世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

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「今後、毎年89億円の財源不足が?!〜保坂区長は放漫財政を改めよ!」平成29年度一般会計予算案に反対

2017年03月30日 | 議会報告

3月28日に終わった世田谷区議会第1回定例会。

ここでは、平成29年度の予算案も審議されました。

うちの会派「無所属・世田谷行革110番」は「一般会計予算案」

に反対しました。(一般会計に反対したのはうちの会派だけ)


反対理由についての意見は、会派を代表して桃野よしふみ議員

が壇上で述べました。


以下、長文になりますが、会派の反対意見を貼り付けます。

 

 

無所属・世田谷行革110番は、平成29年度一般会計予算に反対を致します。

以下、意見を申し述べます。

 

先ず一番に、強く指摘をしなければならないのは「持続可能な財政運営」

に対する保坂区長の意識の低さです。

 

この点については、我が会派はこれまでも事あるごとに保坂区長に粘り

強く訴えてきました。「このまま保坂区政の放漫財政を続けていけば、

世田谷区の財政は破綻してしまう」そう警告を発し続けてきたわけです。

 

本庁舎構想の迷走、世田谷ガヤガヤ館の取得経緯から始まり、運営事業

者の0円入札を経て現在の大赤字、区がどうしても必要だという新教育

センターという大きな公共投資の妥当性、本定例会では民間事業者が

隣接して整備する建物に比べて、非常に高額な建設費がかかるオシャレ

なデザインの梅ケ丘の区複合棟や、国民健康保険料の巨額な不納欠損額

なども取り上げてきました。

 

しかし、これらの問題も含めて、保坂区政を俯瞰してみても、区長が

「持続可能な財政運営」という課題に真剣に取り組むそぶりを未だ見つ

けることはできません。

真剣に取り組むどころか、この重要課題から逃げまくっている。

そのように見えます。


さらに、区長は「切れ目のない支援」と称し、区民サービスをどんどん

増やしているかのように喧伝をしていますが、日常生活支援センターに

よる福祉サービスの創出にしろ、世田谷版ネウボラにしろ、区長が発信

しているイメージと実際に提供されているサービスとでは大きな乖離が

あることが、これまでの予算委員会等の質疑で明らかになっています。

「羊頭を掛けて狗肉を売る」とはまさにこのことでしょう。 

 

区長は、本当に大切な区政課題を区民の目に触れさせない、そこから

逃げまくる自身の姿を見せない、そして自分の仕事ぶりについては自画

自賛をする。この巧みさは超一流です。

 

先の予算特別委員会、総括質疑の中で我が会派の大庭正明議員が指摘

したように、今後区は年間89億円の財源不足が見込まれることを

「世田谷区公共施設等総合管理計画案」で明らかにしているにも関わ

らず、区長は先に出版された自分の著書でこう述べています。

 

「区の財政についても、長い間財政赤字が続いていましたが、なんと

22年ぶりに区の借金である区債を区の貯金である積立金が上回り、

黒字化しました」

 

確かに、区長が著書で述べていることは嘘ではないのかもしれません。

しかし、世田谷区に、将来にわたる財源不足という問題が横たわって

いることを知っていながら、あたかも保坂区政が持続可能な財政基盤

の確立に成功したかのように華々しく情報発信をする、あるべき情報

を意図的に隠して、あたかも自分が大きな成果を生みだしたかのよう

に印象操作をする。

 

これが保坂区長の得意技だということは、もうよくよくわかりました。

しかし、世田谷区政を預かる責任ある立場の人間として、こういった

ことは、もういい加減にやめていただきたいのです。

そして、地に足をつけて、区政課題に取り組んでいただきたいのです。

 

取り組むべきは、守るべき区民サービスを守るために、持続可能な財政

運営を実現する。そのための、行政改革です。

 

予算特別委員会の中でも述べましたが、保坂区政以前、これまでの行政

改革の成果として生まれた世田谷区の財産でもある「15歳までの子ども

医療費の無料化」。これを絶対に守らないといけないというのが我々の

会派の考えです。

保坂区政の放漫財政によって、ここに手をつけざるを得ないということ

が、起きてはいけない。保坂区政の放漫財政が、子ども達の健康な未来

に影響を与えることにつながってはいけない。

このことを改めて指摘をしておきます。

 

次に、保坂区政と外郭団体との関係にも触れておきます。

 

保坂区長の社民党国会議員時代の秘書で、私的な政治団体の事務局長を

務めた40代半ばの男性が区の外郭団体である「世田谷区社会福祉協議会」

にて日常生活支援センター長として採用されました。

区長は「公募で採用したのだから問題ない」と言っていますが、応募した

のはたった一人。しかも採用した社協の事務局長は元区長室長です。我が

会派は、これを情実採用では無いかと取り上げてきたわけですが、既に

この採用から1年以上が経ちました。

そこで区に対し、日常生活支援センターは目論見通りの機能を果たして

いるのかと質問したところ、「当初の目標を一定程度達成した」との答弁

がありました。しかし、実態を調べてみると、ともに仕事を進めるべき

区内NPO団体から信頼も得られず、当初予定されていた協議会の結成すら

大幅に遅れていることが明らかになりました。 

 

同じく区の外郭団体である「せたがや文化財団」についても問題を指摘

してきました。

今般、せたがや文化財団が開催した「世田谷バンドバトル」では、決勝

大会で、多くの聴衆が見守る中、3つのバンドがグランプリ受賞という

結果で当日のイベントが全て終了したにも関わらず、後日、一方的に

ホームページ上で「グランプリ該当者は無し」と発表されるという不可解

かつ、関係者の皆さんに多大なご迷惑をおかけするという事件を、財団は

引き起こしました。しかしこの事件について、当初区は、我が会派の田中

優子議員の指摘に対し「審査会の出した結果を尊重すべき」と、せたがや

文化財団を擁護する態度に終始していました。多くの議員がこの事件の

おかしさに声を上げたこともあり、結果的にはグランプリの取り消しが

撤回されましたが、このような事件によって、世田谷区とせたがや文化

財団に対する区民からの信頼が失われたことは明らかです。

 

これらの例から見えるのは、外郭団体で何か事件が起きたり、区議会

から指摘を受けたりした場合に、区は自ら調査をしたり、事実を客観

的に判断するための努力をしたりしようとせず、外郭団体の言い分を

ひたすら鵜呑みにして、議会に対して答弁をするという区の不誠実な

態度です。

 

これまで、公正取引委員会の行政指導や、労働基準監督署の是正勧告

を受けているせたがや文化財団を始め、外郭団体の抱える課題に区は

積極的に取り組むとともに、区が外郭団体と向き合う際の態度にも

改善の余地があります。区は、外郭団体に多額の補助金を支払う立場

もあり、これも区の財政規律に大きく関係することです。

 

以上「今後予想される、財源不足にどう取り組んでいくのか」という

保坂区政の取り組みの、その端緒さえも見えない平成29年度一般会計

予算に、無所属・世田谷行革110番が反対をする意見とします。 

 

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