投資情報「経済データおたくの世迷言」

経済・市場動向や要人の運勢など、投資に影響を与えそうな情報を九星気学、そして独断と偏見で読み解きます。

株価「2万円の壁」:個人投資家は賢くなったのか

2017年05月14日 | 市場

2万円」は売りのサイン

本日の新聞で、2万円の壁を前に足踏みする株価の記事がありました。1)米国の株価が週末に下げたこと、2)11日に一時為替は1ドル=114円を超えましたが、週末は113円台と円高に転じたこと、3)北朝鮮のミサイル発射があり「有事の円高」に転じそうなこと(有事の円買いが終焉すれば別ですが―)の3点セットで明日の株式市場も「下げ」からスタートすると見られます。勿論、2万円の壁を破ることは難しいでしょう。

先週、2万円を上回るチャンスだったのが1ドル=114円を超えた11日でしたが、壁を破ることはできませんでした。以前であれば「もう一息で2万円」とニュースが入れば、個人投資家の買いが入ったかもしれません。ではなぜ今回はそうならないのか? 

北朝鮮情勢や米国の政策スタンスが依然不透明なことが大きいと見られますが、一つには個人投資家が賢くなった―という点も挙げられそうです。

そもそも日経平均2万円とはどういう水準なのでしょうか。その水準を超えるとどんどん上昇圧力が高まってくるというレベルなのでしょうか? 実際には全く逆で「売り」のサインと見るべきではないのかーとすら思えます。リーマンショックのあった2008年以後10年間の月末ベースの株価を見てみると、2万円を超えたのは2015年の5、6、7月の3カ月だけです(Cx参照)。

 

グラフを見て冷静に考えてみれば、2万円という水準は「買う」水準というより「売る」水準とみるべきでしょう。個人投資家もそれに気づいているのではないでしょうか。

2万円の壁:今週の注目要因とは?

1ドル=114円を超えた11日に2万円を上回れなかったので、次のチャンスは115円を上回るタイミングとみられます。その水準の円安を引き起こす可能性がありそうな材料としては、日本では17日発表の3月の機械受注(3月のデータだけでなく、4-6月期の見通しも発表されます)と18日の1-3月期GDPが挙げられそうです。また米国のさまざまな統計、トランプ米大統領をはじめとする要人の発言も要注意でしょう。

個人的には15日の中国の生産統計に興味がありますが、毎月そうであるように、中国当局が市場予想から大きく外れる数字を発表することはないと見られます。

ダークホースは、天皇陛下の譲位を認める特別立法の閣議決定が予定される19日です。実際に発表されれば、ある業界の株価の上昇が起爆剤になる可能性も否定できません。



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