この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

思いっ切り最高だった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。

2015-06-12 23:06:40 | 新作映画
 ジョージ・ミラー監督、トム・ハーディ主演、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、6/11、イオンシネマ筑紫野の試写会にて鑑賞。2015年22本目。


 『マッドマックス』の第一作目についての記事を書いた翌日、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の試写会に行きました。
 なぜ記事ではそのことが触れられていないかというと、記事を書いた時点では試写会に行けないだろうなぁと思っていたからです。
 試写会に行くためには普段より早く会社を切り上げなければならず、近頃はいろいろあって、それが出来そうになかったのです。
 が、試写会当日、何とか早めに抜け出すことに成功、無事試写会に行くことが出来ました。
 
 記事にも書きましたが、第一作目はぶっちゃけどこが面白いのかよくわかりませんでした。
 なので最新作である『マッドマックス 怒りのデス・ロード」も面白くないのではないかと若干心配だったのですが、幸いそれは杞憂でした。最高に面白かったです。

 この『マッドマックス 怒りのデス・ロード』はジャンルでいえばアクション映画なので、ストーリーはごくシンプルと言ってよいのですが、感心したのは人間ドラマとして非常によく出来ている点です。
 マックスが逃亡を手助けする、イモータン・ジョーの5人の妾たち、彼女たちにもきちんと一人一人性格付けがされているんですよね。ジョーの元から逃げたことを後悔するもの、積極的に戦いに参加するもの、自らの態度を決めきれぬもの、などなど。
 最初彼女たちが登場した時は単に映画に華を飾るだけの存在にすぎないのだろうと思っていたのですが、それは大きな間違いでした。
 登場時の印象と大きく異なる活躍を見せたのは女たちだけでなく、ジョーの配下だったニュークスという男は最初はただの雑魚キャラなのかと思っていたのですが、中盤以降マックスたちの仲間となります。彼にもちゃんと見せ場が用意されていて、泣けました。

 登場人物の早くにまで見せ場が用意されているので、その割を食い、主人公のマックスが若干影が薄いのですが、最後の最後に見せてくれるんですよ。
 彼の選択はあまりにもカッコよくて、さすがは主人公だと思いましたね。

 アクション映画なのに人間ドラマもよく書けていて、本当に言うことはありません。
 試写会に行く前は試写会で観たならもう前売り券は誰か人にあげてもいいかなと思っていたのですが、一般公開されたらもう一回観に行こうと思っています。


 お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
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