ある男の台湾日記

小山高専2年D科のせったぁが台湾留学に行った時の記録
管理人 せったぁ 副管理人 黒豆
留学終了のため更新停止

えぴろーぐ -帰国時、そして帰国後のオハナシー

2006-06-19 23:03:07 | Weblog
もぐもぐ・・・・

ココは台湾において数少ない国際空港のうちの一つ「中正空港」。

もしゃもしゃ・・・ごっくん

まぁ、俺は朝飯をろくに食っていないと言う事で
空港にあるハンバーガー屋で朝飯を食っているわけだ。

俺:「・・・まだかな・・・?」
時間はそろそろ8時半。
俺が乗る予定の飛行機は9時出発。
そして一般的に飛行機が出発する30分前にはゲートに向かう物である。

遅い。遅すぎる。何考えてやがる・・・・。
コーラを飲みながら母の所へ向かうときそんなことを考えていた。

俺:「お袋、どぉ?」
母:「まだっぽいよ~」
俺:「まじ?おっせぇなぁ・・・時間あるかな・・・?」
母:「ボーディングしちゃえば平気さ。飛行機は待ってくれるよ」

そんな会話を交わしているうちにボーディングが完了したようで
俺はカウンターへと向かう。

係員:「はい、こちらがチケットです。それから『超過料金』のことなんですが、
    今回時間がかかってしまったのでいただかない事にしました」
俺:「はぁ、ありがとうございます。(やったぜっw)」

係員の言う『超過料金』とは・・・
7:45頃・・・

係員:「次の方どうぞ」
俺:「はい、お願いします」
荷物の計量とボーディングに向かう俺たち。
そして、
係員:「荷物のほう重量超過27kgなのでその分の超過料金を払っていただきます」
重量の合計は77kg。一人あたりのリミットが20kg。
二人だから40kg。差し引き37kg、10kgおまけがついて27kg・・・。
(後に計算すると37kgの超過料金はおよそ3万円ぐらいだった・・・)
俺:(なにぃ!?こんなに超過してたの?!!)
驚く俺をよそに、お袋はものすごい勢いで抗議しだす。
母:「ほとんどお土産なんだからちょっとぐらいオマケしなさいよ!
   いくらあんたらの国に払ったとおもってんのよ!!」
母は中国語が話せない。
係員は当然母が何を言っているかわからないが、
怒っている事はわかるらしく「これ以上はどうしようもない」
の一点張り。
母がムチャを言っているのを承知で翻訳に回る俺。
俺:(これだからお袋は・・・)
翻訳に回ったものの、口論するのもまずいので母をなだめるのに回ることにした。
結局払う事にしぶしぶ了承しその場は治まった・・・。

・・・話を8:35ごろまで戻して・・・

俺は嬉々としてお袋に超過料金を払わなくていいことを報告した。
母:「な?ごねればなんとかなるんだよ!」
まったく、やってくれるぜ・・・俺には真似できそうもねぇや。

もう時間がない。
急いでゲートに向かう。
ホストマザー:「じゃ、あたしはココまでだ。帰ったら連絡頂戴よ」
俺:「はい、お世話になりました!」
それは、惜しむ間も、一筋の涙すらもない、とても、忙しい別れだった。


その後、荷物の確認を終え、パスポートのために並ぶ俺たち。
時間を見ると・・・
俺:「お袋コレ見ろw8時50分だw」
母:「あーあwwまた呼び出し食らっちゃうねw」
俺:「おいおい、まじかよ~!やだなぁ~・・・」
母:「大丈夫だよ、飛行機は待ってくれるから」
俺:「そういう問題じゃなくてさ・・・」
母:「キミの留学は最初から最後までこんな風になる運命だったのさw」
笑いながら言う母と笑えない俺。

「最初から最後まで」

そう、俺が成田を発ったあの日もこんなんだったっけ。
(第1回参照)
今思えばそれは楽しい思い出なのだが、
それを繰り返す事になると、どうにも笑えない物があった・・・。

パスポート確認が終わった直後、
俺たちは
走った。

俺:(ちくしょーーーー、くそったれぇええええ!!)
重い荷物を抱えつつ飛行機に向かって走りつづける。

どうしてこう慌ただしいかなぁ・・・?

