投資情報「経済データおたくの世迷言」

経済・市場動向や要人の運勢など、投資に影響を与えそうな情報を九星気学、そして独断と偏見で読み解きます。

今年の運勢:麻生財務相、停滞運をどう乗り切る?

2017年04月19日 | 気学


麻生財務相、安倍政権内でも地位上昇

トランプ政権誕生以後、重み増す

トランプ政権が米国に誕生してから、麻生太郎副総理・財務相の相対的地位は大きく高まりました。その最たるものは「為替問題は財務相だけで扱う」というものでしょう。これには勿論、トランプ大統領の為替問題への介入を回避したいという狙いがあるわけですが。

加えて、ペンス米副大統領との「日米経済対話」の日本側の主役も麻生氏で、今後の活躍が期待されるところです。一つ気になるのは、麻生氏の今年の運気です。麻生氏は1940年9月20日生まれですので、九星気学では六白金星という星になります。その名前の如く、カネに縁があり、晩成型、しかも真面目な人が多いという印象があります。このブログで取り上げた中では、ファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井正社長、野村ホールディングスの永井浩二CEOがいます。

この六白金星ですが、今年は「停滞運」(不測の事態が多く、ツイてない時)と、9年サイクルの「底」に入ります。この年はツイていないだけでなく、思わぬ災難に遭遇することがあります。神宮館暦によると「物質面のみならず精神面においても苦労が絶えない傾向」「周囲の雑事に翻弄させられ疲労気味」と忠告しています。

痛快!麻生発言

麻生氏といえば、歯に衣着せぬ直言が持ち味です。忘れられないのが数年前、中国が中心となって設立したアジア・インフラ投資銀行(AIIB)に日本が参加するか否かという議論が盛り上がった時の麻生氏の発言です。

麻生財務相の会見で、中国系マスコミの記者から「日本の多くのマスコミも参加を支持しているのに、なぜ参加しないのか」との質問がありました。それに対して麻生財務相は「(参加すべしとか、参加すべきでないとか、いろんな意見があるのが)日本の良さだ」と発言。その後の彼のダメ押しの一言が忘れられません。「あんたの国と違ってね―」と麻生氏は発言(財務省の会見録にこの部分が記録されているかどうかは分かりませんが)したのです。

一見、無礼な発言とも見えますが、麻生氏としては、言論の自由が封殺される中国とは違い、AIIBへの参加の可能性について自由に発言できる日本の良さを強調したかったのでしょう。第二次安倍内閣は既に発足していましたが、当時はまだ日本の政治家、マスコミが中国に対して相当に遠慮して発言していたので、麻生発言を痛快に思った人も多かったろうと思います。それまでは中国に一方的に言われるばかりでしたから―。

しかし、こうした発言は時としては痛快で大衆受けはしますが、一歩誤れば、政治家として命取りになる両刃の剣でもあります。停滞運の今年、麻生氏が最も警戒すべきは、こうした舌禍でしょう。

六白金星の人にとって、来年の節分までは要注意ですが、月ベースで特に注意すべきなのが今年9月です。暦でも「些細なミスも致命的になりかねない油断大敵の停滞運」としています。また7月も「仕事や物事の範囲を広げず、予算をオーバーしない計画が重要で、万事に先が読めない改革運」と注意が怠れません。

9年前の苦境からどう学ぶか

同じ「停滞運」だった9年前の2008年の麻生氏はどうだったのでしょうか。2008年9月にはなんと麻生氏は首相の座についています。政治家個人としては究極のゴールを達成したわけで、とても停滞期の出来事とも思えません。しかし実際には、同時に発生したリーマンショックによる景気悪化で、その後、相当に苦労することになります(C1参照)。

首相に着いた直後の麻生内閣の支持率は非常に高く、その時に解散総選挙をしていれば自民党政権は維持できたとの見方が一般的です。しかし、リーマンショックによる経済混乱の収拾を優先したため、解散総選挙は後回しになりました。その後、悪化する経済とともに麻生政権の支持率も下落。その結果、2009年8月の総選挙で大負け、民主党に政権を明け渡すことになります。

結果論として言えば、麻生氏がもし2008年の就任直後に解散総選挙をしていれば、自民党が下野する必要はなかったかもしれません。ただ、もしかしたら麻生氏は「2008年が彼自身にとって最悪の年」であることが分かっていたが故に、解散総選挙を躊躇した可能性もあります。

いずれにせよ、麻生氏ほどの人物ですから、まわりにアドバイザーも多いでしょうし、9年前の経験からも学んでいることでしょう。また先に述べましたように、トランプ政権誕生後は、経済・為替問題での麻生財務相の地位は高まっています。特に為替問題では、扱いを誤って円高に転じてしまえば、景気回復、デフレ脱却のタイムスケジュールに大幅な遅延が生じる事態も否定できません。今後、麻生財務相の慎重な言動が期待されるところです。

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