この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

久しぶりに面白い漫画だと思った田辺イエロウ著『BIRDMEN 』。

2013-11-27 21:42:19 | 漫画・アニメ
 『バスタード』、『ギャラリー・フェイク』、『封神演義』、『天使な小生意気』、『無限の住人』etc、これらは「部屋が狭いから」という理由でブックオフに二束三文で叩き売った漫画です。今考えると勿体ないことしたな~と思わないでもないですが(何しろ全部初版でしたしね)、売ったときは「部屋が狭いんだから仕方ない!」と思って売りました。
 
 そんなわけでなるべく漫画は買わないようにしています。よっぽど気に入った奴じゃないとね。
 で、久しぶりに「これは面白い!」と思える漫画と出会いました。それが田辺イエロウ著『BIRDMEN』です。


 自分の居場所を見いだせないでいる主人公烏丸英司(十四才)。彼はバスの転落事故で瀕死の重傷を負うが、その際、翼を持つ謎の男《BIRDMEN》と契約を結ぶことによって九死に一生を得る。同じく契約を結んだ仲間たちと共に《BIRDMEN》を探す英司だったが…。果たして黒き翼は彼に何を求めるのか?

 いや、本当に面白いんですよ。
 まだ一巻しか出てないんでこの先ストーリーがどう転ぶか、まったくわからないんですけど、英司の心の声を読むだけで笑えるんですよ。

 例えば、《BIRDMEN》を呼び出すべく、高層マンションの屋上で英司たち四人は手を繋いで円陣を作るんですけど、その際、唯一の女性キャラであるつばめと真反対に位置した英司が、「なんで俺だけ野郎とばかり手をつなぐハメになってんの?」とぼやいたり、、、むぅ、言葉にするとそんなにおかしくないな。でもこのシーンはすごく笑っちゃいましたけどね。

 すっごく面白い『BIRDMEN』ではあるのですが、唯一の欠点は週刊誌連載であるにもかかわらず、月一連載だってことでしょうか。じゃあ、フツーに月刊誌に連載すればいいじゃん!って思っちゃいますが、編集部は編集部で何か考えがあるのでしょうね。

 まぁ月一連載でもいいです。このままきちんと連載が続いて欲しいですね。
 どっかの某人気漫画のように、人気に胡坐を掻いて掲載が一年に一度とかいうことにならなければ、、、わかんないですけどね。笑。

 
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