そんな感じでようやく成田にたどり着いた。
帰りがてらに親戚や彼女のうちにお土産を持っていき、
その日は終わりを告げた。

あの日から二日が経った。
まだ人と会ったときに中国語を話そうとするクセは抜けておらず、
自分の中で自制する事もしばしば。
俺がいない間日本もいろいろ変わったようで、
そんな俺にお袋は「浦島太郎の気分かな?」なんて言いやがる。
・・・割かし間違ってないかもしれん。

皆は、クラスメートは、友は、親友はどうしているのかな?
元気なのかな?
学校に確かめに行かなくちゃ。
それに復学手続きしなくちゃいけないし、
勉強のブランクだって・・・。
たぶん、そうやって俺は昔の生活に戻っていくのだろう。
でも、台湾の生活を忘れる事はきっとないだろう。

そうだ。
そういえば、
大事な事言うの忘れてた。



みんな、ただいま。

最終回 タイムリミット-残り10日-

2006-06-08 14:39:59 | Weblog
どうも、ついに帰る日が間近に迫りました。
せったぁです。

今回は、つい最近のことをかるーくまとめて終わりたいと思います。

・5月末にアメリカへ留学していた姉さんが帰ってきました。
 とは言ったものの、ちょくちょく外に遊びに行くので、
 家の状況は大して変わっていませんw

・6/3~6/6にかけてちょっくら「花蓮」と言う所に旅行に行ってきました。
 ホストマザーと割と親しいアメリカ人の留学生と俺の3人で、
 山へ、川へ、海へといろんな所へ行ってきました。
 時には台湾式マージャンをやったりもしました。
 もちろん俺とアメリカ人の少年の2人はぼろ負けしましたが・・・。

以上、近況報告終わりw

さて、自分は6/17日に日本へ帰国する事が決まり、
台湾にいる時間は残り10日となりました。
もうじきお袋が台湾に来ます。
お袋を1週間連れまわして遊んだら帰国ですよ・・・。

では、それに当たって感想をちょっと書いておこうかな。

この1年間(厳密に言うと10ヶ月ぐらい)、
いろんなことがあった。

うれしい事も、悲しい事も、楽しい事も、辛い事も、
ついこの間の事だと思っていたのがいつの間にかこんな時期になって。
この時期が必ず来る事はわかっていたけど何だか実感がなくて、
この1年で「当たり前」になっていた生活が
終わってしまうのが信じがたくて。

でも、

「そう思うことができるだけの生活を送った」
という事が、一番大切なことなんだろう。たぶん。
そして、「また必ず来よう」、そう思えることが
きっとすばらしい事なんだと思う。

1年と言う短い期間で、
俺は
自分の国では得られない「経験」を得て、
多くの大切な「友」を得て、
厳しくも優しい、新しい「家族」を得た。

当初留学する気がなかった俺、
日本の皆との別れを惜しんだ俺、
留学をめぐって親と大喧嘩を繰り広げた俺。
今思えば、俺はガキだったのかもしれない。
これだけの大切な物を、
留学決定当時の俺は見ることができてなかったような気がする。
だからと言って留学を通して俺が成長したかどうかはわからない。
でも、
少なくとも自分の価値観ぐらいは変えることができたと思う。
一応、昔の自分に対して「ガキである」と言う判断が下せる程度の
価値観の変化はあるようだ・・・w

何はともあれ、
この機会を与えてくれたロータリーに、
俺が留学するきっかけを作った親に、
そして、このブログの更新を手伝ってくれ、
こうやって何かを言う場所を作ってくれた黒豆氏に、
改めてお礼を言って終わりにしたいと思います。

俺はこの留学を無事に終えることができました。
みなさん、本当にありがとうございました。
そして、日本に帰ってからもまたお世話になります。

PS:頑張れ、後輩留学生たちよ・・・

第20回 スピコン終了・・・

2006-05-22 22:57:29 | Weblog
どうも、ついに自由な日々がやってきました。
せったぁです。
何が自由かって、ロータリークラブ主催のすべての活動が
終了したのです。
学校が始まった去年の9月からずっと続いてきた
中国語クラス、そして文化クラス。
その二つがついに終わったのです。

そして、その締めくくりとして行われたのが
「ロータリー主催中国語スピーチコンテスト」
です。
記念として発表したスピーチの内容を
日本語に訳して載せておこうと思います。

<以下スピーチ内容>

ロータリーの皆さん、アウトバウンド、インバウンドの学生、
来賓の方々、そして中国語クラスの先生たち。
皆さんこんにちは、せったぁです。

本日のテーマは「台湾で過ごした生活の中で最も印象が深かった事」です。

もう台湾に来て9ヶ月が経ちました。
この9ヶ月の生活で自分は多くのことを学び、
多くの思い出を残してきました。

その中で、自分にとって最も印象が深かった事が2つあります。

一つは自分の学校「開南商工」で日本語を教えた事。

と言っても、そんなことは初めてです。
17年以上日本語を話していますが、
台の上に立って人に物を教えた事など一度もありません。
かなり緊張しましたね・・・。
もちろん今も緊張してますがw←アドリブ

