★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

胡蝶館

2005-06-28 07:54:04 | Weblog

胡蝶館(Butterfly Conservatory)はナイアガラ公園にある植物園の中にあります。
植物園はもともとが庭師を養成する目的で1936年に始められた園芸学校なのですが、数年前『植物園』と改名されました。理由は学校と聞くと通り過ぎてしまう人々が多いからなのだそうで、実際植物園に改名されてから入場者が増えたとか。植物園自体は入場無料(胡蝶館は有料)です。

学生たちの暮らす寮遠景


学校は年に12人から15人の生徒を迎え入れ、常時45人くらいが勉強しています。ここでの勉強は教室の中とは限っていません。実際に土をいじり植物と親しんで学んでいくのです。頭が良いだけでは入れない学校と私は良く説明していますが、他の学校が夏休みでも休んでいては植物が死んでしまいますから、健康な体でなければ「勉強」も続きません。
今回は3人の交換学生にも会えました。3人とも心身ともに健全な明るい礼儀正しい若者達です。

植物園の広さは40ヘクタールあり、訪問者は薔薇園、樹木園、ハーブ園、野菜畑、ロックガーデン等々を楽しめます。胡蝶館は1996年に出来た全館ガラス張りの建て物で、色とりどりの蝶が2000匹あまり自由に飛び交っています。



今回のツアーは造園関係の人々のグループで、ヴォランティァとしてその方面に関っている人も多いと聞きました。このツアーを企画したのがリーダーの辻本さんで、彼女はこの園芸学校最初の日本からの交換学生だった人です。現在は淡路市にある兵庫県立『奇跡の星の植物館』をユニークなアイデアで運営しています。
同行の可児さんは多治見市にあるギャラリーオー工房の事務局長をしています。とても若い人ですが、豊かな経験を生かして頑張ってお出でのようでした。他の皆さんも明るく楽しい人達で、久しぶりのツアーを楽しみました。
ただし、暑さはこれまでの最高、体感気温が38℃でしたから、チョッとバテ気味です。湿度が日本程ではないと言われても『ホントー?』と疑ってしまいます。

このツアーにつけてもらったお陰で、先日の花の名前も判ったし私としてはとっても幸運でした。ペンステーモンは憶えにくい名前なので、「筆(ペン)捨て者(モン)」と憶えることにしました。エスペラントにすれば Penstemono『ペン捨てモーノ』ですからね。
ペンを捨ててワープロで。。。です。

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