あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

瀬戸内シーカヤック日記: 青春18切符を使って二泊三日で中国地方をグルリ旅_広島〜山口〜島根〜鳥取〜岡山〜広島

2017年04月03日 | 旅するシーカヤック
毎週前半から中盤にかけては、天気予報とにらめっこしながらその週末の計画を立てるのが楽しみなのであるが、どうやらこの週末は晴れではあるが風が強い予報。
期末の多忙な仕事もひと段落つき、月曜日に有給休暇を取る予定なのだが、残念ながらこれではカヤック旅は楽しめそうにない。

『うーん。。。 どうしようかなあ』
何気なくネットをチェックしていると、青春18切符の販売が3月31日までであることを知った。
『え、明日なら買えるじゃん!』

使用期限も4月10日までということで、週末が2回あるので5日分の切符は有効に使えそうである。
『オー、これでJRの旅に決まりや!』

金曜日の仕事帰りに駅に寄り、青春18切符を購入して家に戻る。
家に帰ると、久し振りにザックを引っ張り出し、旅の支度をする。

これにて準備完了!
乗り換え案内でプランを検討し、3日間で中国地方をグルリと回る旅に決定した。 楽しみだなあ。

***

2017年4月1日(土) 朝起きると、ザックを背負い、駅まで歩いていく。
途中のコンビニで、ポットにコーヒーを入れ、朝食のパンを購入する。

土曜日の早朝の駅は、さすがに閑散としている。
岩国行きの列車が到着。

今回初日は、この列車でまずは岩国駅までの旅からスタート。

二泊三日の列車&宿泊の旅なので、手荷物は最小限。

長年使い続けている、草臥れたザックがお供である。
そして貴重品は、自転車での輪行旅用に購入した尾道帆布の小さいバッグ。

これが、フロントの透明な部分に青春18切符をセットできるので、今回の旅ではとても重宝した。

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呉線の駅から見える海は、まだ薄暗い薄明の景色。

呉線から山陽本線に入る列車で、岩国駅まで。
そこから、下関行きの列車に乗り換える。

今回最初の工程は、下関までなんと乗り換え回数1回で済むという、とても楽なプラン。
各駅停車なのでもちろん時間はかかるのだが、様々な負担となる乗り換えが1回だけで、後は席に座って景色を眺めていれば良いというのは、とても楽なのである。

***

大畠の手前では、太陽も昇り、次第に車窓の眺めが海沿いの良い雰囲気になっていく。

10:47に下関駅に到着。

最寄りの駅から、5時間を超える長旅であった。

次の列車まで3時間弱あるので、まずは下関駅付近でお昼ご飯。
途中にネットでチェックした、下関駅からも近い『おかもと鮮魚店』さんへと向かう。

開店早々なのだが、お客さんが次々にお店に入ってこられる。

やっぱ、人気の店なんだなあ。

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注文したのは、海鮮丼と生ビール。

これぞ、車ではなく、列車旅の醍醐味の一つである。

この海鮮丼は、多くのお客さんが頼んでいるので、どうやらこの店の人気メニューらしい。
『ごちそうさまでした!』

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お昼ご飯を終えると、しばし町を散策。

駅近くの神社にお参りし、旅の安全を祈願。





境内の桜は、もう咲き始めていた。

タワーは、外からの見学のみ。



釜山まで行く大型フェリー。
この船を使った旅も、計画してみたいものである。


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再び下関駅へ。

ここからは、今日の宿泊予定地である長門市までの列車旅。
響灘沿いの、日本海の綺麗な海の景色が堪能できるのが楽しみである。

今日は風が強いが、響灘らしい美しい海の色。

もう何年も前にはなるが、尺取り虫方式での瀬戸内横断旅を終えた後、その続きとして下関の綾羅木海岸から漕ぎ出し、何日もかけて島根半島まで旅したとても思い出深い旅を想い出す。

難読地名で有名な、特牛を超え、

徐々に、長門市へと近づいていく。

油谷湾の景色も懐かしい。

15:59に長門市駅に到着。

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駅前の、長門ステーションホテルにチェックイン。

お世話になります!

今日のお風呂は、せっかくなので湯本温泉へ。

まずは、長門市駅からJRに乗り込む。

短時間で、長門湯本駅に到着。

帰りの時刻をチェックするも、スカスカの時刻表。
『あまりゆっくりはできないなあ』

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でも、駅から温泉までは徒歩でも10分かからない程度の距離である。

何年かぶりに、湯本温泉の公衆浴場へ。

なんと、pHは9.9!
ぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、1日の旅の疲れを癒す。

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駅まで戻る途中の酒屋さんでは、こんな看板が。

じゃあ、小さな瓶でも買ってみようということで、

家への土産も兼ねて購入。
『美味しかったら、また買いにきますね』

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到着した列車に乗り込み、長門市駅まで戻る。

今日の晩御飯は、焼き鳥の街と言われている長門市なので、やっぱり美味しい焼き鳥にチャレンジである。

駅から近い『ちくぜん』さんへ。

まずは、生ビールで独り乾杯!
ここは、女性だけで切り盛りされているようで、店内は整然として綺麗にされているのが印象的。

そして、焼き鳥もとても美味しく、ここに来るために旅を企画しても良い感じのヒット店。

皮。

肝。
その他、幾つかの焼き鳥を美味しくいただき、日本酒、そして焼酎のお湯割。

締めは、美人串と言う豚足をいただいた。
『ごちそうさまでした』

とても良い旅の初日!