自分が教えたのは「自動車科」の生徒で、
授業のときに使う日本製の車の説明書、
アレの中にあるカタカナがわからないわけです。

そんなわけで、先生が俺を紹介し、
カタカナを教えに行ったわけです。

教材作ったりするのにもずいぶん時間がかかりました。

水曜日最後の2時間に教室に行って、
プリント配って、軽くカタカナ、ひらがな等の説明をした後、
一文字づつ発音していく、というような感じでした。

みんながまじめに勉強してる様子をみて、
なんだか苦労が報われたような気がしました。

もう一つの印象深かった事は
(ココで重大なミスを犯す。
 思わず中国語クラスと言ってしまいそうになったわけです。
 理由不明・・・。)
中国語・・・ではなく武術クラスです。
中国語クラスも印象深いんですが、
やっぱ武術クラスのほうが印象が強いわけですよw
↑無理やり言い訳

自分は台湾で2種類の武術を習っており、
どちらも台湾での生活における大きな楽しみとなっています。

まずはテコンドー。
テコンドーは本来舞台の上で発表するためだけのものだったのですが、
ここまで夢中になるとは思いませんでした・・・。
発表の後も道場に行くようになり、
天気がどうであれ、毎回練習に行っております。
練習のあとは汗だくになっているのですが、
それでも気分はよかったりします。
また、3月には黄帯の試験に合格し、
来週の土曜日には黄藍帯の試験を受ける予定です。
皆さん、どうか合格を祈っててください。

もう一つは中国武術。
中国武術ってのは「精神面の鍛錬」を重視する武術だと自分は思います。
実際、長い年月の練習を経て、
やっと人に教える事が出来るようになるのですから。
自分は7,8ヶ月練習してきましたが、まだ基礎しか出来ません・・・。
それでも好きなんですけどねw

自分はこの留学生活において多くの「異国の文化」を学び、
台湾人の友達に「自国の文化」を教えてきました。
コレは、
「留学生としての目的を達成した」
と言う意味です。
自分が留学試験を受けると言う意見が出た当初
母親とすさまじい口喧嘩を繰り広げたのですが、
今思えばすごく充実した生活を送ってきたと思うし、
後悔もしていません。
ココに来れた事は自分にとってすごく幸運な事なんだと思います。

6月17日に自分は日本に帰ります。
↑日付変更しました。ただし、まだチケットは取れてないのでまだ未定。
帰った後自分は友達に台湾と言う国の事、台湾人のことを
教えてあげたいと思います。

最後にこのとても貴重な機会と忘れがたい思い出をくれた
ロータリークラブと、
自分を世話してくれたそれぞれのホストファミリーに
お礼を言いたいと思います。
ありがとうございました。

<以上スピーチ内容でした>

さぁ、こんな内容だったスピーチですが、
一体コンテストとしての結果はどうだったのか?
実は・・・

1位もらってまいりましたwwww

うはははwやったwwww
(といっても3位だった奴のほうが中国語うまいんです。)

こんな感じでいい思い出を残し、
すべての活動を終えました。

お疲れ様、俺。
ありがとう、ロータリー。
もうすぐ帰ることになるけど、
きっとこの体験は忘れがたい物となるだろう・・・。





そういえば途中ちょっとだけ居眠りしちゃったっけ・・・。
それも思い出さ・・・たぶん。

<オマケ>
ellyさんから寄せられた質問に答えて無かったwww

1.台湾で中国語の発音を表記する際に使う記号は
  ピンインとはちがうが、学校ではよく使ったりするのか?

答え:よく使うどころではないです。
   大部分の台湾人はピンインを使えません。
   使えるのは一部の国語教師ぐらいでしょうか?
   アレは「注音符号」といい、
   ひらがな等と同じ様に漢字の書き崩しから
   生じた物です。
   留学生は中国語クラスで勉強するので、
   日本で無理して勉強する事は無いと思いますが、
   台湾において「注音符号」は必須です。
   「覚えられるかな?」ではなく、
   「覚えてください」。
   1ヶ月ぐらいすればなれると思います。たぶん。

2.中国文化圏の人は頭をなでられるのが嫌い?

答え2:本当です。
    が、俺はよくなでてます。
    朝学校に来て、
    俺:「おはよー」(ぐしゃぐしゃ)
    友:「やめんかい、コラ」
    よくないです。
    まねはしないように。

第19回 残り1ヶ月?

