錦之助ざんまい

時代劇のスーパースター中村錦之助(萬屋錦之介)の出演した映画について、感想や監督・共演者のことなどを書いていきます。

新文芸坐にて錦ちゃんの股旅物5本上映!

2013-08-31 12:01:59 | 錦之助ファン、雑記


 9月3日(火)より11日間、池袋の新文芸坐で「長谷川伸と股旅映画の世界」という特集があります。錦之助の映画も計5本上映するのでお知らせします。
 9月7日(土)『瞼の母』(1962年 加藤泰監督)と『関の彌太ッペ』(1963年 山下耕作監督)
 9月8日(日)『沓掛時次郎 遊侠一匹』(1966年 加藤泰監督)(併映は無声映画の『瞼の母』で弁士は澤登翠ほか)
 9月12日(木)『浅間の暴れん坊』(1958年 河野寿一監督)と『弥太郎笠』(1960年 マキノ雅弘監督)
 スケジュール・時間表は以下を参照のこと。(9月3日上映の『関の弥太っぺ』は長谷川一夫主演の大映作品、9月8日上映の『瞼の母』は片岡千恵蔵主演の無声映画ですので、お間違いなく!)




ラピュタ阿佐ヶ谷「有馬稲子特集」

2013-08-29 03:33:28 | 監督、スタッフ、共演者



 ラピュタ阿佐ヶ谷のモーニングショーで、9月1日(日)から11月9日(金)まで「昭和の銀幕に輝くヒロイン」シリーズの第70弾で「有馬稲子特集」があるのでお知らせします。サブタイトルは「伝説の美女 魅惑の独演」です。

 先週の月曜(8月19日)、ラピュタ阿佐ヶ谷のホームページを見て、9月から9週にわたり有馬さんの特集があるのを知って驚いた。上映作品9本のうち私の見たことのない映画が5本もあるではないか。『わたしの凡てを』『胸より胸に』『危険旅行』『鑑賞用男性』『充たされた生活』である。すべて、ビデオもDVDも出ておらず、フィルムで上映されるのも珍しい作品である。とくに『充たされた生活』がニュープリントというのには、びっくりした。残りの4本は、『愛人』『赤い陣羽織』『わが愛』『かあちゃんしぐのいやだ』で、『かあちゃんしぐのいやだ』以外は3本ともビデオが出ているし、何かの特集で見たことのある映画である。
 2010年3月に新文芸坐で「にんじんくらぶ 三大女優の軌跡 久我美子 有馬稲子 岸惠子」という上映会を約二週間したことがある。その時は有馬さんに「錦ちゃんの映画ばかりでなく、わたしの映画も上映してよ」と言われ、新文芸坐の要望もあって、私が企画し、記念本まで作ってやったのだが、それからなんと三年半ぶりである。
 今回のラピュタでの「有馬稲子特集」には残念ながら、錦ちゃんとの共演作は入っていない。と言っても、共演作は、『浪花の恋の物語』と『武士道残酷物語』と『徳川家康』の3本しかないのだから、特集に洩れるのは仕方がないかもしれない。
 ラピュタでは、2005年7月から8月に同じモーニングショーの第22弾で「有馬稲子特集」をやっているが、それからは8年ぶりなのだ。その時は有馬さんもラピュタへ三、四度いらして、映画をご覧になったという話だ。
 で、月曜日に私はすぐに有馬さんに連絡をとり、ラピュタの「有馬特集」について有馬さんがご存知かどうか確認した。すると、まったく知らなかったということで、上映作品を挙げると、有馬さんが公開当時以来見たことのない映画が何本かあって、有馬さんも驚き、大喜びだった。早速チラシを送ってほしいとおっしゃるので、今度はラピュタの支配人の石井さんに連絡をとった。チラシは出来たばかりだと言う。そこで、水曜日にラピュタへ出向き、有馬さんの本の販売やらトークショーのことなどを打ち合わせた。もらったチラシは、有馬さんのご自宅と事務所であるホリプロ・ブッキング・エージェンシーに数部ずつを送った。
 そんな次第で、有馬さんも特集期間中は3日か4日、映画を観にいらっしゃるとのことで、トークショーも私が聞き手で催すかもしれない。ただ、ラピュタはぎゅうぎゅう詰めでも60名くらいしか入らないところなので、トークショーが実現できるかどうかは今のところ未定である。
 この上映会については有馬稲子さんのホームページにも詳細が掲載されているので、ご覧になりたい方は下線をクリックしていただきたい。

 

近況報告

2013-08-03 02:36:54 | 錦之助ファン、雑記
 ずっと続きを書かないまま、二ヶ月近く経ってしまいました。
 その間、別に病気でも、休養していたわけでもなく、以前書いたシナリオを全面的に書き直していました。7月20日ごろにようやく終わって、最近は街へ出て、ようやく活動を始めました。
 ブログも「背寒日誌」の方を再び書き始めたので、私の近況はそちらへ書いておきました。
 
 来週あたりから「錦之助ざんまい」も再開します。