F4SAX 大分ツアー（2/12 大分～別府編）

さて、決戦の日を迎えました。

みんなで朝食をとった後、再びグランシアタで練習。
四重奏団が練習している間、私は読みかけていた本に着手。
宮部みゆきの本は何読んでもたのしいですね。
でも、最近は「模倣犯」読むペースが落ちてきたなぁ。アゲていきましょ。

さて、予定通り、午前中で練習を切り上げ、アンコン会場に入ります。
それまで「満車」だった駐車場が、私達がたどり着いた瞬間、「空車」に。
ここで、私を含め全員が神風を感じました！
なんとも幸先のよい事でしょう！
ちょっとした事でも、こんな時はすっごく嬉しいもんです。

そして、チューニング時間まで音出しができる部屋へ。
私、こういう部屋に初めて入ったんですが、
この部屋で繰り広げられていたのは・・・
チキチキ腕自慢大会in別府！
いやー、さすがは九州の各県大会を勝ち抜いた猛者ばかり。
「これでもかっ！」ってくらいに自慢のテクを披露しています。
ま、各自音出ししてるだけなんですケドｗ
さらに、ちょうど私達が入った時間はサックスばかりが目立ちます。
使ってる楽器もやたら高価なものばかりでした。
あそこにあった楽器の総額はかなりのモノになるはずですよ、えぇ。
中には、ビュッフェ・クランポン社のプレステージュ（通称赤ベル）で
全て揃えてるところもあったりなんかしちゃいます。
ちなみにこのプレステージュ、現在はアルトサックス以外は製造してません。
そんなシャア専用サックスが上から下まで全て揃ってるのを生で見れるなんて・・・。
写真撮らなかったのをちょっぴり後悔です。

リラックスして(!?)チューニングを済ませ、いよいよ本番です。
私、上手側舞台袖で見てたんです。
もちろん「頑張れって」応援しながら聴いてましたよ。
ここに来るまでに彼らが一生懸命練習してきた事に改めて尊敬し、
でも、やっぱりステージで演奏している４人をちょっぴり羨ましく思い、
そして、同じサックス吹きなのに演奏の役に立たなかった事を悔しく思い・・・。
上手からステージ中央までの「距離感」をすごく感じた５分間でした。

演奏後、彼らはあまり満足の行く演奏ができなかったようです。
すんごく落ち込んでました。

でも・・・

見事、金賞受賞！！！

表彰式での結果発表、ほとんどの団体が銀賞だったので、
まさか・・・なんて思ってたけど、やはり神風はホンモノでしたｗ
しかし、残念ながら全国大会への推薦状にはあと一歩届かなかったようです。
ま、全国大会は岩手県なんで、これでヨカッタのかもですね。
本人達は行きたかっただろうケド。

表彰式終了後、応援に駆けつけてくれたエフ響のメンバーと合流。
別府まで来てくれる仲間を持った四重奏団は幸せだなーと傍目に思ってました。

目標だった「３年連続九州大会金賞」をキッチリ果たして、
別府を後にしました。