2006-05-08 18:46:54 | Weblog
どうもみなさん、
スピーチコンテストの準備に終われているせったぁです。

5月20日にコンテストがあるのでただ今急ピッチで
原稿を仕上げているところです。
内容を覚えるのに時間をかけたいので・・・。

さて、今回はellyさんから寄せられた質問に答えたいと思います。

Q1.中国語では「吃飽了ma?」ではなく「ni好ma?」を使うのが正しい?
A1.どれだけ中国語をまじめに勉強してるかがよく分かる質問ですな。
   えらいです!俺は日本でココまで勉強してません!w
   本題ですが、この質問は「ni好ma?」と比べていると言う事で、
   あいさつについての質問と捕らえていいんでしょうか?
   少なくともどちらの文も文法上おかしい事は無いし、
   使おうと思えばどちらも使えます。
   ただ、あいさつとして使うことを考えると、
   どちらもあまりいいとは言えないのが正解だと思います。
   少なくとも台湾でのあいさつは、
   基本的な「ni好」と、時間によって変わるあいさつ「早」など
   が使われるのが一般です。
   質問の形にすると答えがあって、答えに対する反応があって、
   とあいさつだけにとどまらないから、とか言う人もいました。
   ただ、あいさつとして「吃飽了ma?」を使う文化は
   実際にあります。最近では少ないようですが・・・。
   なお、「吃飽了ma?」と言うと、飯を食っているときに
   お腹一杯になったかどうかを聞いてる感じです。
   (たぶん・・・自分もあまり使わないので・・・)
   飯を食ったかどうかを聞くときは
   「吃飽了没?」を使う事が多いです。
   どちらかと言うと口語的な表現になりますが・・・。
   「ni好ma?」はほとんど聞く事がありません。
   英語圏の留学生が「what's up?」と
   同じように使うぐらいでしょうか・・・。
   ちなみに台湾の朝のあいさつは
   「ni早」ではなく「早安」です。
   「ni早」って言うと通じません。気をつけましょうw

Q2.台湾が厳格な国と言うのは具体的にどういうことか?
A1.たとえば学校には「教官」ってのがいます。
   生徒を管理するのが仕事のようですが、
   その管理の仕方がすごい・・・。
   おそらく校則にのっとっているんでしょうが、
   髪がちょっと長かったりすると捕まって、
   「今日中に切って来い」なんて言われたりします。
   しかも日本人である俺は台湾人と見分けがつかず、
   始めのうちはよく捕まりました・・・。
   もしかしたらellyさんも捕まるかもしれない・・・。
   でも、顔覚えてもらうと捕まらなくなるかもw
   基本的に日本よりも学校の校則は厳しいです。
   管理の仕方も厳しいと思います。(たぶん)
   まぁ、他にも厳しい部分と言うのはありますが、
   ロータリークラブ以外は留学生に「比較的」甘いです。(コラ
   また、ellyさんの心配する「早起き」についてですが、
   台湾人はやはり朝早くから行動します。
   学校始まるの7時半です。交通を考えると・・・
   6時ぐらいに起きないとまずいかもしれない・・・。
   俺も基本的には朝弱いんで目覚ましを使わないといかん、
   という状況です。
   とにかく、ルーズでものぐさで朝起きるのが遅いってのは
   俺もまったく同じです。
   それでもこの留学生活きちんと送ってます!
   大丈夫!無駄な心配しないほうがいい!
   ただ、心配はしなくていいけど、
   台湾についてから努力だけはしたほうがいいと思います。
   努力しないでだらけているのと、
   努力してるけど出来ない、ってのは大きな差がありますからw

さて、こんな回答でいかがでしょう?
足りなかったらまた言ってくださいね~。


こんな風にレポートを書いている間に帰国日が決定しつつあります。
おそらく6月10日に帰ると思われます。
・・・・早すぎ?
実は留学期間10ヶ月に満たないんです。
でも他の留学生も早々と帰っちゃうからすごく暇になっちゃうんですよ・・・。
期末テストで友達誘えないし・・・orz
(台湾は日本と同じぐらいテストを重視します)
現在フランス在住のTさん、俺の帰国日はこんな感じですw
メール送れないのでココに返事を書いておきます。

あと1ヶ月、悔いのないように、

遊んで
遊んで
遊びまくってから帰ってやる!!!

