我が子が昨日、誕生しました。男の子です。
日曜日の日、妻を気分転換にブルーインパルスの飛行の見学に誘ってから、実家に送っていったあと、江南に帰ってから変な、言葉になんといえばいいのか分からないような胸騒ぎが襲ってきました。
やるべきことはすぐにやらねばならない。自分の心にどこからかそのような声が聞こえてきて、ゴソゴソと夜半まで活動しました。そして、夜、寝ようとしても全然眠れず、おかしいおかしいと思いながら、布団の中で考えていました。
ようやく朝方、ウトウトとしかけたとき、妻からメールが入り、陣痛がはじまって病院に向かったと連絡があった。電話をすると、診察直後でその日の夕方から夜にかけて出産の見通しとのことで、お母さんがついているので、私は昼ぐらいに病院に来て欲しいと言ってきた。
お昼ぐらいに病院に私は入ればいいんだと納得した私は、3年生の担任なので、大学の推薦入学をうける子達の調査書を、これから数日間の間、自分がどういうふうになるのか検討がつかないので、もう、この日に必ず渡しておかないといけないと判断した。
急いで職場に出勤し、書類を作成して生徒達に手渡し、職場を出たのが午前、11時過ぎ。江南には昼の1時には帰れるぞと学校から西尾駅まで走りました。
特急電車の中でどういう子どもが産まれてくるのだろうかと、頭の中がいろいろな思いが錯綜して、心を落ち着けるために本を読もうと手にしても、開くことはできませんでした。
江南駅に到着。アパートに帰って車で病院に行こうとはせず、少しでも早く行こうとタクシーを拾おうとしたとき、妻から携帯に電話が入りました。何だろうと電話に出ると、妻が泣きながら「子どもが産まれたよ。安産だったよ」と言った。
「え~産まれたの。」ビックリして手に持っていたカバンを落としました。
到着せぬ夫に配慮して、病院の方達が分娩室で妻に、私宛に携帯をかけさせたようです。
それから約20分後、分娩室に到着。
初めての我が子との対面。「お父さんだよ」と小さな手を触りながら語りかけました。
そして、この日の夜、不思議なことに私の実家で両親が寵愛していた愛犬バンビが息をひきとりました。私の妻が産まれた日の朝の時も、当時、妻の祖母がかわいがっていた愛犬が息をひきとったとのことなので、不思議な縁を感じました。愛犬バンビは腎臓病に苦しんでいました。両親、そしてその次に私になついていたので、きっとバンビは私の子が生まれて、最後に安心して天に旅立ったのではないかと信じております。
これからお父さんとして頑張らないといけないです。早く、また明日、我が子に会いに行きたいな。