ガタゴトぷすぷす~外道教育学研究日誌

川口幸宏の鶴猫荘日記第2版改題

運動は ちょっと休息の一日

2016年10月14日 | 日記
○7時45分起床、起床時室温18℃。
○「寒さ」を覚える日になりましたねー、と起きて顔を合わせた時に弘美君に掛けた言葉。
○「セガン」、1973年の特殊教育学会紀要掲載の松矢勝広研究論文を無視し得ないことを痛感した。我が国における先行研究の最右翼として位置づけてクリティーク作業を午前中の作業。
*セガンが「白痴の教師」身分」であったことの認識をほとんど持っていない。「医学博士セガン」が精神医学の大家立ちが十分に認識し「実験」することがなかった「白痴の教育可能性」について、「医学博士・セガン」が「白痴教育に成功した」、というのが松矢しらの研究的理解。そこから、セガンは、医学実験の場に招請された、招かれた、しかしセガンは十分に理解されなかったために、「辞職」した、というのが、我が国に共通した研究到達であった(ぼくがセガン研究に参入する前までは)。セガンが白痴教育を進めていた当初から、関係する公刊文書には、セガンは医師ではなく、教師である、と明記されていたのだけれど、それは読み取れなかったのか。恣意的な解釈を優先させたためだろう。医学に対する劣等意識も作用しているのだろうか。
○午後、冬物を出す作業。左腰の疼痛に襲われるため、時間と労力を集中させることができない。何とか、し終えたけれど、杜撰である。やーねー。
*作業スペースを広げるべく、いろいろ。けっこう作業及び娯楽に余裕が出たぞ。添付写真の如し。
*映画は原題 Mayerling 。1938年のフランス映画。オーストリア皇太子の心中事件を題材にしたもの。いかにも宝塚が好きそうだなあ、と思ってみていたが、実際に宝塚で上演されているのだ。邦題「うたかたの恋」。フランス語の聞き取り練習?とんでもない。さっぱりパープリンですわ。日本語字幕という不細工な者を削ってみてみよう!ストーローは分からなくても、場面場面の「緊張関係」は理解できそうだ。

*「初デート」は皇太子の居宅で。この後、「悲劇」へと展開。皇太子は既婚者でもある。恋の相手は17歳の男爵令嬢。歴史劇とみると、「乳母」が登場するなど、ぼくの好みを描いてくれている。観念の「乳母」ではないからだ。