第18回 レポートらしいレポートを書いてみよう

2006-04-24 21:27:59 | Weblog
どうも、皆さんこんにちは。
そしてellyさん、始めまして。
そろそろ日本に帰るであろう、せったぁです。

ふと思いついたので、
総まとめをかねて台湾についてざっとまとめておこうと思います。
ellyさんがこれ見て台湾について少しでも知ってもらえれば
ありがたいです・・・。

国名・・・中華民国
 ・前も書きましたが台湾は中国領です。まだ独立してません。
  独立したほうがいいって言う話もよく出てきますが・・・。
言語・・・北京語(標準中国語)、台湾語
 ・日本人にとって中国語は割と習得しやすい言語です。
  まじめに勉強すれば早期に習得する事ができるでしょう。
  台湾語は学ぶ気が無いので何ともいえません。
  ただ「非常に難しい言語である」としか聞いてません。
  ちょっとぐらいできると大人にほめられるかも・・・?
首都・・・台北
 ・俺もココに住んでます。一部の留学生は台北以外の場所に住んでいます。
  ちなみに台北市長は馬英九って人です。
面積・・・35600万平方キロメートル
人口・・・2228万人(台北市、県の人口の合計が632万人)
気候・・・亜熱帯っていうのかな?
     基本的にはすごく暑いです。
     これを書いている4月現在、
     既に蚊が出現しております。
     あと、湿度が高く、雨が多いです。
     冬に雨が降ると結構寒かったりします。
     コートとかの用意は怠らない方がいいです。
総統・・・陳水扁
 ・留学に行くならやっぱり総統とかの名前は
  知っておいたほうがいいかも・・・。
  ちなみに俺は留学してから知りましたww
衣類、住宅・日本と大差なし。
      住宅に関しては割とマンションが多い。
食文化・昔「台湾には台湾料理というものはない」
    なんて書いたような気がしますが、
    台湾には台湾小吃っていうのがあります。
    ※読みは省略します。
    夜市なんかでよく見かけます。
    要は、いろんな物をちょっとづつ食べて
    お腹一杯にしようってことです。
    友達と一緒に夜市に行って食べ歩き、
    なんてのも面白いですよ。
    ちなみに台湾人は食欲がすごいです。
    お腹一杯ご飯食べたあとに果物食ってます。
    行くと必ず太るので覚悟してください。
    俺が何キロ太ったかは秘密です・・・。
流行・・もともと流行には疎いのですが、
    確実に言えるのは、日本大好き。
    かつて台湾は日本に占領されていた
    過去がありますが、
    それはそれ、これはこれ、といった感じ。
    学生に関してはそりゃぁもう・・・。
    あと、台湾では日本人はモテますww
    かわいいと評判のellyさん、
    頑張ってくださいね~。(何を?)
人・・コレは一番わかってもらっておきたいことです。
   基本的に台湾は「厳格な国」です。
   ロータリーも、家庭もルールを重視し、
   留学生に対して厳格な態度を取るでしょう。
   (もっとも、学校は留学生に対して
   割と甘かったりしますが・・・。)   
   中にはその態度に耐え切れなくなっている
   留学生もいます。
   ただ、厳格であると同時に、
   すごく暖かい一面も持っているので
   一概に悪いとは言えません。
   厳格である事に怯えたり、
   その態度を嫌ったりしないで、
   言いたい事は言って、
   相手の言い分もしっかり聞いて、
   コミュニケーションを大事にしていけば、
   人間関係で困る事は少ないと思います。

と、こんな感じですかね。
流石に後輩の存在があるとまじめに書かなきゃ
いけない気がしますね。(コラ

一応思いついたことは書いたのですが、
気になる事が他にもあったらコメントください。
書くように努力しますw
全部知っちゃったらつまらないけどねw

おまけみたいになっちゃいましたが、
最近の俺はというと、
あごの関節に痛みを感じるようになったので、
病院に行ってきました。
医者によると、ただの関節炎だとか。

「硬い物食べた?」なんて聞かれて考えてみると・・・
もしかして・・・
「・・・グアバの種・・・?」
「それだな。」
医者とホストマザーの二人に同時に言われた・・・。
グアバの種は噛まないようにしましょう。

で、もっと深刻だったのは
2ヶ月前テコンドーの練習中に
すっころんで怪我した左足小指。
医者が言った名詞がわからなかったので、
ホストマザーに「医者は何て言ったわけ?」
と聞いてみて、返ってきた答えは、
「えーっとね、指の筋肉が切れちゃったわけさ」

