夕焼け金魚 

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300文字小説  踏切

2012-07-06 | 創作
 私の人生は田舎道を歩いているようなもの。
 道の回りは田んぼがいっぱい
 カエルやトンボが私の友達だった。
 ある夏の日に、角を曲がると突然踏切が現れて。
 けたたましい警報の中、真っ赤な電車が現れた。
 都会の匂いを振りまいて、小気味のいい音響かせて目の前を通り過ぎる。
 電車の風にあおられて、髪が長く揺れました。
 生き急いだ電車が通り過ぎると、田舎の道は再び静寂の中。
 他の人は踏切を何事もなく渡っていくけど。
 私の目にはまだ電車が通っているの。
 けたたましい警告音が耳に残っているの。
 あれはきっと、好きになってはダメという警告だったのね。
 あれからずっと、立ち止まって通り過ぎた電車を追いかけています。
  風は秋の気配なのに、まだ踏切を越えられそうもない。






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1 コメント

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ほのぼの (山本 剛)
2015-05-24 11:51:00
「踏切」を拝見しました。なぜかとっても懐かしく、ほのぼのする絵に心が癒されます。
久しぶりに田舎に帰りたくなりました。

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