続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

蛇毒クリーム。

2013-11-21 06:59:12 | 日常
 加代子さんから頂いた蛇毒クリームを毎朝つけている。
「今話題の蛇毒クリーム、先日、新大久保に行ってきたのよ」と言った。

 近年の賑わいをTVなどで報じているのを見ることがあるけれど、だからって行くまでには至らない。
 新大久保・・・コーリャン街だったろうか・・・少しの期間通ったことがある。昼休みなどは戸山町(?)の丘へ行ったりもしたけれど・・・韓国のイメージは微塵も沸かない。(街は変貌して行く)


 日本人が韓国の商品に目覚める、とくに化粧品や美容に関してはわざわざ韓国へ出かけるほどの人気。
 確かに韓国の人は上昇志向が高いように思う。
 わたしの属していた業界でも、韓国に発注すると、どんな難解な手仕事もクリアーして返してくる。(とても、とても)適わない! 敗北の気持を抱いたことがある。
 
 空港などで手渡され何気なく運んだ荷物の中に麻薬が、などという事件が多発している。わが零細企業の韓国への発注は、羽田から見知らぬ人に頼んで「あちらの空港で待っている人に渡してください」という簡略粗雑かつ違法なものだった。
「一万円で」と社長は笑った。ところが、数万円はするコピー用紙(アンモニア使用)を度々要求され、(どうも他に回していたらしい)と気づいたときには大損というどんぶり勘定。

 してやられた韓国への思い。

 何十年もして、韓ドラに夢中になり、韓国コスメに胸ときめかすなんてことは考えても見なかった。時代は移っていく、今の安心は将来の不安につながっている(かもしれない)。

『ポラーノの広場』156。

2013-11-21 06:46:03 | 宮沢賢治
 するとやはりフロックコートを着てテーモが来てゐました。そのテーモが柄のついたガラスの杯を三つもって来て、だまっえとぁたしからミーロ、ファゼーロと渡しました。ファゼーロに渡しながら黙って睨みつけました。ファゼーロはたぢたぢ後退しました。給仕がそばからレッテルのない大きな瓶からいままでみんなの呑んでゐた酒を注がうとしました。わたくしはそこで云ひました。


☆鬼(死者)に礼/敬意を払い、平(平等)を拝(敬い尊重する)。
 太陽は雷(神なり)という図りごとを吐く(言う)。
 語(言葉)の替(入れかわること)に及び、詞(ことば)の他意を蔽/見えないように曇らせ、趣(考え)の註(意味を書き記す)を運/めぐらせている。

『城』1451。

2013-11-21 06:31:20 | カフカ覚書
「測量師さん、やっと来てくれましたね」
 紳士は、Kがはいってくるのを見て、ちょっと顔をあげたが、すぐまた書類に首をつっこんでしまった。

 やっと(来てくれた)/endlich・・・Ende/死。
 測量師/Landvermessr→Land vermissen/土地、(在る物を失くしたことに)気づいた人。
 Herr→Heer/大群。

☆「土地のないことに気付いた人たち(大勢の死者たち)の死」大勢の死者たちは、Kが入ってくるのを見てちょっと注視したが、そのあと再び身分証明書に見入っていた。