ガタゴトぷすぷす~外道教育学研究日誌

川口幸宏の鶴猫荘日記第2版改題

柏に出て、コケちゃんと猫展を鑑賞

2016年07月29日 | 日記
○7時半起床、起床時室温27℃。6時半に目覚めたが昨夜の就寝が午前様であったこともあり二度寝。
○午前中、セガンにかかわるエッセイ〔既発表〕のリライト作業。
私は何故、セガンにかかわる研究書と翻訳書を著したか」 クリックで展開
○午前中、訓練少々。
 階段を利用した踏み台。いつもの倍。うっすらと汗がにじんだ。廊下を使って歩行訓練。どうも足の置き位置が安定しない。ゴルフボール、足裏コロコロ。左右それぞれの脚回転を強く意識して。脚に自分の意思命令が届きにくいのが現状であり、とても悲しい気持ちになる。かといって全く不能ではなくなってきているのも現実。めげずにガンバロー、オー!汗びっしょり。強い意思命令を発することにものすごいエネルギーがいるんだなあ。
○お昼前から柏へ。コケちゃんの支援をいただき、昼食ならびに「ふるさとのねこ」写真展鑑賞。会場はもうすぐ閉館となる柏そごうにて。記念の写真をパチリ(添付)。
*青森の四季に生きる猫家族を追った写真。世界的な動物写真家の手になる。表情豊かな猫に感嘆。うちの子たちもああいう表情をする瞬間があるのかなあ。
*ビックカメラで寝具のマットを購入。南柏までコケちゃんに運んでいただいた。ありがとうございました。
○竹田康子さん、教授会にて学位承認とのこと。おめでとうございます。
○8月10日の夏ゼミ会にイナ坊が出席とのこと。市議会議員を長年務め、今は市議団長のはず。お会いできるのが楽しみだ。
○トドちゃんのお誕生会8月12日に決定。オステルリー・ラベイにて。久しぶりだなあ。
○昨日の会食の中で出された「ぼくが学習院に転じたこと」のわけについて、ちゃんとお話ししているのだが、どうもぼく自身に引っ掛かりを覚えてしまう。
*関西文化圏出身のぼくだから、関西圏に強く潜んでいる、私学より国立の方が大学としては格上、という意識でとらえられてきたのだろう、と感じるのだ。「人の値打ち」を「背負った看板で測る」ということなのだが、国立大で働いていたのになぜ私学に転じたのか、充分には理解できない、のだろう。そこで働く研究者の質も「看板」で測られる。研究者として道を進めていく将来を展望した時、より自分の研究を広げ深めることができるか、というのがぼくの大学を測る尺度である、ということの理解を求めてしゃべった。本当に通じたろうか。
*それともう一つ、「学習院」というブランドに対する世間一般と言っていいか、刷り込まれている誤情報に基づき、ぼくの人格が測られている、ということだ。とても苦い思いをし、それゆえに決別した関係もある。
 一私立学校であり、私学助成金を得ることによって成り立っている学校法人運営であり、カリキュラムは文科省の厳しい統制下にあり、しかし、自治の確立のために教授会での議論を保証している、各種法に従わなければならないという意味でも他の私立大学と同じである、そのことは学内諸規則に定めており公開しているから、誰でも確かめることができるし、公開情報に違反するならば厳しく糾弾される。
 大学が研究と教育の質が高ければ、当然社会全体からも高評価を受け、全体としてのレベルも高まる。そういう自助努力をしなければ、たちまち落ちこぼれ大学となり果てる。そのことを強く意識している学習院大学は、国内外の優れた評価を受けている研究者を教員として招き、組織的な教育研究活動を推進している。それが現実の学習院大学だ。ぼくは、そういう学習院だからこそ身を預け、研究の自由を、悩みながらも、謳歌することができた。かつて勤務した二つの国立大学では、所属した機関の性格上、おそらくできなかったろう。

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