しかし、大人は、なかなか適応できない。尺や貫などは、その人がなくなるまで切り替わることはない。

 私の母も、裁縫をやっていたので、鯨尺を使っていたし、物差しは尺・寸のものであった。年とった母に、メートル法の物差しでは、仕事にならなかったのです。

 持ち論政治は、今使っているものまで「使ってはいけない」とはいわない。しかし、「販売は禁止」したのである。これに、公然と反旗を翻したのが永六輔氏でした。

 週刊誌のグラビア写真でみたのが印象深く残っているのです。
 尺・寸の物差しを背中にしょって、販売の行商に出たのです。「取り締まれるものなら取り締まってみろ」と政府に挑戦している姿でした。

 その後、厳しい罰則規定は改善されたと記憶しています。

 私が議員をしていて一番困るのは、面積の「坪」と「平方メートル」の関係です。どうしても面積だけは、坪の方が具体的イメージ、つまり広さの感覚がわかるのです。

 永六輔さんの訃報に接し、こんなことを思い出しています。



 

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桜川市の人口は前月比ー67減

2016-07-16 09:17:56 | 日々の雑感
 私が茨城新聞を真っ先に見るところは、おくやみ欄です。このところ桜川市の「おくやみ欄」の掲載者が少ないなあと、内心喜んでいました。しかし、そうではなかったのです。

 選挙中、街中をあるっていて葬儀屋さんが、「案内板」を掲示してるので、話しかけました。
 「岩瀬には葬儀屋さんが5軒(数え方によっては6軒にもなります)もあって大変だなあ。私は毎日、お悔やみ欄をみているのだが、お宅もたまにはでているが、どうですか。その名前は、お悔やみ欄には載ってなかった名前だよね。」
 「亡くなった方がみんなお悔やみ欄に名前を出すわけではないですよ。こじんまりした葬儀にしたいと、名前を新聞に出さない人も多いのですよ。」

 今日の茨城新聞に、市町村別の人口比が掲載されている。
 一時は300万人に届こうかといわれた茨城県の人口も、10万人近く減って、290万9196人になってしまった。

 それよりも気になるのは、桜川市の人口だ。なんと前月比で、67人も減っている。
 6月1日現在で42093人です。このペースでいくと、あと2年後には4万人をきってしまうことになるからです。

 ちなみに、人口減の多かった市町村は次の通りです。

  1.日立市   154人減

  2.常陸太田市 91人減

  3.桜川市   67人減
 
  4.笠間市   47人減

  5.鉾田市   43人減


 

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参院選での4野党+市民連合の威力

2016-07-15 08:06:30 | 国際・政治
 今回の参院選の特徴は、32ある参院選1人区のすべてで4野党の統一候補が実現したことです。私は、志位委員長がこの提案をしたとき、いくつかで実現できたとしても、32選挙区全部では無理だろうと考えていました。
 
 一番初めに統一候補が誕生した熊本県では当選できなかったが、一番最後に統一候補が誕生した三重県が当選できたということも、何か皮肉な気がしますが。選挙は生き物ですから、機械のようにはいきません。

 そこで、4野党の比例得票数と選挙区候補の得票数を比較してみました。

 4野党の得票数>候補者得票数
   富山県、香川県、群馬県、佐賀県
   香川県は唯一の共産党の候補です。
   群馬県は自民党は中曽根氏ですから、圧倒的に中曽根氏に流れたと考えられます。

 候補者得票数が4野党得票数の1.0倍~1.19倍
   鹿児島県 1.05倍
   和歌山県 1.06倍
   山梨県  1.08倍(当選)
   山口県  1.09倍
   奈良県  1.11倍
   岐阜県  1.12倍
   三重県  1.12倍(当選)
   鳥取県・島根県 1.12倍
   宮崎県  1.15倍
   長野県  1.18倍(当選)
   栃木県  1.18倍
   福島県  1.19倍(当選)

 候補者得票数が4野党得票数の1.2倍~1.39倍
   岩手県  1.20倍(当選)
   大分県  1.23倍(当選)
   熊本県  1.25倍
   秋田県  1.25倍
   石川県  1.25倍
   徳島・高知県 1.26倍
   宮城県  1.26倍(当選)
   滋賀県  1.28倍
   新潟県  1.29倍(当選)
   青森県  1.31倍(当選)
   岡山県  1.36倍
   福井県  1.38倍

 候補者得票数が4野党得票数の1.4倍~

   沖縄県  1.40倍(当選)
   長崎県  1.40倍
   愛媛県  1.66倍
   山形県  1.71倍(当選)

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 3年前は野党候補の当選数は2であったことを考えれば11人の当選はおおきな前進です。


   



   



  

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