すさまじく深刻な怪我でした。
ロータリーの皆さん、ようやく判明しましたよ。
どうりで小指が動かないわけだ・・・orz

幸い(と言っていいのか?)人間が運動するとき、
最も重要な指は親指であり、
小指はそれほど重要ではないとのこと。
・・・だったらこのままでもいいかな・・・。

久しぶりにすさまじい長文を書いた気がします。
それでは今回はこの辺を引き際とさせていただきます・・・

第17回 台湾一週の旅 ~留学中最後にして最大の思い出~

2006-04-10 21:36:51 | Weblog
どうも皆様、せったぁです。
ついこの間台湾一週の旅に行ってまいりました。
6日で台湾を一周するのですが、死ぬほど疲れました・・・。
もちろん楽しかったんですけどねw

1日目は朝6時に集合する事になっていたので、
5時半に起きて集合場所へ。
6時半には出発、そして睡眠。

実際、バスの中にいた時間の半分は睡眠に費やしました。
何せ睡眠時間が通常の半分以下でしたからw
2日目なんて一睡もしませんでした。
まぁ、3日目にバスの中で昼まで寝てましたから特に問題は(ry

夜にはダンスパーティなんて物があったりしたんですが、
何せ自分はチキン中のチキン、もちろん逃亡です。
それに、日本でそんな物に参加したためしも無いですし。

それから、台湾の総統の実家を見たりしましたね。
流石に中には入れなかったものの、
総統の実家なんてなかなか見れるものではないので、
写真ぐらいはとっておきました。
ど田舎だったけどね・・・。
ちなみに地名は官田。日本にもありそうな地名ですな。

また、台湾1位の人口をほこる都会、高雄にも行って来ました。
自分が住む台北とは違い、歴史がそれほど長くはないらしく、
とてもきれいな町でした。
話によるとこの地名は京都にホントにあるらしいです。
(「らしい」なんて言っているのはもちろん人から聞いたから。
 誰から聞いたって、もちろん台湾人からですよ。
 ・・・自分の国なのになぁ・・・。)

悪天候のため山登りが中止になった以外には予定に変更はなく、
ほとんど計画どおりに進みました。

さて、6日の旅行を終えて台北に帰ってから待っていたのは、
引越しでした・・・。
くたくたに疲れている中、すさまじく重い自分の荷物を5階まで運ぶのは
どうしてなかなか辛いじゃありませんか・・・。
あまりに体力の消耗が激しかったので、
次の日の朝起きることができず、テコンドークラス遅刻しました・・・orz

では、新しいホストファミリーはどんな感じかというと、
実はかつて離婚してしまったらしく、
お袋さんと姉貴が2人しかいないんです。
さらに下の姉貴はただ今アメリカへ留学中。
という事で家には2人しかいないんですねぇ~。
でも、ちょくちょくお袋さんと一緒に出かけたりできるので、
すごく楽しい家庭ですよw

もう最後のホストファミリーに到達しました。
日本への帰国はもう目の前です。
このホストファミリーでしっかり頑張って、
思い出しっかり作ってから帰るとしますか!

第16回 徐々に平凡になってきた気がする

2006-03-21 13:22:07 | Weblog
どうも皆様、せったぁです。

日本ではそろそろ春休みが終わる頃でしょうか?
新たな学年がスタートする頃ですね。
(スタートできれば、の話だけど)
台湾ではまだ現在の学年すら終わってませんけどねw

台湾の学校は、9月頭から始まって、
6月末に終わるって感じなんです。
だから卒業式ももう少し先なんです。

クラスの皆がテスト勉強で忙しい今日この頃ですが、
自分の生活は相変わらずゆったりとしています。
毎日学校に行って、教室で友達とおしゃべりして、
時折居眠りして、すぐに先生に起こされる。
(一部の先生は俺が寝てても気にしない)

変わったことと言えば、
テコンドーで黄帯もらった事ぐらいでしょうかね。
テスト受けたら結構簡単に受かりました。
危ないところもあったけど、そこは所詮白帯と言うことで・・・。
もう一度テストを受ける機会があるので、
黄帯の次、「黄藍帯」をもらえるようにせいぜい頑張ります。
(黄藍帯は中国語。黄帯に一本青い線が入ってるわけなんだけど、
 日本語でなんて言えばいいかわからん orz 一言じゃ言えない気がする)

黄帯になると、回し蹴りの類を習う事ができるので、
少々期待しておりますw
半回転するだけの蹴りを回し蹴りというかどうかは気にしないとしよう・・・。

残りおよそ3ヶ月、そろそろ最後のホストファミリーへの
引越しも近づいてきました。
そう考えてみると時が経つのは早いですね。
何だかんだ言って3分の2が終わってしまったわけでして。
始めはすべてが新しい物ばかりだった台湾も、
いつの間にか慣れてきて、今では台湾レポのネタが(ry
ともかく、こんな風に台湾レポ書く事もそろそろ終わってしまうわけか・・。
まぁ、しっかり最後まで書く物書いて、
義務を果たすとしましょうかね。

