続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』2602。

2017-04-06 06:14:45 | カフカ覚書

「もちろんですわ」と、オルガは答えた。「親切で思いやりのあるお役人がいるなんて、とんでもないは葦ですわ。わたしたちは、まだ若くて世間知らずでしたが、それぐらいのことはわかっていました。むろん、父だって知っていたのですが、たいがいのことと同様、このことも忘れてしまっていたのです。


☆「はい」と、オルガは答えた。「そのような人たちに憐みがあるなんて話はありません。わたしたちも未熟でしたが、分かっていました。父だってほんとうは分かっていましたが、多くのことと同じように忘れてしまっていたのです。

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