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翌朝日曜日は、雷の光と音で目が覚めた。

今朝は、長門市駅を07:02の山陰本線、益田行き。

楽しみにしていた、途中の車窓は雨模様から始まった。

08:55に、益田駅に到着。

しばし待ち時間があり、そのあとはアクアライナー米子行き。

今回は、様々な列車に乗らせていただくことができる旅。


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さすがに車社会の山陰では、日曜日とはいえ乗客は少ない。

平日は、もっと多いのだろうか?

益田を出る頃から徐々に雨もあがり、晴れ間が覗いてきた。

日本海らしい景色も堪能できる。

車窓から見える景色を眺めながら、
『ああ、ここでは急に嵐のようになって、一緒に漕いできた仲間と緊急避難した漁港だったよなあ』

『お、ここの港でカヤックをあげて、郵便局でお金をおろしたところだ』

『この辺りは、大きなうねりの中を泣きそうになりながら漕いできて、そこにあった小さな漁港でカヤックをあげさせてもらってキャンプさせてもらえませんか、とお願いしたけど、断られて次の浜まで漕いだ場所じゃあないか』
などなど、昔の出来事ではあるが、自分が体験したことなので、その一つ一つがありありと思い出せるのである。

『それにしても、よくこんな海を尺取り虫方式とはいえ、漕ぎ進んだものだなあ』
懐かしい想い出である!

***

12:53に、米子駅に到着。

ここからはバスで皆生温泉へ。

遠くに見える大山は、山頂に雪が残っていた!


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まずは、しばし皆生を散策。

空は晴れているが、風が強い日曜日。

こんな表示も路面にある。

マンホールも、贅沢な仕様。


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散策を終えると、旅の疲れを癒すため、温泉へ。

お風呂にゆっくりと浸かった後は、バックパックを背負ったまま、濡れたタオルを片手にバス停に戻る。


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予約しておいた安宿にチェックインし、しばし休憩して居酒屋さんへ。

温泉に入った後の生ビールの美味いことよ!

なんと、料理写真はピンボケ。。。
それでもエビは旨かった。

頭と尻尾は、後から唐揚げにしてくれる。

日本酒に合うなあ!

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月曜日の朝。
ホテルでサービスとして提供される簡単な朝食をいただき、チェックアウト。

今日も晴れて良い1日になりそうだ。


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米子駅を07:36の伯備線、新見行きに乗り込む。

米子駅を出ると次第に右に進み、山陽を目指して山を登っていく。

昨日はくっきりと山頂の雪も見えた大山は、今日は雲に覆われていた。


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山間を走る、地元の利用客も少ないローカル線。

ここも、特急以外は存続に課題がありそうである。

通学に使われるルートでは、必ずと言っていいほど見つけることができる、懐かしい『相合傘』

***

途中、時刻表を開き、次回の旅に向けての妄想を楽しむ。

09:50に新見駅に到着。
ここからは、倉敷まで和気行きの列車に乗り換え。

川沿いの景色を眺めながらの列車旅。

中国山地らしい、のどかな景色が続く。


***

倉敷駅で、山陽本線に乗り換えである。

青春18切符の旅も、今日で3日目。

三原までの区間は、山陰本線とは違って乗客も多い。


***

三原駅に到着し、最後の乗車となる呉線へ乗り換え。

13:09発の広行きである。

このラインは、芸予諸島の景色が堪能できるのだ。

今日は風が強いが、晴れて芸予ブルーの眺めが美しい。


***

月曜日にしては乗客、特に外国人のカップルが多いと思っていたが、忠海駅で大勢が下車。

なるほど、ウサギの島、大久野島はこんなに人気になっているのだなあ。
驚き!

***

最後は、広駅から最新の列車に乗り換え。

この車両を見ると、呉に戻ってきた気がする。

久しぶりに青春18切符を使って、二泊三日で中国地方をグルリと巡る旅を堪能することができた。
こんな充実した旅は癖になりそうで、次の青春18切符の時期が来るのが楽しみである!

***

いやあ、今回もまたまた最高に充実した週末であったなあ。
生涯不良のサラリーマンシーカヤッカー。さて、来週はどこ行こう?
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