それではいつも通りまとまりのない文章ですが、
このあたりで失礼します・・・。

第15回 休みが欲しいなり・・・

2006-03-11 17:03:40 | Weblog
日本の皆様はもう春休みをエンジョイしてるのでしょうか?
どうも、日本の休日がいつだか忘れつつあるせったぁです。

台湾には春休みがありません・・・。
ここに来て半年とちょっと、
そろそろ体力的に問題が生じてきたかも・・・。
あぁ、休みが欲しい・・・(コラ

さて、最近はと言うと、
ついに本当の先生じみたことを始めるようになりました。
つまり、本当に教壇に立って物教えるようになったわけです。

俺が教えているのは「汽車科(自動車科)」なのですが、
台湾には日本語で書かれた車関係の本が多いらしく、
それらを読むため俺が召喚された、とのこと。

始めは50音を教えて、
現在は単語をちまちま教えてるとこです。
目的が「話す事」ではなく「読む事」なので、
50音の読み方に慣れて、それぞれの音を覚えればよいと言うわけです。
つまり、文法を教える必要は無いのです。
日本語の文法って他の言語と比べると結構説明しにくいんですよね・・・。
助詞とか、助動詞とか説明するのマジ勘弁してほしいですよwww

と、まぁそれほど苦労する要素は多くないはずなのですが、
何せこんな形で人に物を教えた経験は無い者ですから、
緊張の連続ですなwwww
それでも先生は「なかなかよかったよ」と誉めてくれました・・・。
先生ありがとう・・・w

他のクラスからも、
「いろいろ話を聞きたい」と言う意見があったらしく、
ちょろちょろ授業を抜けてはいろんなクラスに出没する必要がありそうです。
これを書いている今日(3月8日)もちょっくらお話をしてきました。
内容としては、
 ・台湾に対しての印象は?
 ・この学校好き?
 ・どんな食べ物が好き?
 ・どうすれば外国語がうまくなる?
 ・留学生になったきっかけは? etc etc...
そしてやっぱりお決まりの・・・
 ・彼女はいる?

皆やっぱりこういう質問好きなのか・・・w
いや、すべての質問にきちんと答えましたよw

こんな風に自分ができる事はとても小さい事かもしれないけど、
それが少しでも日本と台湾を結ぶきっかけになるならば、
俺は喜んで協力したいと思う。
それが本来の「ロータリー交換学生の役目」のはずなのだから・・・。


なぁ~んて言ったって似合わないにもほどがあるんだよなぁ・・・orz


※「これを書いている今日」の日時と更新日時がずれていますが、
 コレは、俺がメモ帳に内容を書き込んでから、
 それを黒豆氏にメールで送信、黒豆氏が更新を行う。
 という手順を踏んでいるからなのです。
 なので、栗原さんの言っていた「黒豆氏が作っている」と言うよりも、
 「共同で更新している」といった感じで、
 特にどちらが作っていると言う事はないのですw
 微妙な場所ですが、ここに書き込みへのレスを書き込んでおきますw
 遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

第14回 残された時間

2006-02-24 13:22:07 | Weblog
どうも皆さん、相変わらずだらだら過ごしています。
せったぁです。

冬休み明けてからは特に特別なことは無いような気がします。
ちょいとばかし台湾の陶芸を見てきたり、
家具作りの工場見学に行ったりしましたが、
何より特別だったのは、
2月23日に日本のロータリーの人が台湾に遊びに来た事です。
折角なのでローテックス(かつての留学生)と共に会ってきました~。

まぁ、こっぴどく説教を食らうのであろうと思い、
ほんのり憂鬱になりながら待ち合わせ場所へ。
会ってみるとまぁ、なんとも優しいでわないですかっ!
どうやら留学前のオリエンテーションのイメージと
台湾ロータリーのイメージが相まって、
ロータリー=厳しくて怖い
みたいなイメージが出来上がってしまったようです。
いかんなぁ・・・。

で、台湾についていろいろ話したりしながら一緒にお食事。
世界的に有名だというレストランに連れて行かれ、
小龍包を食してまいりました。
あんなにうまい物は久しく食ってなかった・・・。
(台湾の普通の料理がまずいとは決して思わんが)
あの小龍包は絶品だった・・・。
でも店の名前は分からない・・・読めなかった・・・。orz

