続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』2614。

2017-04-19 06:40:14 | カフカ覚書

もっとも、だれもいないということが、かえって父の希望に油を注いだのかもしれません。父は、自分の希望をやしなう糧をどこからでも見つけてきました。いまの場合は、そういう糧がとくに必要でいた。健全な常識さえあれば、こんな計画を大まじめに練るような真似はとてもできなかったでしょう。ちょっと考えただけでも、まるで不可能だということくらいは、はっきりわからなかったところです。


☆たぶん、父は希望を強め、つねに膨らませていました。ここでもまた予言は必要でしたが、先祖の健全な思考は偉大な熟慮をもってしても完全ではありませんでした。すでに彼には不必要であり、はっきり知ることは不可能でした。

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