続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』2459。

2016-10-23 06:23:18 | カフカ覚書

ゼーマンは、なにも言えないで、しきりに父の方をたたいてばかりいます。自分がこれから述べなくてはならないのだが、どうしても見つけだせない言葉を父のからだからたたきだそうとでもしているような格好です。


☆ゼーマンは、何も言えないで先祖の義務を引き継いで叩かれています。
 先祖の語を望むことで叩かれ、自身が言うべき言葉が見つからないのです。


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