そうして会話しているうちにふと気が付いたことがありました。

「俺、ちっとばかし饒舌になってないか?」

そう、できない言語でも必死に話してるうちに
「話す事への抵抗」が薄れ、
日本語を久しぶりに使ったときに以前よりも話ができるようになっていたのです。
まぁ、コレがいい事とは限らないけど、
以前の話下手よりは若干マシだと思いたいです。

もともと自分の留学の目的は、
「自分という人間を変えること」
だったのですが、半年にして達成されつつあるようです。
ロータリーすごいなぁw
留学生の後輩たち(見てればの話だけど)、
お前さんたちもきっと変わって帰ってくると思うよw

残された時間はもうとうに半分を切っている。
自分がどこまで変われるかは分からないけど、
変われるだけ変わってみたいと思う。
少なくとも悪くなることはないと思うしw

残りおよそ4ヵ月半(ぐらい?まだ確定してないけど)
せいぜい自分の思うままに生活して、
自分の思う理想に近づいてみようと思います。

それでは、また次の機会に・・・

第13回 後期開始!

2006-02-19 00:16:05 | Weblog
どうも皆さん、冬休み1ヶ月遊びほうけていたせったぁです。
ほんとによく遊びました。
遊びすぎて勉強が危ないかもしれません。
帰ったらブランク取り戻すの苦労するだろうなぁ・・・orz

さて、今回は旧正月についてお話しようと思います。
このテーマは以前質問があったので話したのですが、
実際に迎えてみての感想を交えての解説としたいと思います。

台湾人は旧正月の前後にほぼ必ずと言っていいほどの確率で
実家に帰ります。
※例外としては、祖母や祖父と同居している場合ですね。
伝統に基づくと、旧正月の少し前ぐらいから家族みんなで
「父方の実家」に帰ります。
そして、旧正月を過ぎたあたりからまたみんなで
今度は「母方の実家」に帰ります。
また、台湾には旧正月に爆竹を鳴らす習慣があります。
(前も言ったような気がする・・・)
理由としてこんな話を聞きました。

遠い昔のお話・・・
昔、毎年新年を迎える頃に人を喰う化け物が村に出たんだとか。
化け物は特に子供が好きで、親たちは困りに困っていた。
が、実は化け物は大きな音と赤い色が苦手らしく、
化け物を追い払う手段として爆竹を鳴らすようになった。
また、「赤い色」は門の所に赤い紙に文字を書いた物を張ることによって、
幸運を願ったりしている。

ってな具合だったはずです。(何せ1ヶ月ほど前に聞いたので・・・)
それから、旧正月あたりになるとよく「上下さかさまの福の字、春の字」
を見かけます。
これはちょっとしたしゃれで、
中国語では、「転ぶ」と「やってきた」の2つの単語の音が非常に似ており、
「春がやってきた」「福がやってきた」と「春が転んだ」「福が転んだ」
をかけているわけです。

実際南部で過ごした日々は、普通に台北で過ごす日々よりも楽しかったですよ。
っていうか、俺が田舎のほうが好きな人間だからかもしれないですねw

他にはひたすらビリヤードをやってみたり、スケートに行ってみたり、
テコンドーとカンフーの練習に行ってみたりと
まぁ、好きなことしかしてませんでした。
何せテストの無い身分ですから。留学生っていいねぇ。

今台湾の学校では後期が始まり、先生の皆さんは大変だそうです。
俺も後期から中国語クラスのクラス替えによって、
今までは自分の学校で受けていた授業を、
わざわざ家と反対方向にある学校まで行かなくてはならなくなりました。
あぁ、交通費が倍になるわぁ・・・ww
もっとも一日往復100円が200円になっただけですけどねwww

もうそろそろ台湾に来てから半年になります。
7月末には帰ることが半分ぐらい(あくまで完全ではないです)
決定しているので、カウントしてみたところ
すでに留学生活の半分は終わってしまっていたようです。
いつの間にか中国語のレベルは初めとは比べ物にならないくらい上達し、
いつしか友達との会話にも慣れ、
そして少しづつ英語を忘れていって・・・(困るんだよなぁ、コレ・・・)

この台湾日記もついに13回(だったっけ?w)まで続きました。
まったくもってよく続いたもんです。
この機会にこの日記の副管理人である「黒豆」氏に礼を言いたいと思います。
この半年、ネット環境の無い俺を何も言わず助けてくれてありがとう。
そして、あと半年お世話になります・・・。

これじゃお礼じゃねぇし・・・。

それではなんとも微妙でまとまりのかけらも無い文章ですが、
この辺で失礼します・・