近藤史恵作「タルト・タタンの夢」を読みました。「タルト・タタン」とはリンゴを使ったお菓子のことでアップルパイと似ています。本の内容は、カウンター7席、テーブル5つの小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」で繰り広げられるお話です。お客さんのちょっとした言葉やお話からシェフが推理して、その裏に隠れているドラマを引き出していきます。当然お客さんはいろんな方が来店されるので、ドラマも多種多様。そのドラマを引き出した後のおススメのフランス料理やホットワイン「ヴァン・ショー」が絶妙の味や香りを放って、読み手にも伝わってきます。ちょっとした言葉に奥深いドラマが隠れているのにも驚きます。その言葉を深く掘り下げるシェフは素晴らしいなと思いました。もっと日常の何気ない言葉をしっかり聞かないといけないと今更ながら実感しました。昨日タルト・タタンを食べる機会にめぐり会いました。リンゴとカラメルソースが良くあって甘酸っぱくて美味しかったです。さらっと読めてホットな気持ちにさせてくれる本でした。
お気に入り度:★★★★★ 図書館資料 請求番号:913/コン
今仕事終えました。雨が降り出しそうな空です。
「りんごのタタン」を写真で知ったのはごくごく最近でした。
どんなものか実物を買い求めましたが、勝手なイメージとは違いました。
機会がありましたら違うお店のものも食したいです。
たっぷりとありますよね。
本を読んでいるときはアップルパイのことをフランス語で
言ってるのだと思っていました。
アップルパイとは作り方も違うようですね。
リンゴは酸味が一番だと思っているので
レモンが利いたタルトタタンは私好みです。
お店によって形も味も様々ですね。
私も違うお店のものを食べてみたいです《《《《♪♪(*´▽`*)ノ゛うふふ~