身体安めの一日

2016年11月20日 | 日記
○8時起床、起床時室温13℃。夜中の目覚め3階。
*19歳の夏、ぼくは生まれて始めて友人2人と一緒に長旅に出た。「へき地教育研究」のため。そして初めて「学校訪問」をした。山形県西村山郡朝日町一つ沢。一つ沢分校。本校は何という小学校だったのだろうか、覚えていない。夏休みだというのに子どもたちが集まってくれ、ぼくたちと交流をしてくれた。その交流の一場面を夢に見た。あの時の子どもたちはもう60歳前後だろう。皆さんお元気かなあ。阿部先生はあの時相当の落としだったからさすがにご健在では無いだろう。そして友人二人も今は亡い。
○午前中、「セガン」第1章第3節着手。先行研究の無節操ぶりを暴く。特に津曲裕次氏。氏とは面識はまったくないが、教育学博士様、二つの大学の名誉教授先生、数え切れないほどの業績数。たぶん、業績目録だけでも佐藤学氏と同じくぶ厚い1冊ができあがるでしょう。セガン研究の開拓期のお一人。だが、ことセガン研究に関しては、人のフンドシで平気で相撲を取る人。そしてそのフンドシはいろいろと履き替える。権威に寄りかかる典型的なぼくの「敵」。清水さんなんてかわいいものだとさえ思えてくる。
○運動リハビリ。
*階段に腰を下ろして立ち上がる。もちろん手に摑むものなし。座るときにドスンと尻から落ちるのがいけませんね。
*階段より低い者を探し、玄関の上がり口に気づく。ドシン!葉変わらず。身体を揺さぶることによって立ち上がりが可能であることを知る。もちろん手づかみは無し。
*玄関ドアを開けて出たところが少し高くなっている。そこに腰を、いや、尻を落とす。尻ずらしも揺さぶりもできない、ただただ腹がつかえるという状況。これをくぐり抜けることができるようになりたいと強く思った。何とか立ち上がったけれど、もちろん、もろ補助棒掴みならびに引っ張りで何とか。いや、自分の体の重いこと重いこと。この訓練は相当応えそうですが、天気のよい日の絶好の訓練課題となります。
*表階段、20回連続上り下り。
○午後、新柏東武ストアへ買い出し。夕ご飯のおかず兼ぼく用の明日のおかず。往復の歩き、たいそう疲れました。頭の中のぼくと実際のぼくとはあまりにも違いすぎる。冷静に現実を見よ。
○古い映画をDVDで楽しむことの中に、思いもしなかった「楽しみ」があることに気づいた。たとえスクリーン上であろうともひとさまの色恋沙汰にはまったく興味が無いので、ストーリーの「真実性」を、あれこれほじくっている内に、
 あれぇ?セガンさん、どんなファッションしとったんやろうなあ、とか、幻の奥さん(氏名に始まり、年齢、出自・階層、生まれ等まったく不明)は一体どんな服着てはりましたんやろ?
そもそも何食ってなさったんやろなあ、とか考えはじめ、
 1820年代までは間違いなく地方ブルジョア上層階級のご子息様、雇用人多数に囲まれた生活だったのでしょうねぇ、雇用人の人数によってその身の地位のほどを測ることができる時代です。
 1830年代に入ると、建前上はパリの一人暮らし、自由満喫、価値観根底からひっくり返され、いきなり1830年7月革命の闘士(立憲王様からたいそうなお褒めをいただいたほど)、そしてサン=シモン教徒(なかなかステキなコスチューム=ちゃんと絵になって残されています)。生涯その心情を失わなかったそうですから、相当心の奥底に宗教哲学が構築されたのでしょうね、
1830年代半ばに無職徒労の身(一応、文学者という肩書きになっていますがね)から転身。孤軍奮闘かつ社会にその名を知らしめんとばかりに奮闘する教育実践家へ。
 1840年代に入ると、医学博士たちを敵に回して一歩も引かない程で、ついに医学界から追放処分。(医学博士の実験の下請け仕事、それがセガンの教育実践でした)
 その後の1840年代後半はよく分かっていないけれど、子息をもうけ、大著を著し、1848年2月革命期には「労働者の権利」について果敢に意思表明。
 1850年フランスを、妻子共々、去る。
 この数十年間の社会の変貌は、きっとセガンさんの身を包むファッションの変貌でもあったことでしょう。写真がまだ行き渡っていない時代故、実証主義に基づいて考察できないのが残念。観る映画で、その無念を晴らしているんだなあ。
○添付写真は映画「椿姫」の一シーン。1840年代社交界ファッション。セガンさんも案外こんな出で立ちだったのかしら?



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