セレンディピティ ダイアリー

映画・アート・本・おいしいものなど、日々出会った感動を、心のままに書き留めています。

ザ・コンサルタント

2017-02-21 17:14:19 | 映画

ベン・アフレック主演のアクションドラマ、「ザ・コンサルタント」(The Accountant)を見ました。庶民に優しい町の会計士が、裏社会で大金を動かす凄腕の殺し屋だったというお話です。

幼い頃に高機能自閉症と診断されたクリスチャン(ベン・アフレック)は、人とのコミュニケーションがうまくとれない、自分の思い通りにならないとパニックを起こす、といった症状がありましたが、数字に抜群に強いという能力を生かし、大人になってからは町の会計士として地道な生活を送っています。

一方、彼は軍人の父親から”自分の身は自分で守る”という教育方針のもと、小さい頃から格闘技と強い心をみっちり鍛えられてきたのでした。格闘技にいたっては、インドネシアまで行って修行を受けるほど本格的。狙撃の腕前も半端なく、何百メートル先のターゲットもはずしません。

そうした2つの特殊技能?を生かし、クリスチャンはマフィアたちの裏帳簿を操って大金を生み出し、必要とあらば殺しにも手を出すという、もうひとつの顔を持っていたのでした。ある時、シカゴのロボット会社から会計監査の依頼を受けた彼は、15年分の帳簿を一晩で洗い、問題点を見つけますが、なぜか突然解雇され、命を狙われることに...。

荒唐無稽といってしまえばそれまでですが、おもしろかった! 少々無理やりなこじつけもありますが、パラレルに展開するいくつもの話がひとつにつながる結末にすっきりしました。ダーティヒーローと思いきや、タイガーマスク的な一面?もあり、最後はほっこりさせられました。

アメリカ映画では、所有する車がその人のキャラクターを表わしていることがあって興味深い。例えば「リンカーン弁護士」では主人公がリンカーン・コンチネンタルを仕事場として使っていましたが、本作ではクリスチャンが、エアストリーム社のキャンピングトレイラー(34' PanAmerica)を移動用住宅兼倉庫として使っていたのが印象的でした。

ひとつの町で仕事を片付けると、エアストリームで次の町へと移動して...アメリカの大地を風来坊のようにさすらうクリスチャンが、現代のアウトローのように感じました。

【関連記事】 クリスチャンが作る”3”の朝食(2017-03-16)

『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント (4)   トラックバック (4)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 伊豆・河津町の河津桜 | トップ | つるとんたんのモダンうどん »
最近の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (ここなつ)
2017-02-22 12:57:50
こんにちは。弊ブログにご訪問&コメントをいただきありがとうございました。
そうそう、そうですよね!無理やりなこじつけ感…でも確かにこの無理やりな感じが面白かったのも事実です。
そして、クリスチャンが現代のアウトローというご感想もうなづけます。これが「数字に強い」のはこれまた最強だ!!
☆ ここなつさま ☆ (セレンディピティ)
2017-02-22 17:42:30
こんにちは。
ザ・コンサルタント、おもしろかったです~☆
たしかにこじつけ感はありましたが^^
あれだけいろいろなお話を盛り込みつつ、
最後にきちんとつじつまを合わせたのは、さすが!とうならされました。
疑問に思っていたことが解決して、すっきりしました。

クリスチャン、今までのシリーズものにない個性的なキャラクターで
数字好きなところもなかなか気に入りました。^^
数字 (ヌマンタ)
2017-02-22 18:53:38
仕事柄、不正経理や粉飾決算に出くわすことは珍しくないのですが、経営者自らがやらかす不正は見つけ出すのが難しいです。
ただ、複式簿記のルールに則っている限り、必ず不正は見つかります。
高機能障害者には、たしかに数字に異常に強い人がいます。でも、日本だと算盤の有段者がいます。私が部長を務める税理士会支部の経理部には、珠算検定日本一の経歴のある方や、珠算5段という異能の方がいます。電卓打たずに集計する能力は凄いと思います。算盤はアナクロかもしれませんが、侮れないですよ。
しかし、まァ、こんな会計士はいませんね。その点は断言できますが、この映画が面白かったのは確かです。
☆ ヌマンタさま ☆ (セレンディピティ)
2017-02-23 09:20:54
おはようございます。
ヌマンタさんはお仕事柄、いろいろ突っ込みどころがあったでしょうね。^^
社長自ら財布を握っている小さな会社ならいざ知らず
あれだけ大きな会社で経営者の不正を部下(経理部員)が気がつかないと思ったのかしら?
と少々疑問でしたが、まあ映画ですものね。^^

私も小学生の頃に算盤をやってましたが、電卓が信用できず
自分で計算し直す、という変な子どもでした。^^
算盤はたしかに数の感覚や、計算力がつきますね。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

4 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
『ザ・コンサルタント』 (京の昼寝~♪)
□作品オフィシャルサイト 「ザ・コンサルタント」□監督 ギャビン・オコナー□脚本 ビル・ドゥビューク□キャスト ベン・アフレック、アナ・ケンドリック、J・K・シモンズ......
「ザ・コンサルタント」 (ここなつ映画レビュー)
面白かった。期せずして自閉症繋がりの作品を連続して鑑賞することになったのだが(直近の鑑賞作品は「僕と世界の方程式」)、どちらも数字に天才的な能力を発揮する自閉症という......
ザ・コンサルタント ★★★★ (パピとママ映画のblog)
ベン・アフレックが天才的な会計士にして凄腕の殺し屋という異色のアンチ・ヒーローを演じるクライム・サスペンス。共演はアナ・ケンドリック、J・K・シモンズ。監督は「プライ......
ザ・コンサルタント (試写会) (風に吹かれて)
仲間の女性は... 公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/consultant-movie1月21日公開 監督: ギャヴィン・オコナー  「ジェーン」 田舎町で小さな会